早稲田大学A教授はドックで便潜血反応陽性でがんの存在が否定できないとのことで大腸の内視鏡検査を受け、それについて「何もないのにオレの腹はかきまわされたのか」と発言している。ドックで異常が疑われても精密検査を受ける気がないのであれば最初からドックを受ける必要はない。更に、精密検査を勧められたときに何故拒否しなかったのか?精密検査の説明に納得して検査を受け、異常がなかったわけでむしろ喜ぶべきなのにドック批判に回るのはおかしい。教授に大腸がんがあったらこう批判的なことは言えないだろう。
学会は以下の如くコメントしている(一部改変)。便潜血反応は 大腸がん検診で、ドックでは陽性者の 0.4%に大腸がんが発見されます。大腸内視鏡検査の目的を十分に理解していないと考えます。 なお、病気のなかった受診者に対する対応については、本学会としても取り組む必要性があると考えます。この記事によってがん検診、人間ドックの受診者の減少が危惧されること、この記 事により国民の健康増進が損なわれることが危惧されます。
学会はあくまで低姿勢である。こんな記事で人間ドックの受診者の減少したり、国民の健康増進が損なわれることなどはない。教授は本当にこのように発言したのだろうか。
新潟大学医学部O教授は「肺がん検診を受けると寿命が短くなる」、「検診信仰、日本人だけ」、「目的もなく検査を行っても無意味」、「スウェーデンは、治療よりも生活習慣病などの予防医学に力を入れている」、「人間ドックの検査で特に問題視されるのは、レントゲン検査。食道や胃の場合被曝線量は通常のがん検診の 4~5 倍で毎年ドックを受けている人たちは二次がんになりやすく、そのことが人間ドックで見つかるがんの割合をさらに押し上げてしまう」 と発言している(一部改変)。
これに対して学会は以下の如くコメントしている(一部改変、省略)。胸部 X線と喀痰細胞診は肺がん検診として位置付けられ、推奨されていますので、この記事は国民に誤解を招きます。また、人間ドックで発見されたがん症例の予後は良好です。「検診信仰、日本人だけが信じるウソ」について、この内容は学会としては容認できません。人間ドック受診者数約 300 万人は 40 ~75 歳人口 5,600 万人の6%でこの数値で「検診信仰」と断じることは出来ません。「目的もなく」についても本学会として容認できません。人間ドックは、わが国 の死因第 1位 のがんの早期発見、第 2 位、第 3 位の心疾患、 脳血管疾患の罹患率・死亡率の減少を、さらに、生活習慣病の発症予防指導を目的としています。人間ドックでがん発見率が高いのはその精度が高いためと考えています。
学会はあくまで低姿勢である。どうでも良いようなコメントに実に真摯に対応している。「O教授のご意見は事実と異なる」の一言で十分である。私はO教授が本当にこのように述べたのか疑っている。取材した側、記述した側の問題でないか、と思う。
学会は以下の如くコメントしている(一部改変)。便潜血反応は 大腸がん検診で、ドックでは陽性者の 0.4%に大腸がんが発見されます。大腸内視鏡検査の目的を十分に理解していないと考えます。 なお、病気のなかった受診者に対する対応については、本学会としても取り組む必要性があると考えます。この記事によってがん検診、人間ドックの受診者の減少が危惧されること、この記 事により国民の健康増進が損なわれることが危惧されます。
学会はあくまで低姿勢である。こんな記事で人間ドックの受診者の減少したり、国民の健康増進が損なわれることなどはない。教授は本当にこのように発言したのだろうか。
新潟大学医学部O教授は「肺がん検診を受けると寿命が短くなる」、「検診信仰、日本人だけ」、「目的もなく検査を行っても無意味」、「スウェーデンは、治療よりも生活習慣病などの予防医学に力を入れている」、「人間ドックの検査で特に問題視されるのは、レントゲン検査。食道や胃の場合被曝線量は通常のがん検診の 4~5 倍で毎年ドックを受けている人たちは二次がんになりやすく、そのことが人間ドックで見つかるがんの割合をさらに押し上げてしまう」 と発言している(一部改変)。
これに対して学会は以下の如くコメントしている(一部改変、省略)。胸部 X線と喀痰細胞診は肺がん検診として位置付けられ、推奨されていますので、この記事は国民に誤解を招きます。また、人間ドックで発見されたがん症例の予後は良好です。「検診信仰、日本人だけが信じるウソ」について、この内容は学会としては容認できません。人間ドック受診者数約 300 万人は 40 ~75 歳人口 5,600 万人の6%でこの数値で「検診信仰」と断じることは出来ません。「目的もなく」についても本学会として容認できません。人間ドックは、わが国 の死因第 1位 のがんの早期発見、第 2 位、第 3 位の心疾患、 脳血管疾患の罹患率・死亡率の減少を、さらに、生活習慣病の発症予防指導を目的としています。人間ドックでがん発見率が高いのはその精度が高いためと考えています。
学会はあくまで低姿勢である。どうでも良いようなコメントに実に真摯に対応している。「O教授のご意見は事実と異なる」の一言で十分である。私はO教授が本当にこのように述べたのか疑っている。取材した側、記述した側の問題でないか、と思う。
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