Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

「絶対に損をしない」という強い意志を感じる。

2016年09月09日 22時17分56秒 | タイでの生活
本文は下へありますが、
いきなり汚い話も出ますので、ご注意を!









良いですか?







8月の中旬から週末になると下痢をする私や子供達。発熱や嘔吐や腹痛はなく、固い便の奥に下痢が有り、水状便が何度か出れば終わるような下痢。強烈な臭いもない。最初は何が原因か判らなかったのだが、数回繰り返す内に判って来た。
毎週末は娘の塾が有り、息子がやっていたのと同様に朝に塾の開門と同時に行って最前列の席取りをするので、土曜の朝は行く途中の市場の露店で鶏の唐揚げと蒸したもち米を買っていた。周囲の店と比べても見た目が衛生的だし、蒸したもち米に臭いも無いので安心して食べており、その店が出て半年くらいだが、今までは何も問題がなかった。しかしながらその店で食べてない妻が無事で、私と子供達がそこで食べては下痢を繰り返すので、間違いないだろう。朝だけ出店されているが、8月の中旬頃から朝に雨が降る日が増えたので、前日の売れ残りを揚げ直して売ったりで傷んでいたのだろうと思う。その市場では以前も人気の焼き鳥と唐揚げの店があったが、そこも食中毒を出して誰も買わなくなり閉店。唐揚げ好きな私は、次の店が出来て喜んでいたが、もう買わないだろう。以前「昼のお楽しみ」で紹介したアイス屋さんも同様で、食中毒を出してしまい、誰も買わないので廃業してしまった。衛生観念に問題があるのだろうが、多くは古い材料でも絶対に捨てないで使ってしまうのが原因。見ていると捨てるという選択肢は無いらしい。古い材料を捨てて目先の損でも、食中毒で廃業や移転するより良いと思うのだが・・。外出時のちょっとした食事はコンビニのパン。自己防衛するならこうするしかない。こうやって顧客はコンビニへ奪われていく。
さて、次はスーパーやコンビニの話。タイへ住んで居られる皆さんは、釣り銭が足りない経験があるだろう。計算間違いなら許せるのだが、中には意図してお釣りを渡さないのも居る。札を抜いて渡すのも私は経験したが、今日話したいのは1バーツ未満の釣り銭が足りない話。タイの通貨はバーツだが、その下にサタンがあり、100サタンが1バーツ。コインは25サタンと50サタンがある。スーパーやコンビニを出店しているテスコ・ロータスは50サタン単位で値付けがしてあり、セブン-イレブンは1バーツ単位の値付けだが、公共料金の支払でサタン単位の支払いがある。そして1バーツ未満の釣り銭が出た時だが、釣り銭が無いと、かなりの割合で黙って渡さない。私は先に計算して待っているので、足りない時は直ぐに言うのだが、堂々と釣り銭がないと言われる。釣り銭が無ければ「ごめんなさい」くらい言ってくれればこのくらい許すのだが、1バーツ未満は黙って切り捨て、指摘されれば釣り銭が無いと開き直られると、小さなお金だがカチンと来るので、「じゃあ1バーツ返して!」とやると、「それは出来ない」と言う。「お前が俺に渡せないのに、なぜ俺がお前にやらなきゃならない?」と言うと、しぶしぶ1バーツよこしたり、事務所から釣り銭を探して来たり。自分が損しなければ何をやっても良いって感じだ。こんな細かい事を言うタイ人は滅多に居ないだろうが、我が家では妻も私と同じように言うので、よく出入りする集落のコンビニは気をつけているようだ。
最後に、一番驚いたのが某大手スーパー。車で使うFMトランスミッタを購入し、初期不良なので交換してもらい、ついでに買う物があったのでカー用品売り場へ行くと、さっき交換した不良品を、私へ渡した代替え品の外箱へ入れなおして売り場へ並べているのを発見。私が最初に買った不良品も、そうやって返品された物だったかも?そうやって誰かがマイペンライで返品しないのを待っているのだろう。一番手前に陳列してあったり、包装に不自然さが有る商品は買わないようにしているし、支那の通販が送料を入れても安いので、急がなければそこで買うようにした。そう言えば、同じスーパーで何年も前に見たのだが、開店直後に入った時に、寿司コーナーのパック寿司の外包装をラップしなおしていた。これで加工年月日が更新される。中身の寿司は保存料たっぷりで腐らないのだろうが、加工年月日の更新は顧客を裏切る行為だ。ラップが2重の加工食品は特に注意したい。私はそのスーパーで加工した食品は買わないようにした。そしてこれは先日のこと。またまた同じスーパーだが、食品保存バッグを買おうとしたら、箱を破って開封した物しか陳列してなかった。サービスカウンターへ持ち込んで、「こんな物は売れないでしょう。破れてないのが欲しいので商品を出してくれ。」と頼んだのだが、残念ながら在庫なしの返事。仕方が無いので別の会社の同等品を買おうかと売り場に戻ったら、さっきの外箱が破れた商品をまた陳列し直している。本当にため息しか出ない。
このように顧客を馬鹿にしたような行為を続けていたら、短期的には損しなくても、長期的には大きな損失になると思うのだが、短期的に「絶対損しない!」という強い意志を感じるのだ。地場の零細店がそうなら仕方ないと諦めるが、外資も入った大手まで同様だと呆れてしまう。善悪より目先の損得を重視するような価値観が、ここでは普遍的なのかと疑ってしまう。
「じゃあお前はどうなのか?」と尋ねられたら、他人は見えても、自分は全く見えない私。損得を気にしても、短期的ではなく長期的に得するようにしたいとは思っているが・・ww。

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