外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2013年1月のマドリードへの旅(2)建物・広場編~

2021-09-24 16:29:12 | スペイン

 

今回はスペイン旅行記の2回目、マドリードの建物や広場などがテーマだ(前回の話)。観光名所もあれば、そうでないところもある。どこも中心部の宿から歩いて行けるところだった。もうどれがどこだったか、あまり覚えていないが。

 

 

ここはおそらく「アルムデナ大聖堂」

 

 

この時は閉まっていて、中には入れなかった。

 

 

時節柄、中庭にキリスト降誕場面を再現したジオラマがあった。

 

 

これは「マヨール広場」

 

 

 

スペイン語の「Mayor(マヨール)」は形容詞「Grande(グランデ)」の比較級なので、「マヨール広場」は文字通り「大広場」という意味。人通りが多くて賑やかだった。

 

 

こういう人達や

 

 

こういう人達もいた。

 

 

 

どういう仕組み・・・?

 

 

プラド美術館にも行ったのだが、夜だったので外観の写真は上手く撮れず、館内は当然撮影禁止だった。閉館間際に行ったので、ゆっくりは回れなかったが、あそこはやはり素晴らしいと思った。芸術音痴なので、どう素晴らしいのか説明できないが。

 

 

プラド美術館に行くときに見かけた建物

 

 

プラド美術館付近の教会

 

 

ヨーロッパは建物が美しくて、単に街を歩くだけで楽しい。

 

 

これはメトロのグランビア駅付近の建物

 

 

 

メトロ構内

 

 

 

 

メトロ駅は殺風景だが、地上の鉄道駅の構内は採光がよく、緑がふんだんに配置されていて居心地が良かった。

 

 

マドリード最大の鉄道駅、アトーチャ駅の構内

 

 

ジャングル?

 

 

こういう駅が近所にあったら、用事がなくても行って長居してしまいそうだ。

 

 

(おまけの酒写真)

 

 

昨日の食前酒、ソルティードッグ。

 

 

ウェルチのピンググレープフルーツジュースとドンキで買った最安値のポーランド産のウォッカで作った(1瓶700円くらいのやつ)。ソルティードッグというと、コップの縁に塩が付いているのがカッコイイと思うのだが、どうもキレイにつかず、ジャリジャリになってしまった・・・まだまだ、おうちバーテンダーへの道(?)は遠いようだ・・・

 

 

(続く)

 

 

 

 

 

コメント (4)
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2013年1月のマドリードへの旅(1)バル・食べ物屋編~

2021-09-11 04:47:56 | スペイン

 

今回から数回にわたって、2013年1月前半にイタリアから足を延ばしてスペインのマドリードに旅した時の写真を載せる。

 

同じ年のフランス(パリ・ナンテール)への旅(ブログ記事はこれ)と同様、ほんの一週間足らず滞在しただけなので、枚数は少ないし、もう記憶の奥深くに埋もれているので、大したことは書けないが。

 

スペインに行ったのは、スペイン語の実地練習のためだった。日本で仕事もなく暇を持て余していた時、1年ほどかなり真面目に勉強したのだが(参考)、ラジオ講座などで独学したため、会話の練習が全然できなかったのだ。現地で自分のスペイン語がちゃんと通じるかどうか心配だったが、ホテルやバル等での簡単な会話はなんとかなった(今はもう全部忘れてしまっているが)。マドリードとバルセロナのどっちに行こうか迷ったが、バルセロナを州都とするカタルーニャ州ではカタルーニャ語も公用語なので、言語的に混乱しそうだったから止めて、結局マドリードを選んだのだ。

 

宿はネットで調べて、プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、王宮、プラド美術館等の観光名所に歩いて行ける繁華街にある家族経営の小さなホテルに5泊し、その間にセゴビアとアランフェスにも日帰りで出かけた。シャワー・トイレ・TV付きのシングルが25ユーロほどだったと思う。もう名前は憶えていないが、とにかく安くて立地が良く、静かでいいところだった。全体的に、イタリアよりスペインの方が少し物価が安いように思われた。

 

今回はマドリード(マドリッド?いつも迷う)を散策していて、見かけたり入ったりした飲食店がテーマ。当時(も)お金がなかったので、ちゃんとしたレストランには入らず、バルでワインやビールを1杯頼んで、付いてくるタパスで夕食を済ましていた。

 

歩き疲れて入ったバルで飲んだ「カフェ・コン・レチェ」(ミルク入りコーヒー)コーヒーが濃くて美味しかった。

 

 

こうして振り返ってみると、当時の私は外でコーヒーを飲んだりしていたようだ。今はほぼ酒しか頼まないが。アル中が進んでいる・・・

 

 

マドリードの郷土料理を出すレストラン兼ビアホール

 

 

この店には入らなかったのだが、外の黒板に書いてある定食メニューが安かったから、なんとなく写真を撮った。料理2品にパン・ワイン・デザート・コーヒーが付いて9.5ユーロ。当時イタリアの料理店では、この値段ではまずフルコースは食べられなかったし、今も当然無理だろう。

 

 

通りがかりに見かけたトルコケバブ屋

 

 

「イスタンブール」という名のケバブ屋は、ヨーロッパの都市には1つや2つ必ずあると思われる。

 

 

「生ハム博物館」という名の生ハム屋さん。バルも併設されている。

 

 

この「生ハム博物館」はいくつか支店があるらしい。生ハム以外にチーズなどの他の食材も売っている。ここのバルコーナーはビール(cervezaセルベサ)が安く、タパスも美味しくて量が多いので、何回か通った。人気のある有名店のようで、いつも地元住民らしき人々で賑わっていた。

 

 

赤ワインも安かった。タパスはパエリヤっぽい米料理。

 

 

パニーノも美味しそう。

 

 

肉系の米料理(料理名は不明)

 

 

これは近くにあった類似店「生ハム天国」

 

 

このように、マドリードには生ハム専門店が多かったのだが、結局食べずじまいだった。いつかまた訪れて、有名なドングリを食べて育つイベリコ豚の生ハム「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」を食べてみたいが、実現するかどうか・・・

 

 

レストランの店頭に並んだ料理の数々。魚介料理が中心

 

 

センスのあるディスプレイのお菓子屋さん

 

 

 

スペインで1月6日の祝日(公現祭、主顕節)に食べられるという「ロスコン・デ・レジェス」が安くなっていた。陶器の小さな人形を入れて焼いた菓子パンで、それに当たった人はラッキーだと言われているとか。フランスの「ガレット・デ・ロワ」と同様だ。私の知る限り、イタリアにはそういうお菓子を食べる風習はない。イタリアでは、1月6日にベファーナという魔女のお婆さんがやって来て、良い子にはお菓子、悪い子には炭を靴下に入れていくとされ、お菓子屋さんに炭を模したお菓子が売られていたりする。

 

 

焼き栗を売る屋台。今まで見た中で一番お洒落な焼き栗屋だ。

 

 

ホットドッグの売店

 

 

英語の「HOT DOG」がスペイン語に直訳されて、「PERRITO CALIENTE」(ペッリート・カリエンテ)=「熱い子犬」と呼ばれているのが面白い。

 

 

スーパーで買ったパック入りの安い巻き寿司をホテルの部屋で食べた時もある。

 

 

ツナやサーモン、カニカマ入りで、まあまあの味だったが、やはり赤ワインには合わなかった。

 

 

(参考)

マドリードの人気観光スポット9選!絶対行きたい有名美術館など

https://www.tour.ne.jp/matome/articles/230/

 

【マドリード】失敗しない!コスパ重視のホテル選び・お勧めエリア

https://urtrip.jp/madrid-hotel/#1-2

 

カフェ・コン・レチェとは?特徴とその作り方・レシピ

https://cafelte.com/coffee-drinks/1306/

 

博物館や市場でも飲み歩ける?!マドリードのおすすめバル3選!(「生ハム博物館」情報)

https://tripnote.jp/spain/madrid-bar-osusume

 

ハモンセラーノとイベリコの違いは?スペイン生ハムを美味しく食べるポイントと選び方

http://iewine.jp/article/3461


ロスコン デ レジェス(王様のケーキ)

https://disseny.jp/kimama/recipe/r-card/09143.html

 

イタリアの冬には魔女が来る!? ナターレを締めくくる「ベファーナ」とは?

https://tabicoffret.com/article/72961/index.html

 

 

(おまけの猫写真)

 

 

夜によく会う近所の公園のキジ猫ちゃん。最近私が近寄ると、足にすりすりしてくれるようになった。これを幸せと呼ばずして、何と呼べばいいのか、私にはわからにゃい・・・

 

 

(続く)

コメント (2)
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