ＴＯＴよ ２

ＴＯＴよの続き
あれから雨が降ったら即切断。やはり修理してない。妻はＴＯＴのコールセンターへ電話を入れて苦情。オペーレーターは３回目の申告なのを確認して、明日には必ずと言うが、やはり来ない。
仕方が無いのでＴＯＴの窓口へ出向いた。敷地へ入ってすぐに故障受付部門があるので事情を話すと、修理部門の担当者へ電話を繋いでくれた。妻が何で修理へ来ないと問うと、タイお馴染みのマイルームアンカン（私も同じく知らない）だ。妻は貴方はＴＯＴ社員、私は顧客だ。マイムアンカン（同じじゃない）と言うと、相手は逆切れが始まったようで、自分で修理しろだの、文句を言うなら修理へ行かない等言ったそうだ。妻は修理部門の担当者へ、貴方が修理に来る必要は無いと伝え、もっとまともな修理担当者を派遣するよう貴方の上司と話すと伝えたら慌てたようで、修理に行きますと言って電話を切ったそうだ。
腹を立てた妻は、受付部門の担当者へ電話を繋いだ修理部門の電話番号と担当者の名前を紙にメモさせ、総合窓口があるビルへ直行。インターネットサービスの受付部門へ行き、苦情があるので責任者と話がしたいと係員へ伝えると、ソファーへ案内されしばらく待った後に、管理者らしき男性が登場。
丁寧なワイ（タイ式の手を合わせた挨拶）の後に、柔らかい物腰で微笑んでお客様どうされました？と始まり、妻の言い分を最後まで聞いたら、従業員の非礼を詫びて自分の事務室へ入り関連部門へ連絡。自分の名前と電話番号を書いたメモを妻へ渡して、すぐに修理するよう手配しましたが、もし１４時までに作業員が伺いませんでしたら私へ電話下さいと言われた。私も過去に仕事で苦情対応の経験があるが、完璧な対応だと思う。妻の機嫌も直って、それではお願いしますと言って帰った。
帰宅してすぐに修理担当者が到着。雨が降るとデータリンクが瞬断するのに、まず屋内から調べさせてくれという。意味が無いので断わって、外壁にある保安器で作業してもらう。測定器は充電されてなく、電源コードも短いのに延長コードも持参してないお粗末さ。うちのを貸してやった。測定器を取り付けたまま昼食へ行き、帰ってきたら測定器を外して点検へ行くと言うので、電話線を切断して繋ぎ直した部分を再度繋ぎ直したかと尋ねると、やりましたと言う。嘘だと直感した私は、何の問題があったかと尋ねるがゴニョゴニョ言って逃げるように車へ乗ってしまった。すぐに切断場所の前の家へ行って外で作業していた息子さんへ尋ねると、ＴＯＴの車は停まったが電話線へ上がってないと言う。やはり嘘だった。それから私は子供を迎えに出掛けたが、妻の話しではもう一度家へ来て測定し、それっきりだと言う。夕方６時頃にＴＯＴから電話が入り、息子が出たのだが電話は使えますかと言うので、使えますと答えたそうだ。雨が降らないと故障しないので間違いではないが、これで修理完了扱いだろう。

木の伐採で電話線が切断されたのは、約１００ｍで６箇所ある。この修理が終った後にデータリンクの瞬断が始まったので、怪しいのはそこらである。接触不良もしくは電灯線の漏電の可能性がある。それはＴＯＴの修理担当者も知っているのに、１つも電話線へ上がって確認せず、測定器を持ってウロウロするばかり。私の想像では修理マニュアル通りに作業しているのだろうが、ピントが大きく外れている。接続し直すのが面倒で逃げているのかも知れない。やり直しを嫌う人が多いのだ。直ってないので、またＴＯＴの管理者へ話しに行くしかないのだろうが、完了まで時間が掛かりそうだ。妻はＡＤＳＬも使わない固定電話も解約して、全てモバイル接続へ替えると言っているが、私はもう少しお付き合いして良いだろうと思う。＜つづく＞


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