タイの昆虫は面白い

ウドンタニへ６年間住んで、これは変わっているなあと思った虫達を紹介しよう。

象の鼻ような突起があり姿はセミに似ている。セミと同じで樹液を吸い、マンゴーの木で見つけた。最初に見たときに、これは有り得ないと思った。この突起は何の為にあるのだろう？カブトムシと樹液の取り合いをして、あの突起で戦うのだろうか？とても不思議な形をした虫だ。

角が武士の兜のようでグリーンメタリックな姿は非常に格好が良い。カブトムシという名前はこっちへつけてやりたいくらいだ。残念ながら大きさが小指の先ほどしかなく、しかも餌は動物の新鮮な糞。糞虫なのだ。飼いたいと思ったが、田舎で牛の糞の入手が簡単でも、毎日糞をいじるのは少し考える。日本ではマニアが餌の動物の糞を冷蔵庫へ保管しながら飼うそうだ。

最初に見つけた時は、誰がこんな所へ鈴をつけたのかと思った。蝶の蛹だと思うが、全体が金色で大変美しい。こんな蛹だと目立って困らないのだろうか？子供が学校へ持って行ったので、蝶の姿を見られなかったのが残念だった。


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