外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2018年10月宮城県田代島への旅~仙台・石巻編~

2019-01-11 18:02:26 | 国内旅行

 

とっくに年が明けてしまったが、去年10月に猫の島として名高い宮城県田代島に妹と行った時の写真がそのままになっていたので、数回に分けて載せようと思う。わずかでも記憶の片隅に残っているうちに、さくさくやって早く終えたいものだ・・・・・・

 

旅行した時期は10月半ば。10月2日にサウジ人ジャーナリストのジャマール・カショギ氏(カショギは英語での発音に基づく表記、アラビア語ではハーショクジー、トルコ語ではカシュックチュと発音)がイスタンブルのサウジ総領事館で消息不明となってから2週間近く経ち、日本のメディアがようやく騒ぎ出した頃だった。そんなわけで私の頭の中では、田代島への猫旅はカショギ氏殺害事件としっかり結びついているのだった。まあ大体普段から中東情勢と猫と酒のことばっかり考えて暮らしているわけだが。(最近はすずめも仲間入り)

 

仙台まで高速バスで出て、仙台駅で妹と合流して早めの夕食をとってから電車で石巻に移動して1泊、翌日石巻市内を少し観光してから、午後にフェリーで田代島に渡った。田代島には2泊し、猫だらけの空間を満喫できて非常に幸せだった。その後は急いで家に戻って仕事に復帰した。ああ田代島、うちの近所にほしいにゃあ~

 

仙台行きの拘束(いや高速、私のPCの文字変換は剣呑)バスの座席。レディースシートが存在するなんて最近まで知らなかった

 

東北地方に足を踏み入れたのはこの時が初めて。仙台駅やその周辺エリアは私の想像をはるかに超えて圧倒的に都会だった。歩いている人たちも東京と同様お洒落な人が多かった。世の中には私の知らないことがいっぱい。

 

仙台に来たからには、やはり牛タンを食べるべきだろうということで、入ったのはこのお店。

 

ビールがサッポロで値段が高くなさそうなお店を選んだ。突き出しのまぐろが新鮮で旨かった。さすが仙台だ(?)

 

牛タン様。脂がのっていて美味しかったが、私にとっては特に食べる必要のない食べ物だという気がした。けっこう高いし

 

 

夕食後、本数の少ない混んだローカル列車に揺られて石巻へ。石巻は仙台よりもずうっとこじんまりしていて、なんとなく安心した。

 

泊ったのは、「コンビニAyersRockホテル石巻」という、普通のマンションを若干改装してホテルにしている感じのところだった。名前の「コンビニ」の部分はまあいいとして、「AyersRock(エアーズロック)」はどういう経緯でくっついたのか謎だ・・と思ったら、経営している企業(株式会社エアーズロックMEISEI)のHPに由来が出ていた。

~社名の由来のような、ハリケーンがこようともびくともしない世界一大きな岩のエアーズロックのように、景気などに左右されることなく聳え立つ、強い企業を目指しております~

 

ホテルの外観(これはHPから拝借した写真)

 

部屋への入り口。部屋番号の札以外は、完璧に普通のマンション

 

内部はホテル

 

翌朝は、チェックアウトしてホテルで荷物を預かってもらい、なんとなく良さげな脇道を選んで適当に歩き回ってから中心地に戻って飲食し、食べ物や飲み物を買い込んだ。田代島には商店が存在しないため、酒や昼食用の食料を調達しておく必要があるとネットから学んだのだ。実際にはランチが食べられるお店もいくつかあったし、ビールを買えるところもあった。でも日本酒やウォッカは持って行って正解。重かったが、致し方ない。

 

このヒト誰だったっけ・・・

 

ここで昼食を取った。イワシの身を練りこんだうどんが売りらしい(参考

 

私が食べたのは普通のうどん、とろろ入り。値段が安かったので、味もそれなり

 

 

食後にちょっとうろうろしてから、古民家を改装したらしいお洒落な一角のあたりでお茶(酒)にした

 

パン屋さんがレストランを併設している。「丁寧な暮らし」系のお店だ

 

自家製サングリアは、自分で作ったような味がした

 

その後、タクシーでフェリー乗り場へ移動。バスは本数が少なすぎて、あまり使えない。移動手段や所要時間、費用等はもはや無意識の領域に沈んでしまったので、他の人のブログを参考にして下さいね。(^▽^)/

 

フェリー乗り場。看板猫がいた。

 

時々姿勢を変えつつ、ずっと寝ていた。さっそく猫に会えてうれしい

 

 

外のベンチで時間をつぶし、フェリーで到着する予定の家族の出迎えに来た男性に震災の時の話を教えてもらったりした。私は2011年の東日本大震災の当時トルコにいて、福島原発事故のことは外国メディアを通じて執拗に追っていたものの、津波の被害やその後の人々の暮らしについてはあまり知らないので、非常に興味深かった。

 

フェリーが到着。中型サイズ

 

カモメがいなかったので、餌付けできず残念だった

 

(続く)

 

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