《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

おっさん、済まん!今日も目を酷使させて……

2008年04月29日 21時58分18秒 | Weblog
昭和の日は『失われた時間を求めて』過ごしました。

私は同町内で2回引っ越しをした経験を持っております。
今住んでいるのは3つめの居住地ということです。

今日の自主リハビリ散歩は昭和期を過ごした地域に足を向けました。
同町内とはいえ、今の生活圏とは中途半端に距離を隔てているので、
あの辺を歩いたのは4、5年ぶりでしょうか。

例大祭や初詣によく行った村社を目指したんですが、
その途中、中学校時代に好きになっちゃった(完全片思い)
女の子の家の前を通りました。
4、5年前には、もう、その女の子はとうに嫁いでいたものの、
実家が残っていて、ご両親が住んでいらっしゃったのですが、
今日見たところ、全く違う名前の表札になっていました。
家屋は元のままでしたが。

(時間系列に正しくは奥菜さんの方が似た、と言うべきなんですが)
その子は、目が大きいところが奧菜恵さんに似ていたんだなぁ。
目が大きいところだけでしたが。
渾名は目ダヌキ。
もっともこれは「岡ひろみ(エースをねらえ!)」の方からついたんですが。
目が似ていると、全体も似ていたような“麗しい錯覚”
が生まれてしまいますよね。
今、中学の時の仲間にそんなことを言っても、
「そんな美人がうちの中学にいたかよ?」
でおしまいでしょうが。


五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする

袖の香なんぞかいだことはないですから、誤解無きよう願いたいんですが、
それから季節感的には旧暦5月でないと合わない和歌ですが、
「昔の人」は今どうしているのか、村社拝殿に頭を垂れながら、
ずっと幻影を追い続けていました。

本日の画像はその幻影の1例です。


それでは昭和の日にお送りする曲には
『蛍の光』フル・コーラス
ってのはどうでしょう。

蛍の光 窓の雪
ふみ読むつき日 重ねつつ
いつしか年も すぎのとを
あけてぞ今朝は 別れゆく

とまるもゆくも かぎりとて
かたみにおもふ ちよろずの
こころのはしを ひとことに
さきくとばかり うたふなり

筑紫のきわみ 陸(みちの)奥
海山遠く 隔つとも
そのまごころは 隔てなく
ひとつにつくせ くにのため

千島の奥も 沖縄も
八島の内の 守りなり
至らんくにに いさをしく
つとめよわが夫(せ) つつがなく

Yahoo! ジャパン ニュース に取り上げられていた

2008年04月27日 20時01分18秒 | Weblog
現在、奥菜恵の元にドラマ、映画、バラエティーのオファーが殺到。
彼女は来月8日から始まる舞台の稽古に専念していて、
今はほかの仕事を引き受ける余裕がありませんが、
夏以降はドラマ、映画に立て続けに出演することになると思う。
告白本の“次回作”としてケータイ小説を書くとの情報もあります」(マスコミ関係者)

25日のニューヨークで円相場は前日比25銭円安・ドル高の1ドル=104円40―50銭で取引を終えた

2008年04月27日 17時19分32秒 | Weblog
風の噂では
奧菜恵さんがご出演なさったハリウッド映画

『Shutter』

の全米での興行収入が3,223万$に達したらしい。


えーと25日のニューヨーク外為市場の終値で計算すると……
だいたい33億5千万円の興収、ですか?
計算、合ってますか?

よくわかんないんですけど、これ、けっこうすごいですよね。
少なくともコケちゃいないですよね。


“Yahoo! JAPAN ニュース”によれば、『紅い棘』も初版は完売だそうで。

奧菜さん、おめでとう!
あとは、心置きなく、舞台の準備に集中してくださいませ。

“二重の意味において「シュウマイ」に非ず”創作ノート

2008年04月25日 08時43分58秒 | Weblog
舞台裏を明らかにするのはいただけないものとは知りつつ、

宮脇俊三氏の『“最長片道切符の旅”取材ノート』

という本を発見したことに触発されて、ネタばらし。



「ふ~~ん、崎陽軒のCMソングね、フン」

とだけ思われた方が多いんじゃないかとは思いますが、まずこの歌の正式名称が

「シウマイ旅情」

だということをご存じだった方がどれほどいらっしゃるでしょうか。


多数だったら穴に入りたい。
たとえ渋谷109の前であっても入りたい。
たとえ東急の株主であっても、入りたい。
「ちょっとお、なんで渋谷でパルコや西武が幅きかせてんのよ?」と思わないではないが、入りたい。

そして、この歌は3番まであるようなのだが、
そのすべてを載せたサイトはどうやら存在しないらしい。

もしあったら穴に入りたい。
たとえ東口が西武の池袋であっても(以下省略)


掲載した1番(仮)2番(仮)も別のページからいただいてきたものなのだ~。
だから本当の1番がどっちなのかわからんという・・・・・・
崎陽軒の公式サイトがこの歌を無視していることにいたっては、もう何をかイワンソープ。

もし無視していなかったら、穴に入りたい。
所在地がふじみ野市ではないふじみ野駅の前であっても(以下省略)


二重の意味において「シュウマイ」に非ず

2008年04月24日 22時54分31秒 | Weblog
リハビリの通院や自主トレの散歩だけが外界との接触なので、外から受ける刺激というものが本当に少ない。何せ、他者との会話・接触がほとんどない。顔を合わせるのは家族、病院関係者、以上。て感じの毎日。

入院中は、あかの他人たる他の患者さんとの関わりがかなり大きなストレスだったが、ストレスを与えてくる他者を、何とかはねのけようともがくことが、苦痛であると同時に、ストレス発散にもなっていたんだな。
いまは、他人と関わらなくていいというのがストレスになっている。これは苦痛がない代わりに発散の方法もないような気がする。
でも、と~~きたま他人が姿を現すから、またそれはそれでものすごくストレスになる。
商売柄、嫌人癖なんか身につけちゃまずいと思っちゃうと、またそれがストレス。

めまぐるしい日常というものも精神に有害ではあるが、
あまりにも刺激がない生活というものも、じわじわと精神を蝕んでくるなあ。

要するに記事になるネタがないということよ。
何とかして外界からの“適度の”刺激を求めねば。


そこで、『失われた時間を求めて』観劇の予行演習として、
5月3日神宮球場で行われる六大学野球の

早稲田対立教戦

を観に行くことに決めた。
ここを、体調を崩したり、疲労の色を見せたり、転倒しりせずに乗り切って、家族からの信頼を深めないと、ベニサン・ビット行きの許可が下りない。

病後最大の正念場だ。
奧菜恵さんの復帰作が観られるかどうかがかかっている。



ところで、上掲の画像を見て私ったら、一瞬だけ、
「あ、おいしそうなシュウマイ!」
と思ってしまった。
この餡子玉はどちらで売られているものなんでしょう?

という意味合いも含めて、今日の1曲は
『シウマイ旅情』をお送りしましょう。

旅の 窓辺の 思い出は
二人で 開いた シウマイの
ひとつ ひとつの 物語
あの シウマイは 崎陽軒
あの時の 二人
今の 二人
おいしい シウマイ 崎陽軒

きみが 歌った 旅の歌
ことばを うつした シウマイの
赤い きれいな つつみ紙
あの シウマイは 崎陽軒
あの時の 歌を
今も 歌う
おいしい シウマイ 崎陽軒


「シウマイ」は誤字じゃありませんから。
1番、2番の順番は逆かもしれませんが……

拾遺:ベニサン・ビットとの距離感、安心なのだろうか、それとも不安なのだろうか

2008年04月22日 21時12分04秒 | Weblog
〔お寄せいただいた情報〕
“風のうわさですが”

席のお膝送りがあって、入口そばに空席を集めて遅れてきた人はそこに座らせるとか。ホントですかねぇ。


〔革奥同独自調査+雑感〕
“不安的中?”

ヤフオクに出ているチケットの画像を拡大に拡大を重ねて観察したところ、セブン発券のチケットの注意事項は、
〔客席の都合上、開演時間を過ぎますと、ご購入いただきましたお席にご案内できない場合がございます。〕
となっていました。
〔客席の都合上〕というんですから、席の間が通れないというふうに理解できますね。まあ、それはそれ、遅刻する方が悪いのですが、「お膝送り」のほうはひどい話ですね。ファンクラブで席を指定して買った人がお気の毒です(と心にもない同情を述べてみました)。


あ、これ奧菜恵さんがご出演になる舞台、
『失われた時間を求めて』
のチケットに印字されている不思議な注意事項
に関する話題の続きなんですが……

やっぱり憂鬱の種は尽きませんや。
「やっぱり」で突然思い出したんですが、アーレフ関連のコメンテーターとして有名になった江川女史の「やっぱり」は、ちっとも〔やっぱり!〕という文脈ではないところで多用されるので、不快きわまりないんですが。テレビに出てきてそれなりの意見を世に広めんとする志があるのであれば、あれくらいの口癖は直して欲しいと思うんですよね。それくらいの努力も払わんやつの意見になんか、一顧だに払うもんか!って思っちゃう自我を如何にとやせん。

でも大丈夫。最近の小真理さん(意識的な誤字)のそばにはとても可愛い向日葵くんがいつもいるそうです。
携帯の待ち受け画像になさっているんでしょうか。

ベニサン・ピットとの距離感、安心なのだろうか、それとも不安なのだろうか

2008年04月17日 21時11分33秒 | Weblog

大島さと子

ん?いや、「やっとこさっとこ」入手した
『失われた時間を求めて』のチケットが手元に届きました。
そう、奥菜恵さんの舞台のチケットです。
あ~あよかった。今回は本当に苦労させられたわい、
との思いをこめてチケットをしみじみと眺めて見ますと、
そこには摩訶不思議な文字が刷り込まれていました。

「※開演時間を過ぎますとお席の指定を解除させていただく場合がございます。入口付近に代替席をご用意いたしますが、予めご了承ください。」

だって。へ~~ぇ!今まであんまり見たことない注意事項ですね。

上戸彩さん!これってどういう意味なんですか?

「焼肉のこと以外の質問はご遠慮ください。」

あのCMは笑った。笑いを失いかけていた我が家に笑いが戻った。
以上、墨田区千歳から「江島杉山神社に見つけた小さな春」でした。
続いてお天気は甲斐まり恵さん!

って、おいおい。続いてお天気に行っちゃあいかんだろ。チケットの謎解きをせにゃぁ。

そもそも今回の聖火リレーがラサを通過するというのは……

いやいや、「チケット」だから。問題にしたいのは。

今、中国では「奥」はオリンピックを意味する文字になっていて、「奥輪」という文字なんかは一企業・一商品の商標に使うことは禁じられているらしいんですよ。

う~ん、これは開演時間後は席の指定がなくなるということで、

無視ですね、もう、脇がガーって、完全無視ですね。

「おい、今からはここはワシの席じゃ~~、どけどけ~~っ!」て、A列に座ることも法的には許されるという……

んなわけないじゃん。

開演時間後なら、当日券立ち見の人は空いている席に座ってもいい、とか。

そういうシステム、あるのかな?

開演時間後じゃ、自分の席に入れないほど前後左右の席間が狭い、なんてのは?

ああ、それかな?前後も、左右もビッチリだと。身じろぎせずに観なきゃなんないと。
いやぁ体重を30㎏減らしておいてよかったっすよ~。5ヵ月半、1日1600calで生きてきてよかったっすよ~。左右ビッチリでも大丈夫いなば物置!

じゃ、お天気は森田さんです。

えっ、なんで森田さんなの?!

だって明日の天気予報は簡単ですから。


(軽いとはいえ麻痺のある身には狭い席間は正直、応えます。席が手に入れば入ったで憂鬱の種はつきませんや。)

読売新聞と報知新聞は姉妹関係

2008年04月16日 20時45分17秒 | Weblog
本日(4月16日)読売新聞夕刊第7面:エンターテイメントは
阿佐ヶ谷スパイダース『失われた時間を求めて』の特集を掲載している。


《長塚圭史 新たな出発》
“「3人で」仲間と意欲作”

 阿佐ヶ谷スパイダースは、来月8日から27日まで、東京・森下のベニサン・ピットで、「失われた時間を求めて」を上演する。劇作家、長塚圭史の世界観を強烈に打ち出した舞台で人気を集めてきたが、今回はメンバー3人が意見をぶつけ合ってつくる意欲作だ。

 演出・出演も兼ねる長塚と俳優の中山祐一朗、伊達暁からなる演劇ユニット。家族や男女の愛憎を描いた作品から時代劇、ホラーまで幅広く手がけてきた長塚は、「これまでは自分の頭の中を形にしたい、僕の世界について来てという思いが強かった」と振り返る。
 「でも、せっかくチームでやっているのだから、もうちょっと互いに作用しながら作った方が厚みが出るのではないかと思った」
 1996年の結成から12年。前作「少女とガソリン」で「作品の荒々しさなど、スパーダースでやってきたことの集大成」を出し切ったことも、作り方を見直す契機になった。
 「これまでは客演を迎えてやってきたが、3人きりになった時にできることがあるんじゃないか……」。昨年秋から月に2,3回集まり、ずっと話し合ってきた。
 初めて3人でワークショップを行う中から生まれた新作は、ベンチが一つあるだけの場所が舞台。「俳優から何かをもらう」ため、あえて“余白”を増やした台本に、中山、伊達のアイデアを積極的に取り入れた。けいこでも互いの役柄を入れ替えるなど、さまざまな可能性を探っている。
 猫を探す男に女がなぜか付きまとうなど男3人と女1人が様々な形で出会うという設定は、不条理劇を思わせもする。しかし、濃密で力強い世界を作り続けてきたユニットらしく、淡々とした不条理劇や、いわゆる「静かな演劇」にするつもりは、ない。
 「こういう台本だからと言って、こぢんまりとはやりたくない。激しいところは激しく、どう、おれたち流に見せていけるか。スパイダースで培った激しい部分を注入することで、台本に命を吹き込みたい」
 作家・演出家として各劇場から引く手あまたの長塚。中山と伊達も外部公演で精力的に活動している。
 「みんなすごく忙しい中、『3人でやりたい』と思うところから公演を企画した。『少女とガソリン』でいったんコンマを打ち、今回が再スタートという気持ち」
 吹っ切れたような表情に、新たな出発への意欲を感じた。共演は奥菜恵。



なによ、この最後に付け足しのような、「共演は奥菜恵」って書き方。
あ、これ別に長塚さんにあれしているわけではありませんから。
まとめた記者さんへのあれですから。文中も「3人」の強調オンパレードですし。
ま、奥菜さんは客演扱いではないんだな、というメッセージは読み落としませんでしたが。

紅三は「染屋」です

2008年04月14日 21時03分36秒 | Weblog
本日の記事は
奧菜恵さんの女優復帰作となる『失われた時間を求めて』
に劇場空間を与えてくれた偉大なる 株式会社 紅三 に捧ぐ。

わが大進撃企画は劇場も野球場も持っていないというのに、
阿部十三さんは、
『事業内容:各種繊維染色整理加工 / ニット生地・製品製造販売 / 各種洗剤・染色補助剤製造販売』
という会社を運営しているにもかかわらず、劇場・スタジオ運営も手がけていらっしゃるんだ!
なんか、すげーぜよ!
こういうの、革命だよなぁ。
実物を見たことがないから言えることなのかもしれんが。
でも、革命的だよ~~!

「昔ながらの心意気は、いつの時代も変わることはありません。」
「色に染めるということ、色を創造する技術を提供する 株式会社紅三」
「演劇空間『ベニサンピット』、8つのフロアーから成る『ベニサンスタジオ』を 運営しております。」
「黒くて四角い時箱のような空間。
  連日連夜、この小さな空間は、何かしらの創造活動で息づいています。ピット ヘ行けは必ず何か面白いものに出会える。そんなパワーを秘めた場所ともいえま しょう。
  様々な色と表現によって姿をかえるピットは創り手にとって又、観る者にとっ て自由な発想の下、Activeにチャレンジして行ける空間でありたいと願っていま す。」

http://www.benisan.com/studio/benisanpit.html

この人、アメリカに生まれていたら、
自分のトウモロコシ畑をつぶして野球場を作っていたんでしょうね。


というつながりで、今日のお別れの曲は
『Take me out to the ballgame 』フルコーラス バージョン

Katie Casey was baseball mad
Had the fever and had it bad.
Just to root for the home town crew,
Ev'ry sou, Katie blew;
On a Saturday, her young beau
Called to see if she'd like to go
To see a show, but Miss Kate said "No
I'll tell you what you can do:"

Take me out to the ball game
Take me out with the crowd,
Buy me some peanuts and Cracker Jack
I don't care if I ever get back.
Let me root, root root for the home team,
If they don't win it's a shame;
For it's one, two, three strikes you're out
At the old ball game.

Katie Casey saw all the games,
Knew the players by their first names;
Told the umpire he was wrong
All along, good and strong.
When the score was just two to two
Katie Casey knew what to do,
Just to cheer up the boys she knew
She made the gang sing this song:

Take me out to the ball game
Take me out with the crowd,
Buy me some peanuts and Cracker Jack
I don't care if I ever get back.
Let me root, root root for the home team,
If they don't win it's a shame;
For it's one, two, three strikes you're out
At the old ball game.

※1 ボールパークで実際に歌われるのは第2連・4連のみです。
※2 the home team の部分は、ホームチームの名前に置き換えて歌いましょう!
※3 非常に古い歌なので、微妙に歌詞の違うバージョンがいくつか存在します。

(だいたいの歌意)

Katie Casey は、野球に心底熱中しています。
ホームチームの選手達を一生懸命応援しています。
そんな Katie は、ある土曜日に彼氏から「ショーを見に行かないか?」と誘われました。
でも彼女は「いいえ」と答え、「貴方が私のためにできることを教えてあげるわ。」と前置きして次のように続けました。

野球の試合につれて行ってよ。
大勢の人たちの中につれて行ってよ。
ピーナッツとクラッカージャックを買ってよ。
帰れなくたってかまわないわ。
ホームチームを応援させてよ。
もしチームが勝たなかったら、それは恥ずかしいこと。
1ストライク、2ストライク、さあ、3ストライクで三振よ。
古き良きボールパークでね。

Katie Casey は、ホームゲームは全試合を見て、選手達の名前も覚えています。
試合が2対2のとき、彼女は、何をするべきかなのか知っています。
彼女の知っている選手達を元気づけるのです。
この歌を歌う仲間を作って。

野球の試合につれて行ってよ。
大勢の人たちの中ににつれて行ってよ。
ピーナッツとクラッカージャックを買ってよ。
帰れなくたってかまわないわ。
ホームチームを応援させてよ。
もしチームが勝たなかったら、それは恥ずかしいこと。
1ストライク、2ストライク、さあ、3ストライクで三振よ。
古き良きボールパークでね。

品切れ!

2008年04月13日 13時03分47秒 | Weblog
双葉社の公式ページがようやく
奧菜恵さんの『紅い棘』を
載せるようになっていたので、
さっそく開いてみたところ↓

http://www.futabasha.co.jp/?isbn=978-4-575-30023-9

「現在、当ホームページでは品切れです。」

だって!

ほんと、双葉社さんたらつれないんだから。

あ、これ、4月13日現在の情報ですから。

今から注文する方は、残念ながら「2刷」しか
入手できないわけですね。

オマージュと言い張れば罪にはなんない、か?と

2008年04月12日 14時58分30秒 | Weblog
《奧菜恵さん:『失われた時間を求めて』チケット発売日!
 買ってしまった!
 実は自分ではゲットできず、
 加勢をお願いした乱菊師匠が2枚入手してくださったんですが…。
 新鮮なエーテルを注入された私は蘇生した!
~~投稿者:大進撃企画》


《彼女が生まれたのは、1979年8月6日。
 この日付は、広島原爆忌の日付と、符合する。
 でも、私にとって、この偶然の一致に意味はない。
 私にとって重要なことは、その日に、彼女が誕生したということだけ。
 彼女の名前、“ 奥菜恵 ”。“ 宇宙 ”。
 というより、“ 赤い棘 ”。 エーテルの具現者。
~~投稿者:なずな-1》


《閉ざされた感情の開放…。
 彼女はそれをやろうとしているのだ。
~~投稿者:ドビュッシー》


《赤い棘のある痛みのイメージは、
 セロトニンの隙間を満たしてくれる。
~~投稿者:蒔田泉》


《エーテルに選ばれし者。エーテルの守護を司るもの。
 選ばれし者は使命を全うせねばならぬ。
 再び愚か者らが過ちを犯さぬように。
~~投稿者:FOURTH HAPPINESS》


《なにこれ?まるで宗教じゃん。
~~投稿者:JAメグメグ》




せめて「エーテル」は別の語に置き換えたかったのだが、
適当な語が思い浮かばなかった。
「愛」じゃ照れるしなぁ。
~~投稿者:奧菜主義革命

紅すぎる絶望からmegを救え 革奥同

2008年04月11日 21時29分33秒 | Weblog
奧菜恵さんの『紅い棘』、苦しみながらも読了。


宣伝に多く引用されていた部分より、
私には第5章「命」が最も読み応えのあるところでした。

お父様の病気、お祖父様とちゃんぽんちゃんの死、
2007年12月から、2008年の元旦までという本当に短い間に、
これだけの不安や悲しみがmegちゃんを襲っていたとは……。

その頃、私は何も知らずに、
「そろそろ表現の場に戻っていらしてはいかがですか~」
なんて暢気な呼びかけを奧菜さんに向けて発していました。
『紅い棘』の随所に書かれているように、
人と人が完全に通じ合うことは不可能です。
何の悪意もないのに、こういうすれ違いが生じるのが、むしろ日常。
だからこそ、そのときの精一杯で心に誠を持っていなければならないというか、
せめて自分にだけは言い訳をしなくて済む生き方をしていなくちゃ、
ということを深く心に刻みました。


そしてp.179に、

「見る人の感情のフタを開けてあげる…私は、演じることで、そうしたことを実現させていきたいと思う。」

という奧菜さんの真情を表している言葉を見出せてことも、
大きな収穫でした。
「革命」を《空想から科学へ》昇華させることに1%以上の希望を見出せました。

演じる人の心のフタを開けてあげる、私は、観ることで、そうしたことを実現させていきたいと思う。

劇場に足を運ぶ方々は、この気持ちがわかる、この一体感に魅せられてしまっ人々ですよね。


あすは、その舞台のチケットが一般発売になる日。
ココに集う多くの方と戦いをくり広げるることになるんでしょうか。
戦い済んだら、またにっこり握手しましょうね。
そのチケット争奪の加勢をお願いした乱菊師匠からの返信メールに
嬉しいお言葉がありました。

「またmegさんと遊べますね」

劇団☆新感線では団員に退団勧告をするとき、
『もう、おまえとは遊べない』
という表現を使うそうで、
このことをご記憶になっていて使われた言葉と思います。
そのことを二人の間で話題にしたとき、
舞台で表現するためにもがき苦しむ一連の“修行”を「遊ぶ」と表現することに、二人とも“play(演じる)”の奥深さを感じたものでした。

あす、皆さんが希望の日のチケットがとれますように。



と書いたら偽善が過ぎるでしょうか?
でも、みんなにmegさんと遊んで欲しくて。


ああ、そうそう、「革奥同」て、どう読むんですか?
と、ときどき問われるのですが、
愛でつながるのなら、なんと読まれても結構。
「かくおきどう」だろうが「かくおくどう」だろうが。
ただ、わたしは「奥羽越列藩同盟」へのhommageの意をこめて、
【かくおうどう】と読んでいます。


砂は海に/ 海は大空に/ そしていつかあの山へ

2008年04月10日 22時59分30秒 | Weblog
奧菜恵さんの『赤い棘』が今日手元に届きました。
予約販売の段階で注文したのに、遅すぎますよ~~!Amazonさん。

真ん中のMegumi Okina *private のグラビアページまで読み進んできました。
なかなかページが進みません。

苦しいです。感想を軽々に綴ることはできません。
ピュアで、真っ直ぐで、不器用な生き方しかできないお方だと
知っているつもりではありましたが、
まったくもって、
知っているつもりでしかなかった自分に空虚さを感じてしまいましたね。
この私の存在ってなんなんでしょうね。

私が奥菜さんに励まされ、その私が奥菜さんを励まし、
奥菜さんのより大きな内面発露の呼び水となって、
この世の中の何かを、たとえ小さくとも、着実に変えるつもりでした。
笑われちゃうと思うんですけど、「革命」を本気で考えていた。

過去形で表現しちゃいかんですね。「つもりだ。考えている……。」

でも、奥菜さんの存在は、私には高すぎて遠過ぎることに気づいちゃったなぁ。
小さいなぁ、ワシ。小さい、小さい。

たとえて言えば、
聖火リレーを妨害する人々の中には、
おそらく、ですけど、
ダライ・ラマの真の志を理解できている人と、できていない人とがいるんでしょう。
で、悲しいことに、どちらの人々の心にも真心がこもっている。
私は自分が後者に見えましたね。
『赤い棘』を読んでしまうと。

人間として、同じ土俵に立てていない。
ちょっと直にサインをいただいたことがあるくらいで、
思い上がって、みっともない。
このワシがあの方の内面の発露云々、なんておこがましい、ここが3割増したわ、というくらいにおこがましい。

天が私に、自分の小ささを理解する能力と、落ち込んでいるふりをする能力しか与えてくれていなかったら、話はそれまでだ。
そうではないことを信じるしかないではないか。
これが今の私の1%の希望だ。
「1%でも希望があるのなら、愛で人はしあわせになれる。」
この言葉を信じて、今夜の1曲をお送りしましょうか。

中島みゆき『裸足で走れ』

黙っているのは 卑怯なことだと
おしゃべり男の 声がする
命があるなら 闘うべきだと
おびえた声がする

上着を着たまま 話をするのは
正気の沙汰では ないらしい
脱がせた上着を 拾って着るのは
賢いことらしい

一人になるのが 恐いなら
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ

裸足はいかがと すすめる奴らに
限ってグラスを 投げ捨てる
ささくれひとつも つくらぬ指なら
握手もどんなに 楽だろう

かかとを切り裂く 痛みを指さし
心の熱さと 人は呼ぶ
ここまでおいでと 手を振り手招き
背中へ ガラスを降り注ぐ

一人になるのが 恐いなら
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ



最後はちょっといい話。
『失われた時間を求めて』の「あともうひとり」とされていた出演者が
奧菜さんだったということを知った
阿佐ヶ谷スパイダースの熱心なファンの方が、そのブログに

「なんかアサスパにピンとくる方なので、よかったです。」

と書いていらっしゃったのを読み、とてもうれしかったです。