気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

かわいがられるうちが花

2012-07-06 22:09:58 | Weblog
ここのところの水泳の授業。

老体に鞭打って、アラフィフのおばさん先生も、水着になりサポートをする。

紅一点のA子さんにマンツーマンだ。

彼女は、三年生。

発語がない。

それが障害。

こちらの言うことは、分かるらしい。

言うことを、何べんも、言うと、真似をしてたどたどしく話す。

時折、でかい声で、その場に合わない意味不明なことを言う。

突然、「楽しいねええ。」とか・・・。

女同士で私が彼女の体を支えて、ビート板で脚を伸ばして浮く練習をしている。

もう二回目なので、彼女も、私が支えると、自分で脚をプールの床から離して浮こうとする。

今日は、お腹を支えなくてもビート板だけ持って、浮くことができた。

彼女は、言われたことはやる。

バスタオルで体をふくのも、手伝うが、女の子特有のプニョプニョした肌で、

お人形のようだ。

まだ三年生なので、かわいいと思われるが、高学年になったら、さすがに、

同じことをしていたら、こっちが腰を抜かしてしまうし、きっと、その頃には、胸も出てくるだろう。

年齢相応になったとき、もう、体が小さくなくてかわいいと思われなくなったときのことを想像すると

なんだか、怖い気がした。

摂食障害で、大人になることを拒否する女子もいる。

小さくて、かわいらしいだけの存在が、成長して、もうかわいいと思われなくなったとき、

果たして、お人形さんではなく、ちゃんと、自分の意思で行動することができるようになっているか?


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