外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日付不明まとめ書き日記2019年7月

2019-07-31 17:34:29 | 日記

 

今回は久しぶりにまとめ書き日記。

カイロ滞在記がなかなか終わらないのはなぜだろう・・・数少ない写真を載せるだけなのに。きっと暑さのせいだ(異邦人か)

 

7月某日

「ある文字をずっと眺めていると、だんだん意味が分からなくなってきて、ただの記号に見えてくる」という現象をどう呼ぶのか、思い出せなくなる。昔、何かの漫画で覚えた単語なのだが、なんだったっけ・・・年々思い出せない物事が増えて、困ったものだ。

グーグルでそれらしい検索ワードを入れたら簡単に探せるのだが、脳の機能を活性化するため「検索しない」というルールを自分に課すことにする。私って、自分に厳しくて、なんてエライんだろう~(「褒めて伸ばそう良い自分キャンペーン」を常時実施中)

 

え~と、なんだっけ。ワイマール憲法だっけ(なんか良さそうな憲法やっけ)

ドップラー効果だっけ(懐かしい)

シュレディンガーの猫だっけ(猫かわいそう)

ヴィトゲンシュタインだっけ(人名や)

 

・・・・・・・・

 

数日たっても思い出せず、結局検索せざるを得なかった。何日もがんばったから今回は良しとしよう。(「自分に優しい人になろうキャンペーン」も常時実施中)

 

ぐぐぐ、るるる・・・

 

あ~そうそう、これこれ。

 

「ゲシュタルト崩壊」だ。

 

グーグルさんのおかげで思い出せてほっとしたが、1か月後にはまた忘れているに違いない。

年を取るって、悲しいことね・・・

 

 

ゲシュタルト崩壊が体験できる動画(別にしたくない?)

 

 

 

7月某日

物思いにふけりがちな日。

 

そういえば、飲んだ後の〆にラーメンを食べるとか、蕎麦を食べるとか、よく聞くが。

 

う~む。

なんでしめないといけないんだろう?

世界は私の理解できない物事で満ちている・・・

 

 

7月某日

近所の中華食材屋さんの店頭に、最近よくハトがうろついている。

ハトに優しいお店かもしれない。

 

今日もハトが3,4羽たむろしている。

じっと眺めていたら、店番の中年女性(でもきっと私より年下)が出てきて、一応ハトたちを追い払うしぐさをした。

あれ?案外ハトに優しくない?

 

さらに眺めていると、ハトのうちの1羽が、逃げるどころかその女性の手に止まる。

そして、女性はそのハトに向かって何かコンコンとお説教している。

 

おお~

この人、ハト使いだわ~今度から、心の中でハト師匠と呼ぼう。

 

何を言っているかは中国語だからわからないが、おそらく「ずっとここにいられると商売に差し支えるから、お友達と公園にでも行ってきなさい」とか、「ご飯あげてるんだから、恩返しに機でも織ってみたらどうなの」とか言ってるんだろうと想像する。

 

ハトは涼しい顔で女性の手の平でくつろいでいる。

 

 

これはネットから拝借した写真。こういうの、憧れる~

「pigeons woman feeding hand」の画像検索結果

 

 

7月某日

スーパーのレジで並んでいる時、自分のかごの中を覗き込み、ふと暗い気分になる。

 

有機野菜、豆腐、納豆、牛乳、生乳のみで出来たヨーグルト、鶏むね肉(猫用)。そして、チューハイとチューハイとチューハイとチューハイとビールとワイン。

 

う~む。

 

まるで、健康志向の、身体に優しい暮らしを心掛けるアル中のようではないか。

そんなの、アル中の風上にも置けないわ・・・

 

レジの人がどう思うか、様子を伺うが、相手(若い男の子)は私の購入内容には完全に無関心で、テキパキとバーコードを通している。

 

 

先日、成城石井で発見した健康(美容)に良さそうなザ・ケールサワー。「ザ」のところに気合が伺える。魔が差して買って飲んでみたが、もちろん不味かった。

「fancel ケールサワー」の画像検索結果

 

 

7月某日

ものすごく暑い。7月の半ばまでは寒かったので、もう秋が来るのかと思ったが、やはり夏は来てしまった。しかも連日猛暑。

クーラーは27度だと寒いし、28度では暑い。27.5度がほしい。

 

うちの窓辺に米を食べにくるすずめさんたちも暑かろうと思い、米をいったん水に浸けて、吸水させて水切りし、冷蔵庫で冷やしてから出すことにした。お気に召したのかどうかは不明。ききみみ頭巾が必要だ。

冷やした米は、もしかしたらすずめのお腹に良くないかもしれないので、少し不安。こういうことが質問できる専門家のいる小鳥餌付け講座があればいいのだが(でも暑いからきっと通えない)

 

とにかく、早くこの暑さの波が通り過ぎますように。

 

皆さんも体に気を付けて下さいね。(関西人なのに、オチのない終わり方ですいません)

 

(終わり)

 

 

 

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クルド人女性との雑談と「在日クルド人の素朴な疑問」の続きとイランのイケメン

2019-07-25 02:41:25 | クルド

 

もうかれこれ3年ほどになると思うが(記憶は定かではないが)、私はトルコ出身のクルド人の女性と子供たち向けの日本語教室にちょくちょく顔を出している。(教える対象がクルド人に限定されているわけではないが、今のところ通ってくるのは彼らだけ)

 

子供たちは日本の小学校に通っていて、日本語が話せる子が大半で、学校の勉強や宿題を見てもらいに来る。大人の女性たちは、子供たちに付き添ってくる母親が多く、その中には、この機会に日本語のレッスンを受けて、少しでも覚えようという意欲のある人も少なくない。子供の学年や学校、大人の日本語のレベルは様々なので、集まった日本人ボランティアが手分けして教える寺子屋方式で運営されている。学校から配られたプリントや役所等から届いた書類を持ってきて、説明や記入を頼む人も多いので、そういった関係のサポートも行っている。(主に教室を主宰している方が)

 

私はトルコ語通訳要員として、日本語が話せない大人の相手をすることにしている。正直言って、子供ってあんまり興味ないしな・・・初めは用意されたプリントを使って、一応日本語を教えようとするのだが、いつも気が付いたら雑談になっていて、おしゃべりしているうちに時間が終わってしまう。でも雑談しているうちに、相手が今抱えている問題や、家族の健康状態、生活状況等、色々なことが見えてくるので、それはそれで有益だと言えるだろう。こっちから質問して無理に聞き出そうとしなくても、リラックスした雰囲気で話に興じているうちに、自然と相手の方から悩み事を打ち明けてくれたりするのだ。雑談って、なかなか奥が深い。

 

しばらく前、いつものように教室で顔なじみのクルド人のお母さんとおしゃべりしていた時、「オリンピックの前に私たち(クルド人)は,皆トルコに送り返されるって聞いたけど、ほんと?」と質問された。どうもクルド人の間でそういう噂が流れているらしい。いやいやいやいや、そんなことないから大丈夫よ~と力強く否定しておいたが、入管で長期収容される人は確実に増えているし、強制送還された人がいるという話も聞いたので(事実を確認したわけではないが)、彼らが危機感を持つのも分からないではない。

 

日本語教室に行く途中にあるお店

 

 

話は変わるが(大して変わらないが)、以前「在日クルド人の素朴な疑問」をテーマにした記事で(これこれ)、「日本の洗濯機はなぜお湯が出ないのか」「日本の救急車はなぜゆっくり走るのか」「日本のパスタはなぜどれも長いのか」などとクルド人に質問されたことについて書いた。彼らは日本というトルコから遠い異国に暮らして、様々な疑問を抱きながら生きているのだ。

 

数か月前には、一時期お世話した一家の母親に、「日本では髪の毛がよく抜けるけど、どうして?建物の床にもよく落ちているし…」と聞かれたことがある。周りにいた身内の男性陣も彼女の言葉に頷き、不安そうな顔でこっちを見ていた。「特に日本で髪の毛が抜けやすくなるということはないはずだ」と答えておいたが、納得してくれた気がしない・・・

別の女性(上記の「東京オリンピック前・全クルド人強制送還説」を教えてくれた人)には、「私はトルコでは痩せていたのに、日本に来てからすっごく太った。どうしてだろう?」と質問された。「運動不足じゃないですかね」と答えておいたが(彼女は夫と子供を別にすると日本に親戚がおらず、日本語も出来ないので家にこもりがち)、彼女も私の答えに納得していない気がする・・・

 

 

(おまけ)

 

以前の記事で、「中東のイケメン」としてカタールのタミーム首長のお兄さんのジャーシムさんを紹介したが(これの末尾)、その続き。

 

今回は、イランのアラグチ外務次官だ。

 

この人

「アラグチ外務次官」の画像検索結果

 

イランは最近何かとニュースで話題に上ることが多く(2019年の主役の国はイランだと思う)、ロウハニ大統領やザリーフ外相を筆頭に、同国高官をアラブメディアで見かけない日はないが、私はこのアラグチさんが登場する度に「はっ😲」となって、一瞬画面に見入ってしまう。俳優っぽくないですか?

 

だからどうだってわけじゃないんですがね・・・

 

(終わり)

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