福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

認知症・ボケ 2015(4):ついにボケた? 12月中旬の経験

2015年03月08日 15時50分03秒 | 医療、医学
 私は自分の脳機能の先々に年齢以上の不安を感じている。
 脳萎縮を指摘され4年、脳梗塞罹患後2年余、今のところ健忘症範囲の記銘力低下はあるが、認知症・ボケを意識する問題を感じていなかった。
 ところが、昨年12月中旬に現実のものとなった。

 ▪️12月16日朝、ここ2週間ほど急性上気道炎・気管支炎様の症状が続き体調不良であったが、何時もの様に1:20起床、倦怠感強度、咳嗽あって辛かったが日常的にデータ整理等の作業を続けた。やや判断力が落ちているような気がした。

 ▪️夜間に降雪があり、除雪が必要であった。いつものごとく時間確認し、5:30から45分かけて除雪、6:47のバスに乗るために家を出た。と、思っていたが、結局、私はその日は1時間間違えて行動を始めていた。
 いつも除雪を始める5時半ですら除雪機の音がご近所に迷惑だろうと考えているが、出勤の時間を考えるとこれ以上遅くはできない。
 それが、この日は何度か時計を見ながら間違いに気付かず、4時半から除雪を開始したことになる。確かに、いつもなら台所付近に電気がついている近所のお宅も真っ暗であった。多分、早すぎる除雪機の音に驚かれた、と思う。

 ▪️私が冬季積雪期に利用するバスは6:47に近所を通過するが、1時間早く5:40-6:10までバス停でじっと待っていた。寒い朝であった。体調不良もあって骨の髄まで冷えた。耐え難くて時間を再確認して、この時点で時間を間違えていたことに気づいた。近所のコンビニにタクシーを呼んで飯川病院に移動した。この骨身にしみた冷えの体験を機会に、私は上下ともアンダーウエアを購入し着用し始めた。

 ▪️この日は中通総合病院外来の担当日であった。いつもの診察室で、いつものコンピューターに向かったが、全体的にいつもと違うような奇妙な違和感があった。前日まで難なく処理できた電子カルテの入力に難渋、頻回にミスタッチ、間違いを生じ、それを修正するのに何度も時間を要した。この間、冷や汗をかきながらあたふたしたが、立ち番の看護師にもこの異常を悟られたくなくて診察室から締め出して一人で操作した。結果的に大きな間違いはなかったが、13:30過ぎまでかかり、その後も薬局からの問い合わせが何度かあった。

 当日は若干頭がぼーっとし、微熱はあったが身体的にはそれほど不快ではなかった。外来主任は外来業務継続が無理でないか??と思ったという。
 
 ▪️14:00から飯川病院の勤務であったが、ほとんど仕事にならず医局で休息。19:00家内の車を運転して帰宅したが、ルートを間違い助手席の家内に確認しながら帰宅した。夕食は摂らず、そのまま就寝した。

 時間感覚、業務、運転を含め1日迷いの中で過ごした。
 
 さいわい翌日からは徐々に快方に向かい、翌日には問題なく元に戻った。
 上記の現象の原因は不明である。専門医にも相談していない。ボケると言うことはこんな状態をいうのか?・・・と自分で納得している。
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