福田の雑記帖

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日韓問題2017(1) 特命全権大使一時帰国1カ月

2017年02月18日 17時03分22秒 | 政治・経済 国際関係
 安全保障や経済、環境など広い分野で課題を共有する韓国から、特命全権大使が一時帰国して1カ月経過した。

 この事態の発端が韓国側にあったのは明らか。韓国は国政が混乱に陥っているが、日本側はその混乱に乗じて行動を起こしているわけではない。韓国政府の無責任な振るまいが、今日の対立を招いた。

 今こそ、我が国が日韓問題に一定の意思表示するいい機会と思う。私は安倍総理の決断を支持する。大使を安易に戻してはならない、と思う。

 大使の一時帰国は韓国の市民団体が昨年末、釜山の日本総領事館付近に慰安婦像を設置したことへの対抗措置としてであるが、そんな些少な問題ではない。一昨年12月の慰安婦問題への合意を踏みにじる行為が一年以上も続いていることに対しての怒りである。
 いや、それ以上に1965年に調印された日韓基本条約を踏みにじってきた、長い間の韓国政府の姿勢に対する怒りと見ていい。

 慰安婦問題は2015年12月に日本側の多大な譲歩によって、非可逆的に解決した。だから、慰安婦問題はもう国内問題である。その韓国政府の対応の不甲斐なさに日本側が強く抗議したのは当然である。
 大使の一時帰国は韓国世論の反発を強め、結果として像の撤去が一層困難になった。これは止むを得ない。今までは我が国の姿勢が軟弱で事なかれ主義的であった。

 韓国の野党では、駐日大使の帰国を求めるなどの発言も出ている、と言う。これもいい機会と捉えるべきである。

 日韓は共通の懸案事項として北朝鮮のミサイル問題がある。両国の関係全般を後退させるか否かの判断は全て韓国側が握っている、と言っていい。
 韓国の政治家は国際常識に欠ける??プロ意識が乏しい??ようだ。さらに韓国の政権は国を掌握していない。また司法も同様、中立的真実よりを世論に迎合した判断をしている。韓国はそんな国である。

 日本側はもっと時間をかけて冷静に事態の解決を進めるときだ。
 いい機会がおとづれている、と思う。
コメント
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