マキペディア(発行人・牧野紀之)

本当の百科事典を考える

お知らせとお願いと予告と

2009年12月25日 | 読者へ
   お知らせ

 ケロログへの関口ドイツ語講座(1957年度分)のアップロードがすべて終わりました。「関口ドイツ文法」の仕事の見通しが立ってから掛かるつもりでしたが、校正刷りが遅れましたので、少しずつこちらを片づけました。技術的な点では何人かの人々に助けてもらいました。ありがとうございます。私のパソコンについての知識と技術も高まりました。

 繰り返しお伝えしましたように、ケロログには「哲学の広場」から入れます。

   お願い

 そのラジオ講座の1958年01月29日では歌曲の鑑賞をしているのですが、その歌詞のドイツ語が分かりません。曲が「セレナーデ」であることは講義の中で関口さんが言っていますので分かるのですが、それだけでは捜せませんでした。

 お聴きになった方が「コメント」欄に「シューベルトの歌曲集『白鳥の歌』の第4曲」であると教えて下さいました。同時にその歌詞の書いてある所としてURLも教えて下さったのですが、そのURL(ドイツ語版ウィキペディア)で検索しても「何もない」と出て来てしまいます。

 図書館でCDでも借りて調べることも出来るでしょうが、誰か手元にお持ちの方は教えて下さいませんか。「白鳥の歌」の第4曲の「セレナーデ」の歌詞(ドイツ語)です。よろしくお願いします。

   予告

 「関口ドイツ文法」のゲラ(校正刷り)がいよいよ来年早々にも出るとの通知を編集者から受け取りました。原稿をお送りしたのが02月16日ですから、いかに大変だったか、察するに余りあります。

 この間、私はその文法書の「落ち穂拾い」として、ゲーテの「ファオスト」についての関口さんの訳と解説を調べてきました。これも出来たら何らかの形で後の人に残しておきたいと思っています。

 「ファオスト」の訳とその訳書に付けられた解説および独立して書かれた解説も、それぞれ意味はあると思いますが、やはり関口さんの解説は断然抜きん出ていると思います。まして、ドイツ語を文法的に読むとはどういうことかを実例で教えるものとしては、これに勝るものはないでしょう。

 そういうわけで、来年はまず「関口ドイツ文法」を完成させます。そして、その後は「ファオスト(関口氏の訳と説明を中心にした)」をまとめることになるでしょう。それで私のドイツ文法研究は終わりにしたいです。その後は哲学に戻るつもりです。随分長い廻り道になってしまいました。

 2009年12月25日、牧野 紀之
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする