Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

斑入り狂騒曲

2022年01月29日 22時01分00秒 | タイでの生活
最近ようやく収まったが、昨年のタイは斑入り植物が大流行。
かなり高額で取引され、妻のお客さんの園芸店主は、持っていた斑入りバナナを売って家を建ててしまった。

↑斑入りアロエ
本当に珍しく価値の有る植物が高額で取引されるのは良いのだが、流行りとなると便乗商法が横行して珍しくも無い物まで値上がりし、流行りに乗った人が高値で買ってしまうのはよくある話。
ネットで検索すると、この前まで数十バーツで売っていた植物へ、十倍どころか数十倍の値段がついていたりして大笑い。
斑入り植物は確かに珍しいが、組織培養(クローンコピー)されたり株分けが簡単だったりで、大量に流通している物もある。

妻は胞子を蒔いて大量にシダを育てているが、年に数株は突然変異で斑入りの葉になる物もあり、植替えの時に見つけては分けて育てている。

妻が「私の斑入りタニワタリ(シダの一種)は本当に珍しいのに、誰か百万バーツでかわないかな?」と言って溜息をしているので、「宝物みたいに育てているのに売りたいの?」と尋ねると、「百万バーツは無理でも3万バーツなら売っても良い」と言うので、「お前何か欲しい物でもあるの?」と聴くと「新しいスマホ♥」だそうだ。w
スマホをiPhoneに買い替えて、綺麗な写真で売上アップを狙っているのかも知れないが、価値の高い株を組織培養して増やせば新商品の出来上がり。
今まで斑入りが見つかっても、しばらく育てると新しい葉へ斑が入らなくなったり、草姿が今ひとつだったりでパッとしなかったそうだが、今回のは葉が丸くて大きく、次々と斑入りの葉が出ており、かなりの有望株らしい。
もう少し大きく育てて美しいなら、商品化出来ると面白いだろう。
コメント (2)