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3番目の秘密

2017年06月03日 00時00分00秒 | タイで子育て
先ずお話ししたいのは今日の記事がフィクション(作り話)ってこと。私の妄想を書き殴るので、そのつもりで読んで欲しい。

このブログはタイの中学受験がテーマの一つで、受験戦争は親の情報戦であるとして模試の秘密について書いてきた。
今日は3番目の秘密である入学の「仕組み」についてだ。過去の記事と重複する内容もあるが、まとめとして書いてみたい。

最初は幼稚園の入学から。幼稚園は子供が小さいので自宅から近い学校へ入れて、小学校から人気校へ入れようと思う方は多いだろう。私も娘の時にやってしまったのだが、人気校へ入り易いのはナーセリー(保育園)やアヌバン1(幼稚園年少組)へ入る時だけで、小1から入るのは大変困難。自宅から遠かろうが、さっさと人気校へ入れてしまうのが正解だろう。

タイでは飛び級(実際の年齢より上の学年へ入る)もあるが、受け入れる学校と受け入れない学校がある。ウドンタニの人気校だとA校とD校が受け入れず、S校だと入園後にしばらく様子を見てナーセリー(保育園)とアヌバン1(幼稚園年少組)へ振り分けるらしい。授業へついて行けなければ落第する。飛び級している子供を飛び級不可の小学校へ転校させる時は、小1では受け入れてくれないので小2以降に転校させるそうだ。

人気校への転校はコネがないと相手にされない事もある。友達の友達でも良いので入りたい学校の先生を捕まえてコネにするようだ。人気校への転校は学校への寄付を求められる事もあるので、そのつもりで。地方でも人気校だと10万バーツという話を耳にした事もある。バンコクの有名校は百万バーツって話もどこかで読んだ記憶が・・?コネにした先生への謝礼も必要だったり、不要だったりだそうだ。

人気校で入学者の選抜に入試やくじ引きのある学校へ必ず入る方法は存在するらしい。①その学校へ勤務する先生の親族枠 ②有力者の紹介 ③寄付入学前払い ④寄付入学後払い の順で入り易いという噂を聞いたことが有る。親族枠は親族でなくても「親戚」と先生に言って貰えば問題ないとか。日本なら裏口入学と言われそうだが、息子が中学入試の時は入試要項へ寄付をした者や公務員の子供は入学させますと書いてあったそうだ。寄付金は校舎等の設備更改の大きな原資になるし、公務員の子供を入れるのは公立の人気校だと元々公務員の子供を学ばせるために作られたという経緯があるからかも?

入試のある人気校でも2年生以降の編入には入試はないそうで、2年生以降に数十人編入してくる学校も有るそうだ。

公立中学の試験日は統一してあり、志望校へ落ちると私立中もしくは小学校などへ併設されたマタヨム(中高一貫)でない中学へ入る仕組みだが、定員割れの学校の2回めの入試や、下位校への寄付による入学の道があるらしい。

最後になったが入試の範囲について。名門校や人気校の特別コース(ギフテッド)は、出題範囲が中学入試で中3まで、高校入試は高3までくらいらしい。算数では小学生相手に数列なんかを出題して来るし、理科では物理の滑車やオームの法則くらいが出るのは普通。学年相応の教科書レベルでは解けないので、学校より先行して学習しなければならない。
娘は今年小6だが、ウドンタニ県域でトップレベルの子供達は娘と同じ塾から姿を消してしまった。高3の息子の話では、息子が通う高校生向けの数学塾へ小学生が数人行っているらしい。うちの娘はスタートが遅くて中学受験の塾は止められないので、自宅で中学の数学の問題集を解かせている。今は中3の前期で一次方程式のグラフをやっている。7月で中3終了を狙っているが???終わったら中3O-NET(全国統一試験)対策問題集で基礎を鍛え、チュラ出版の中学数学問題集で応用問題をやるつもり。UP校1組(理数ギフテッド)狙いだが、さてどうなるやら?

私の脳内妄想話はいかがだっただろうか?全くのフィクションだが、これから入試の子供を持たれる方は頭の隅へ入れておいて欲しい。

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