外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

カタール首長来日を記念して4コマ漫画を描いた。

2019-01-31 06:35:20 | 日本における中東

 

カタールのタミーム首長の来日(28~30日)を記念して(というわけでもないが)←違うんかい

4コマ漫画を描いてみたので、見ていただきたい。何度描き直しても本人には全く似なかったが、そしてオチもあまりないのだが、せっかく描いたので、一応載せておく。そもそも中東関係者以外が見ても、「・・・だから何?」ってかんじだろうが。

 

こういうやつ。一昨日の夜、酒の勢いに任せて描き始めたが、自分のあまりの画力のなさに、すっかり酔いが覚めちまったぜ…

 

一コマずつご紹介すると、以下の通り。

 

 

 

 

画力のなさ以前の問題だろう。どうもすんません・・・ホントはこの続きがあるんだが、気力が尽きたのでここでやめといた。

 

 

彼の似顔絵を描くのは案外むつかしいと思う

 

 

カタールといえば、自国を封鎖しているサウジとUAEを破ってサッカーのアジアカップの決勝に進出しましたね。しかも相手の陣地で、応援団も入れないという状況で。

この勢いでぜひ優勝してほしいな・・・

 

(終わり)

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冬の猫たち

2019-01-29 07:25:26 | 

 

今回は、最近近所で見かけた猫たちの写真を載せる。(田代島の猫の写真はどうなったんや)

 

以前の記事(これ)でも取り上げたことのある猫スポットの子猫ちゃん。三つ指ついてる?

 

ちんまり

 

やっぱり左目が見えてなさそう・・・

 

 

別に日には、兄弟猫らしき子と一緒にいた。寒いけれど日が差して、ひなたぼっこ日和だった。私も参加したい(絶対逃げられる)・・・

 

こちらは近所のマンションの駐車場を縄張りにしている猫さん。微妙な表情でひなたぼっこ。

 

服屋さんに入り浸る地域猫さん。このお店の前を通るときは、腰をかがめてこの子を探すのが習慣になっている。

 

別の服屋さんの前で待機するヒト

 

ボケた・・・しかも目つきが悪い。

 

このミケちゃんは最近の私のアイドル。味わい深い模様だ。

L'immagine può contenere: gatto

 

こうしてみると、世界は野良猫に満ちてるような気がしてきた・・・

 

(終わり)

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新大久保のハラールショップ&カフェ「サイードショップ」(Said Shop)

2019-01-21 03:02:16 | グルメ

 

今回は新大久保(正確には大久保)の「サイードショップ・東京店」というカフェ併設のハラールショップを初めて訪れた時の話。

 

「サイードショップ」は福岡でハラールフードの移動販売を行ってきた業者で、東京に進出してお店を開いたのは2018年5月だそうだ。フェイスブックでその存在は知っていたものの、行きにくそうなところだから方向音痴の私はたどり着く前に行き倒れるかもしれないと思い、なかなか行けずにいたのだが、先日グーグルマップが使える友人たちを誘って、連れて行ってもらったのだ。連休で混雑した大通りを避けるため、気の向くままに裏道を歩いたからけっこう迷ったが(当たり前や)、そのおかげで通りかかったアパートのゴミだらけの中庭スペースでじっと座っている猫さんに会えたので、よしとしよう。私たちは新大久保駅から歩いたが、HPによると、最寄りは大江戸線東新宿駅か副都心線西早稲田駅だそうだ。そんな駅あったっけ・・・

 

ようやくハラールショップらしい緑色の看板が見えた。イスラム教と緑色は深く結びついているのだ。

 

 

やっとたどり着いた、やれやれと一息着いていると、お店の前で誰かが手を振っていた。

 

おや~? 誰じゃろう? 

 

近づいてよく見たら、友達の娘さんだった。時々このお店でバイトしているらしい。全然知らなかった。奇遇なような、そうでもないような…

 

というわけで、彼女に迎えられて店内に入った。

 

入って正面右側がカフェコーナーで、左側が商品陳列コーナーになっていた。木製のラックにはデーツ・デーツ製品がずらりと並び、壁に沿って配置された冷凍庫には、ハラールの肉やソーセージ、手作りのノンやサムサ(中央アジアのパン・具入りのパイ)などが整然と収まっていた。全体的にお洒落で清潔感が漂いまくっている。BGMも軽快で音量控えめ。新大久保のハラールショップなのに、このセンスの良さは一体どうしたことか?(偏見) 今までありそうでなかったオシャレ系ハラールショップだ~。誰だか知らないけど、経営してる人、すごい~

 

嬉しがって写真をいっぱい撮ったので、お付き合い下さいませ。

 

デーツ祭りコーナー。 様々な種類のデーツが美しくディスプレーされている。よく見たら、デーツ以外のものもあるな(今気が付いた)

 

デーツシロップやデーツペーストなどもある。デーツシロップはスイーツにも料理にも使えるし、デーツペーストはアンコ代わりに使える。体に良くて美味。

 

 

 冷凍のお肉・加工肉類

 

無添加ソーセージ、体によさそう。普通のソーセージは添加物だらけだから、買うのをためらっちゃう~という人はぜひ。

 

おお、もみじもある。安い。

 

あまり霜がついていない、居心地よさそうに横たわっているお肉たち。

 

並べ方が丁寧で合格。「国産牛肉」のラベルも可愛い。←なぜか姑のように細かくチェックする私。

 

中央アジアの主食の窯焼きパン「ノン」や羊のミンチなどを包んだパイ「サムサ」もある。中国支配下のウイグル自治区で、この「ノン」とそっくりのパンを見かけたことがある。ウイグルでは「ナン」と呼ばれていたが。中央アジアの文化、興味深い。

 

 

 

一通り見学したところで、カフェで一服させてもらうことにした。全員デーツミルクラテを飲み、ブラウニーとサムサをシェアした。夕食前なので、控えめに・・・友達の娘さんが、いつもの素敵な笑顔で丁寧に用意してくれた。

 

ドリンクメニュー 当然酒はない。飲食店で酒以外のものを飲むのは久しぶりだ。健康になっちゃったらどうしよう。

 

フードメニュー 写真がボケてしまって申し訳ない。よく見たら、このお店はコーヒーにも力を入れているようだ。次回飲んでみようかな。

 

デーツミルクラテ(デーツシロップ入りのホットミルク)と羊のミンチ入りサムサ。細かいようだが、ミルクとラテって、意味がダブってて気になる~

 

サムサの中身はこんな具合。ミンチは粗目でスパイスが効いていて、とても美味しかった。皮はやや固め。焼きたてを食べてみたいものだ。

 

デーツブラウニー。私は食べなかったが、美味しかったらしい。

 

他にも色々メニューがあるようなので、次回は別のものを食べてみたい。

 

そんなわけで、初めて訪れたサイードショップはとても良い店だった。(大雑把なまとめ方)

皆様もお近くにお越しの際には、立ち寄ってみて下さいね。

 

(参考)

食べログ

https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13223438/

 

ホームページ(言語選択でアラビア語が選べるが、きっとグーグル先生のお茶目な英語直訳)

https://halal-food.jp/

 

(終わり)

 

 

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2018年10月宮城県田代島への旅~仙台・石巻編~

2019-01-11 18:02:26 | 国内旅行

 

とっくに年が明けてしまったが、去年10月に猫の島として名高い宮城県田代島に妹と行った時の写真がそのままになっていたので、数回に分けて載せようと思う。わずかでも記憶の片隅に残っているうちに、さくさくやって早く終えたいものだ・・・・・・

 

旅行した時期は10月半ば。10月2日にサウジ人ジャーナリストのジャマール・カショギ氏(カショギは英語での発音に基づく表記、アラビア語ではハーショクジー、トルコ語ではカシュックチュと発音)がイスタンブルのサウジ総領事館で消息不明となってから2週間近く経ち、日本のメディアがようやく騒ぎ出した頃だった。そんなわけで私の頭の中では、田代島への猫旅はカショギ氏殺害事件としっかり結びついているのだった。まあ大体普段から中東情勢と猫と酒のことばっかり考えて暮らしているわけだが。(最近はすずめも仲間入り)

 

仙台まで高速バスで出て、仙台駅で妹と合流して早めの夕食をとってから電車で石巻に移動して1泊、翌日石巻市内を少し観光してから、午後にフェリーで田代島に渡った。田代島には2泊し、猫だらけの空間を満喫できて非常に幸せだった。その後は急いで家に戻って仕事に復帰した。ああ田代島、うちの近所にほしいにゃあ~

 

仙台行きの拘束(いや高速、私のPCの文字変換は剣呑)バスの座席。レディースシートが存在するなんて最近まで知らなかった

 

東北地方に足を踏み入れたのはこの時が初めて。仙台駅やその周辺エリアは私の想像をはるかに超えて圧倒的に都会だった。歩いている人たちも東京と同様お洒落な人が多かった。世の中には私の知らないことがいっぱい。

 

仙台に来たからには、やはり牛タンを食べるべきだろうということで、入ったのはこのお店。

 

ビールがサッポロで値段が高くなさそうなお店を選んだ。突き出しのまぐろが新鮮で旨かった。さすが仙台だ(?)

 

牛タン様。脂がのっていて美味しかったが、私にとっては特に食べる必要のない食べ物だという気がした。けっこう高いし

 

 

夕食後、本数の少ない混んだローカル列車に揺られて石巻へ。石巻は仙台よりもずうっとこじんまりしていて、なんとなく安心した。

 

泊ったのは、「コンビニAyersRockホテル石巻」という、普通のマンションを若干改装してホテルにしている感じのところだった。名前の「コンビニ」の部分はまあいいとして、「AyersRock(エアーズロック)」はどういう経緯でくっついたのか謎だ・・と思ったら、経営している企業(株式会社エアーズロックMEISEI)のHPに由来が出ていた。

~社名の由来のような、ハリケーンがこようともびくともしない世界一大きな岩のエアーズロックのように、景気などに左右されることなく聳え立つ、強い企業を目指しております~

 

ホテルの外観(これはHPから拝借した写真)

 

部屋への入り口。部屋番号の札以外は、完璧に普通のマンション

 

内部はホテル

 

翌朝は、チェックアウトしてホテルで荷物を預かってもらい、なんとなく良さげな脇道を選んで適当に歩き回ってから中心地に戻って飲食し、食べ物や飲み物を買い込んだ。田代島には商店が存在しないため、酒や昼食用の食料を調達しておく必要があるとネットから学んだのだ。実際にはランチが食べられるお店もいくつかあったし、ビールを買えるところもあった。でも日本酒やウォッカは持って行って正解。重かったが、致し方ない。

 

このヒト誰だったっけ・・・

 

ここで昼食を取った。イワシの身を練りこんだうどんが売りらしい(参考

 

私が食べたのは普通のうどん、とろろ入り。値段が安かったので、味もそれなり

 

 

食後にちょっとうろうろしてから、古民家を改装したらしいお洒落な一角のあたりでお茶(酒)にした

 

パン屋さんがレストランを併設している。「丁寧な暮らし」系のお店だ

 

自家製サングリアは、自分で作ったような味がした

 

その後、タクシーでフェリー乗り場へ移動。バスは本数が少なすぎて、あまり使えない。移動手段や所要時間、費用等はもはや無意識の領域に沈んでしまったので、他の人のブログを参考にして下さいね。(^▽^)/

 

フェリー乗り場。看板猫がいた。

 

時々姿勢を変えつつ、ずっと寝ていた。さっそく猫に会えてうれしい

 

 

外のベンチで時間をつぶし、フェリーで到着する予定の家族の出迎えに来た男性に震災の時の話を教えてもらったりした。私は2011年の東日本大震災の当時トルコにいて、福島原発事故のことは外国メディアを通じて執拗に追っていたものの、津波の被害やその後の人々の暮らしについてはあまり知らないので、非常に興味深かった。

 

フェリーが到着。中型サイズ

 

カモメがいなかったので、餌付けできず残念だった

 

(続く)

 

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2019年のお正月を実家で迎える

2019-01-05 18:20:14 | 日記

 

新年明けましておめでとうございます! 

と言っても、気が付いたらもう7日・・・今年は去年より頻繁に更新したいと思うが、どうも毎年同じことを言っている気がする。ふっ

 

今年も京都(一応)の実家で正月休みを過ごしたので、その様子を見ていただこうと思ったが、食べ物の写真以外はあまり撮ってないことに気が付いた。しかも枚数が少ない。まあ、ちゃんと撮ってもどうせ毎年同じような写真になるので、いいことにしよう。

 

今年も生協のおせちが買ってあった。伊勢海老なんかも入っていて、けっこう豪華だ。私たちが子供の頃は母が手作りしていたが、年齢的にもう手作りは大変だし、娘たちは手伝ってくれないし(私はきんとんの芋の裏ごしくらいしかやったことがない)、作ってもどうせ余るし・・・というところだろう。買った分も結局持て余すので、来年はおせちなしになるかもしれない。諸行無常・・・

 

うちのお雑煮は白味噌に丸餅。白味噌じゃない雑煮なんて、雑煮じゃない(偏見)。 おせちはなくてもかまわないが、お雑煮はないと寂しい。具は里芋、金時人参、大根が基本で、それに鰤や蛤、牡蠣などを適宜加える。三つ葉と青のりは必須。

 

元旦の晩御飯は鰻だった。2枚分を4人で慎ましく分け合って食べた。年末に百貨店(そごう)で買ったのだが、お店の優しそうなおじ様を相手に「少し負けてくれたりしませんかねえ」と遠慮がちに値切ってみたところ、「値引きはできませんが、僕が責任をもって大きくて美味しそうなものを選んで発送します!」と請け合ってくれたのだった。実際、ふっくらとして美味しい鰻だった。

 

 

正月の間中ずっと実家で食べて飲んで寝てばかりいたわけではなく、一応近所の山寺にご挨拶に行ったり(住職が父親の友人)、妹と奈良を散策したりもした。

 

近所の山寺。以前の記事(これ)でも取り上げたことがある。なんと英文併記。魔が差したのか

 

 

見晴らしがよくて風情のある庭。ここでコンサートをやると、下界に響き渡る

 

 

正月なので、お茶とお菓子、お酒と肴が出された。私はお菓子はパスしたが、こういうのをお店で食べたら高そうだ

 

美味しい日本酒とワインも出してくれた。お寺っていいところだなあ

 

そういえば、かつてシリアのナブク近郊にあるマルムーサ修道院(シリア・カトリック教会)に友達と泊りがけで行ってミサに出席した時、儀式の一環で杯に入ったワインが回され、信者の人たちが一口ずつ飲んでいたのだが、ミサを主宰していたお坊さん(?)が「信者でない方は我々の宗教を尊重して遠慮してください」と言ったので、飲めなかったという思い出がある・・・荒野の中の崖の上という劇的なロケーションの修道院で、食事も宿泊も無料で楽しい時間を過ごさせてもらったのだが、目の前にあるワインが飲めなかったあの悲しみはなかなか忘れられないわ・・・

 

マルムーサ修道院(ウィキペディアより)

Mar Musa.jpg

 

あれ、なんの話をしてたっけ・・・

 

正月に山寺と奈良に行った話だった。(我に返った)

奈良には主に鹿を見に行った。後は土産物屋を冷やかしたり、カフェや古道具屋でお茶した程度だ。

 

時間が遅かったので、鹿はなかなか見当たらず、もうみんなおうち(どこ?)に帰ってしまったのかと思ったら、東大寺の参道付近にはたくさんいた。

 

一匹でたそがれているヒトもいた。何を考えていたのだろう。中東情勢を憂えていたのかも(お前や)

 

寒かったので東大寺には入らず、参道付近の古道具屋兼喫茶店で一服した。抹茶とぜんざいに梅昆布茶がついたセットが千円。大学生の頃にたまたま見つけて入って以来、何回か来たことがあるが、この店は全然変わっていない。周辺にはこじゃれたカフェが何軒か出来ているが、やはりこういう老舗のほうが落ち着く。

 

先客の女性2人連れ(年配の母親と娘さんらしい)は、自宅にある骨董品を買い取ってもらう相談をお店の人としていた。うちの実家にも古い道具類はあると思うが、せいぜい千歯こきだから売れないだろう。

 

奈良を訪れるのは久しぶりだったが、JR奈良駅前から猿沢池まで伸びるメインストリートの三条通には新しい店がどんどんできていて、外国人観光客やそぞろ歩きをする人々が意外なほど多かった。東向き商店街や奈良公園の周辺にも、お洒落なお店が増えていた。年々寂れるばかりだと思っていたが、最近は勢いを盛り返しているようだ。なかなかやるな、奈良。あなどってたぜ(奈良の皆さま、すいません)

三条通のおみやげ購入スポットだった老舗の豆菓子店「ぜいたく豆本舗」がなくなっていて、代わりにローソンが出来ていたのでショックを受けたが、よく見たらローソンの一角にちゃんとぜいたく豆本舗の豆菓子やあられなどを売っているコーナーがあった。完全に閉めてしまったのではなく、ローソンに間借りする形で共存しているらしい。この店の在り方、すなわち新旧共存の手法に、奈良の活路をみた思いがした。

 

「ぜいたく豆本舗」情報

http://nararaku.pecori.jp/zeitakumame/

http://www.library.pref.nara.jp/supporter/naraweb/19%E2%97%8F%E3%81%9C%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E8%B1%86.pdf

 

そんなわけで、今年も田舎でのんびりとお正月を過ごせてよかった。(むりやりまとめる)

 

それでは、2019年もよろしくお願いします。

 

(終わり)

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