軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

ウクライナ情勢(6/21~6/27)

2022-06-28 00:00:00 | ウクライナ情勢
6月21日
・侵攻「何年も」可能性 NATO事務総長 長期支援訴え 露、東部ハルキウ攻撃
・首相NPT会議出席へ 防衛費「数字ありきでない」 8月訪米
・核兵器禁止 情勢厳しく 初の締約国会議 開幕へ 抑止力重視 強まる
・「死か、露へ移動か」迫る 露軍強制連行疑い 住民少なくとも数万人
 「歴史的に一体」一方的国家観
・人道への罪 捜査 
・米軍 沖縄で活動活発化 戦闘機集結 中国や北けん制か
・改憲論議 加速に意欲 茂木氏
・露向け与信残高15%減 邦銀3月末時点 制裁や事業縮小で
・ウクライナ軍 外国兵6956人 露国防省 「日本人も一人」
・ウクライナ店舗 マック再開方針 外相が米本社と交渉
・北「連続して核実験も」IAEA分析
・「世界難民の日」で声明 ジュネーブ 国連事務総長
・人道危機 現地の生の声
 「ドキュメント・荻上チキが見たウクライナ」TBSラジオ26日後8:00~

6月22日
・穀物輸送拠点に攻撃 オデーサ州 露、巡航ミサイル14発 輸出先が「人質に」
・南スーダン8万7000人 「飢餓状態」 孤児施設の夕食 8人に一皿、わずかな米
・核軍縮NPTを重視 8月岸田氏首相として初出席へ 
・21日開幕 核禁条約会議は不参加
・防衛費 財源論化回避へ 党首討論会 首相、沈静化に躍起
・食料高騰 追い打ち 南スーダン避難民キャンプ アフリカ 輸出制限の動き
・ウクライナがサイバー攻撃 「IT軍」露フォーラムに
・露と飛び地 鉄道輸送禁止 カリーニングラード リトアニアに露抗議
・BRICS 中国、加盟国拡大を提起 23日首脳会議 米欧に対抗図る
・露の強制連行120万人 ウクライナ集計 24万人が子供
・北欧2国トルコ協議
・バイデン氏「有事関与」発言 台湾世論5割 「信じられない」
・米、ウイグル産原則禁輸 新法施行、対中圧力を強化 日本のアパレル業界苦慮
・ウクライナ 誇りの舞 AS(アーティスティック・スイミング)でメダル「支援感謝」
・中国海警2隻 尖閣領海侵入
・ウクライナ侵攻 避難民支援「本気度は」 参院選の論点に

6月23日
・黒海周辺 攻防激化 穀物輸出問題に影響か
・参院選 党首ら「物価」に重点 首相ウクライナ対応強調
・米、ガソリン税免除案 9月末まで 大統領、議会に要請
・英物価9.1%増 5月 40年ぶり水準
・EU、露制裁追加回避へ 首脳会談「合意草案」入手 加盟候補国 大筋合意
・ウクライナ支援300億ドルに
・「ジュネーブ条約対象外」 露、米戦闘員2人拘束
・ウクライナ南部での反撃強化 露軍揺さぶり狙いか
・プーチン氏「新ICBM年内配備」
・露支持姿勢 習氏が示す

6月24日
・露、ウクライナ消耗戦 侵攻4か月 死傷 計数万人か
・露軍、東部に全予備戦力 ウクライナ セベロドネツクに援軍
・中国船領海侵入最長に 57時間39分超 政府は抗議 
・日米韓、首脳会談調整 NATO会議に合わせ 北対応 連携協議か
・加盟候補国認定 ウクライナ EU首脳会議始まる
・【社説】食糧危機対策 国連が事態打開を主導せよ
・崩れた未来 取り戻す(キーウ)
・穀物足止め 価格高騰 黒海封鎖 代替ルート見えず
・世界的な食糧危機恐れ 資源・食料問題研究所代表 柴田明夫氏
・露軍、東部で制圧地域 ゼレンスキー氏 支援訴え
・侵攻 先見えず 3つのシナリオ
 ①露がドンバス制圧、②ウクライナ反転攻勢、③決定打なく戦況停滞
・対露姿勢 米欧に温度差
・BRICS 露批判回避か オンライン首脳会議 対米欧 結束力協調へ
・露のエネ収入削減 焦点 G7首脳、圧力強化協議へ
・露産原油輸入 中国55%増加
・ウクライナ記者 露兵士が「処刑」 国境なき記者団報告書
・海自練習艦がロンドン寄港
・露国債「ルーブル払い」 大統領令署名 債務不履行回避狙う
・米 インフレ抑制を継続 FRB議長証言 経済「非常に強い」
・古里の両親無事で ウクライナ侵攻4か月 東部からの避難民 再会信じ

6月25日
・ウクライナ 加盟候補国 モルドバも EU首脳会議承認
・米のロケット砲 倍増 追加支援600億円 ウクライナ セベロドネツク撤収へ
・途上国に食糧支援 数百億円規模 首相、G7で表明へ
・露9月3日を「対日勝利の日」 法案提出
・沖縄と宮古島間 中国軍機が通過
・【スキャナー】「ウクライナは欧州の一部」EU、対露で結束強調 正式加盟長い道
・食料危機深刻化 「露が責任」一致 G7外相会合
・G7サミット・NATO首脳会議 ウクライナ支援焦点に
 対露制裁 結束なるか、北欧2国の加盟 協議、岸田首相出席 アジア・欧州安保連携
・リムパック 対中抑止鮮明 26か国合同演習へ サイバー・電子戦想定
・米太平洋枠組み 24日に初会合
・露「飛び地」高まる緊張 リトアニア鉄道輸送を禁止 カーニングラード
・穀物輸送 英・トルコ協議 連携強化 英、機雷除去支援も
・南部で車爆発 新露派幹部死亡 ヘルソン
・BRICSが拡大会議 G7会議控え 中露、米欧けん制
・南シナ海 協議打ち切り 資源共同開発 比、中国の挑発原因か

6月26日
・露、リシチャンスクで攻勢 ウクライナ東部 セベロドネツクに隣接
・G7 対露圧力協議へ サミット 独できょう開幕
・【社説】ウクライナ 「欧州の一員」へ踏み出した
・太平洋新枠組設立 日米英豪NZ 島嶼国を支援
・「飢餓4000万人増」 米が団結訴え

6月27日
・G7 対露制裁強化 サミット開幕 金禁輸合意へ インフレ懸念共有
・セベロドネツク「制圧」 ウクライナ東部 露が宣言 キーウに砲撃 死者も
・中国情報収集艦 伊豆諸島を通過
・【広告】ウクライナ 危機後の世界 知の巨人7人の緊急提言(宝島社)
・米、露包囲網拡大狙う G7サミット開幕 中印など 原油購入 露収入増
・議長国 独、協調「G7以外にも」 有力新興国など招待
・核搭載可兵器 ベラルーシに プーチン氏 「数か月内に供与」
・露産原油制限 後押しを 
 アトランティック・カウンシル特別研究員 ダニエル・フリード氏 
・EUの対露制裁 モルドバ参加へ
  

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地震予測と対策(1)

2022-06-24 00:01:00 | 地震
 2022年6月19日15時08分頃、能登半島珠洲市付近ででマグニチュード5.2の地震が発生し、この地方を最大震度6弱の揺れが襲った。

気象庁発表による、6月19日に発生した地震の震源地と各地の震度分布(:軽井沢

 この日、所用で東京に出かけていた私は、同行していた妻が、スマホで知ったというそのニュースを聞き、やはり来たかという思いがした。

 「やはり」というのは、1か月ほど前から、中部地方周辺でマグニチュード5.5±0.5クラスの地震が、6月22日頃までに発生するとの予測情報を得ていたからである。

地震予測メルマガによる最近のピンポイント予測

 東日本大震災後、地震の直前予知は不可能との認識が広まる中、次は南海トラフ超巨大地震が30年以内に70%の確率で発生すると公表され、更には首都直下地震もまた30年以内に70%程度の確率で発生する可能性があると言われるようになり、国難ともいえる大きな被害が予測されているが、こうした予測は過去の地震発生の周期から推測されるもので、地震発生メカニズムを基にした地球科学的解析から導き出されたものとはいえない。

 地震発生は地球表面を覆うプレートの移動がもとになると理解されるようになり、東日本大地震や南海トラフ超巨大地震などはそれぞれ太平洋プレート、フィリピン海プレートが北米プレートやユーラシアプレートといった、比較的軽い岩石からなるプレートの下に沈み込む際に、周期的にこの軽い方の上部プレートが反発して起きると言われている。

 また、内陸部で起きる直下型地震は、陸側の北米プレートやユーラシアプレートに溜まった歪により、活断層が動いて起きると解釈されていて、首都直下地震はこちらのタイプである。

 どちらの地震の場合にも、大きな被害をもたらすものだが、その直前予知は困難とされ、東日本大震災以降、改めて前兆現象を捉えようとする多くの研究が進められている。

 ところで、冒頭紹介した事例の情報は、そうした中で数年前から私が購読しているメルマガから得ていたものであるが、日本全国の地殻変動を3次元的に計測したデータから、変動の大きい地域での地震予測を行っているもので、アンティーク・ガラスショップを経営している関係で、何か有効な地震予測情報がないものかと思った結果、購読することに決めたものであった。予測内容の詳細について十分理解できているものではないが、どのような予測と結果を出しうるものか、実際に確認してみたいと思ったのであった。

 この地震予測情報では、全国を大きく10の地域に分けて、その地域内での地震発生の可能性を検討し公開している。毎週送られてくる通常の危険度情報に加えて、差し迫った状況と考えられた場合に、「ピンポイント予測」として今回のような場所と時期および地震規模の情報が加えられ、時には臨時の情報を発信している。

 ピンポイントと言っても、図のように中部地方周辺といった大まかなくくりになっているので、私のショップがある軽井沢での予測まではできているわけではない。

 それでも、5月下旬にこの情報を受けて、私はショップの展示ケース内のガラス器を棚板に軽く固定する作業を再開した。

 再開したというのは、3年程前に一度こうした固定作業をしたからであった。しかしその後、来店する顧客が、展示ケースから自由にグラス類を手にすることができなくなるという不便をかけることから、昨年1年間はまったく固定せずに過ごし、冬期休業期間は一旦棚から下ろして収納箱に入れてあったものを、今年4月にショップを再開する時にやはり固定しないまま陳列していた。

 全部で1000点程はあるガラス器を、1点々々固定する作業はなかなか面倒であるが、中には200年程前に作られた物も含まれているし、コレクターの方から委託販売として預かっている貴重な品もあることから、今ここで私の下で壊してしまう訳には行かない・・・といった思いもあって古いものから順に始めて、6月中旬には全体の70%程度まで固定作業を終えていた。

 今回起きた地震は、浅い場所で発生したという事もあり、マグニチュードは5.2と比較的規模は大きかったものの、私たちには幸いなことに、軽井沢では震度1とほとんど揺れもなかったようで、東京から戻り自宅の棚に飾っている「こけし」をみても、全く変化はなかった。

 450体ほどあるこのこけしは、少し前に起きた震度3の地震の時には、三分の一程が倒れたが、自宅とショップにあるガラス器類には全く影響がなかったので、今回は先ずは一安心したのであった。こけしは頭が重く不安定な形をしているので、グラス類よりもはるかに地震の影響を受けて倒れやすい。

 地震発生翌日のTVのニュースを見ていると、珠洲市にある陶磁器店では店舗と倉庫にあった商品が棚などから落下し、多くは壊れており、店主によると被害額は数百万円に上るという。こうした商品の被害に対しては保険適用がないので、大変大きな経営へのダメージである。

 地震発生に対しては、予測が困難であり、いつどこで発生してもおかしくないので、常に地震を想定した対策が必要であると言われて久しいのであるが、具体的な対策となると、いまだに十分とは言えない状況が続いている。

 私のショップではショウケースは突っ張り棒を天井との間に取り付け、前記のように各グラス類は棚板に粘着性のジェルを用いて軽く固定することにしている。固定とはいっても、必要に応じて、グラスを軽く捻ることで取り外すことができる。

 このジェルは透明なもので、米粒大のものをグラス類の底に3粒取り付けると、グラスの重みで流動して密着してくれる。ゆっくりと捻ると外すことができるが、衝撃力や垂直方向に引きはがそうとする力には耐えてくれる。

ガラス器類の固定に使用している透明なジェル

米粒大のジェルをグラス類の底に3か所取り付けて使用

ジェルで固定したグラスは、台を傾ける程度では剥離しない

 こうしたガラス器類の棚板への固定は、地震発生時に、転倒や棚からの落下防止にはある程度役立つが、ショウケースごと倒れた場合にはどうしようもなく、今は突っ張り棒に期待するしかない。
 
 19日の地震の余震とみられる地震が続いていて、20日10時31分には再び同じ場所で震度5強の揺れがあり、マグニチュードは5.0と発表されている。能登半島の先端部にあたるこの地方では、2020年12月から地震活動が活発化していて、昨年9月にもマグニチュード5.1の地震が起きるなど、これまでに震度1以上の地震は148回起きており、今後も長期にわたって地震活動が継続すると考えられている。

 活火山のない能登半島で、こうした地震が多発する理由については、太平洋プレートと、フィリピン海プレートの影響が指摘されている。

 京都大学の西村卓也准教授の説明によると、海側のプレートと陸側のプレートの隙間にしみ込んだ水の一部が上昇し、地下十数キロメートル付近にたまって、周囲の岩盤に力を加えたり、しみ込んで地震を起きやすくさせていると解説している。

 こうした海洋プレートの動きが関係しているとなると、やはり南海トラフ地震との関連が気になるところで、今後もより大きな揺れが当地でも起きる可能性があることを考えると、よりしっかりとした対策をとることが必要かもしれない。

 

 
 

 


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ウクライナ情勢(6/14~6/20)

2022-06-21 00:00:00 | ウクライナ情勢
6月14日
・円安24年ぶり135円前半 株2万7000円割れ 金利差拡大で
・東シナ海「中国軍を懸念」 岸氏、国防相に表明 
・中国、米の地域戦略批判 アジア安保会議 台湾巡りけん制
・プーチン氏「愛国心」訴え 「ロシアの日」演説 反戦 拘束者も
・日本と対話意向 韓国国防省
・非核化交渉なら 核能力申告要求 韓国外相、北に
・【社説】プーチン発言 領土拡大の野心が露呈した
・公明「憲法に自衛隊」検討 参院選公約 防衛力 着実に整備
・防衛協力を推進 日豪防衛相合意 太平洋島嶼国と協議
・核兵器禁止条約 ドイツ参加表明 オブザーバーで
・北 ロケット砲発射か 西海岸から黄海へ
・米中「台湾」譲らず アジア安保会議 
・豪哨戒機を妨害 中国に懸念伝達
・ニカラグア、露軍駐留許可 大統領令 米の「裏庭」波紋も
・ウクライナ 民間人殺害 国連が調査 キーウなど 人権理、10月に報告書
・露「マック後継」に行列 撤退店舗で「味そのまま」
・米 銃規制強化で合意 上院超党派 身元確認を厳格化
・米金利上昇 市場に動揺 円24年ぶり水準 株全面安 景気先行き 警戒拡がる
・ウクライナ支援 共同声明 日米など50の国・地域
・ウクライナ危機 日本語習得 政府が支援 国内の避難民対象にオンライン授業など
・ウクライナ危機 文化遺産の被害 対策議論 専門家らシンポジウム

6月15日
・セベロドネツク 毎日続く悲劇 露、東部要衝の孤立狙う 隣接市との橋破壊
 妻と幸せ奪われた 「ママどこに行ったの?」
・公明「防衛力を強化」 公約発表 参院選2022
・「GSOMIAを正常化」 韓国外相意欲 米韓、北に圧力確認
・日米韓、対北ミサイル訓練 リムパック合わせ 探知・追尾 連携強化
・円安どこまで 続く米利上げ「夏~秋に140円台」も
・米、中国の拒否権に懸念 対北制裁 中国は台湾問題けん制 高官会議
・露の元検事長 政府要職解任 「Zは悲劇」発言
・核弾頭「今後10年で増加」 国際平和研究所 「北20発保有」初の算入
・米大統領 来月に中東歴訪 対サウジ修復優先
・エネルギー輸出 露の収入13兆円

6月16日
・「陸路で穀物輸送」構想 ウクライナ バイデン氏 国境に倉庫
・中露首脳が電話会談 
・兵器供与の拡大 焦点 ウクライナ支援会合 火砲足りず、訓練も不十分
・外国人部隊に日本人参加
・セベロドネツク 残る住民 退避進まず 露、攻撃継続 人道回廊守られず
・露の経済会合 企業参加半減 規模縮小し開幕 
・分析ウクライナ危機 和平交渉 第三者関与を 元駐米大使 藤崎一郎氏
・ジップエア 尾翼の「Z」取りやめ 侵攻支持? 誤解避ける

6月17日
・【広告】ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛 元陸将・渡部悦和他(ワニブックス)
・ウクライナ軍 死者1000人 1日あたり 東部戦線 消耗戦に
・仏独伊3首脳 キーウ訪問
・米欧、長期戦視野に支援 米「10億ドル追加」NATO「軍近代化を」
・黒海沿岸部 制海権奪取 後押し
・米戦闘員2人 露軍に拘束か
・26か国、独に兵器支援拠点 
・独向けガス供給 2日で6割削減 露ガスプロム

6月18日
・米、太平洋で新枠組 島嶼国を支援 日豪英仏などと
・侵攻、改めて正当化か プーチン氏 国際経済会合で演説へ
・露軍、工業地区に進入 セベロドネツク 工場孤立の568人 「脱出困難」
・露スパイ、ICC(国際刑事裁判所)潜入図る 戦争犯罪捜査 工作狙いか
・仏独米伊、EU加盟支持 首脳ウクライナ訪問 「即時に候補国」結束演出
・加盟審査「第一段階」クリア 欧州委が意見書 認定なお不透明
・キリル総主教 英が制裁措置 「侵攻を支持」
・中国空母 3隻目進水 「福建」常時運用可能に 短時間発進 電磁カタパルト採用
・太平洋 連携で対抗 新枠組み 米、中国影響力に危機感
・途上国インフラ投資 創設 米大統領 新枠組みG7で表明へ
・中露連携に懸念 米報道官
・ウクライナ思い奏でる 来月諏訪 民族楽器のコンサート
・東御市と国際協会 避難民支援で寄付 モルドバ大使館に

6月19日
・戦車・ミサイル 5割失う ウクライナ 英首相、支援継続約束
・中露首脳の結束演出 国際経済会合 他の参加国は消極姿勢
・米で超党派の「台湾支援法案」
・肥料高騰 農家に打撃 ウクライナ情勢・円安 国内需要 年90万トン
 中露に原料依存 代替探し困難
・食料安保 各国動き
・ウクライナ再建「大規模に」 欧州復興銀 リグテリンク第一副総裁
・【広告】世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」 倉井高志著(PHP研究所)
・【あすへの考】編集委員 大塚隆一 「正義」支える 経済・軍事の力 
 試金石ウクライナ なお米がカギ、「強権」対「民主主義」  利害絡み複雑

6月20日
・日韓豪NZ首脳会談検討 対中国念頭 NATO出席時に 日韓会談は見送り
・ゼレンスキー氏 食糧輸出対応を協議 南部オデーサ州訪問
・中国海警2隻 領海から退去
・物価高・防衛・憲法 参院選 公約出そろう 露侵攻映し各党力点
・ウクライナ支援額 米55% 武器・弾薬の到着遅れ 課題 独機関集計
・分析ウクライナ危機 露政権 歴史をねじ曲げ 前駐ロシア大使 原田親仁氏
・信州人 避難民支援「相互尊重で」
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白い花と装飾花

2022-06-17 00:00:00 | 日記
 関東甲信地方に梅雨入り宣言が出されたのは6月6日で、昨年より8日早く、平年より1日遅いと報じられた。軽井沢でも雨の日が多くなり、霧もよく出るようになっている。

 梅雨時の花と言えば、一番に思い浮かべるのはアジサイで、フラワーショップの店先には、各種の鉢植えのアジサイがならび、様々な花の色や形を見ているだけでも楽しい。

 朝の散歩コースにもヤマアジサイと思われる植物を見ることができるが、こちらはまだ蕾が固く、開花まではもう少し時間がかかりそうである。


まだ蕾がかたいヤマアジサイ(2022.6.12 撮影)

 一方、ヤマアジサイあるいはガクアジサイに似た白い花が咲き始めている。高さは3-5mほどはある樹に咲いているもので、樹高からするとアジサイの仲間ではないと思うものの、名前は判らない。散歩コース沿いでは、3か所の住宅/別荘の庭にあって、互いによく似た花を付けているので、同じ種と思えるが、写真を撮り原色牧野植物大図鑑(1997年 北隆館発行)で調べてみた。

 妻は、ガマズミの仲間ではないかと言うので、まずその個所を見てみると、よく似た白い花の絵が数種あって、すぐには判別がつかない。ガマズミと似たものには、ミヤマガマズミ、ヤブデマリ、カンボク、ムシカリなどがある。いずれも「すいかずら科」、「ガマズミ属」の種とある。

 手掛かりは、花と葉の形であるが、ガクアジサイに似て、周囲に2-3cmほどの大きさの花があり、中心部には小さな別の花が咲いているので、一様に小さな花を付けるガマズミ、ミヤマガマズミではないとわかる。

 撮影した写真を見ると花びらの数も4枚のものと5枚のものがある。また、4枚と思えたものの花びらの形も、よく見るともう1枚、ごく小さい花びらも見え、実際には5弁花の変形したもので、チョウが翅を開いているように見える。

 こうして調べていき、最終的に3本の樹のうち2本はヤブデマリで、残る1本はカンボクだろうということになった。ヤブデマリは変則的な5弁花で、葉は先端の尖った長楕円形、カンボクの方は大きさのそろった5弁花で、葉は先端が尖って3裂した切れ込みがあるので、判りやすい。

 先ずヤブデマリの写真から。

ヤブデマリ 1/5(2022.6.12 撮影)

ヤブデマリ 2/5(2022.6.12 撮影)

ヤブデマリ 3/5(2022.6.12 撮影)


ヤブデマリ 4/5(2022.6.14 撮影)


ヤブデマリ 5/5(2022.6.12 撮影)

 続いてカンボク。


カンボク 1/3(2022.6.12 撮影)


カンボク 2/3(2022.6.12 撮影)


カンボク 3/3(2022.6.12 撮影)

 図鑑の解説文によると、周辺にある白い2-3cmほどの大きさの花と思えたものは装飾花と呼ばれるもので、めしべやおしべの不完全な無性花で、花弁だけが広がっていて結実することも無い。夏に赤い実を結ぶのは、その内側にある5mmほどの小さな花、両性花、の方だという。

 アジサイのあの美しい花と思えるものが、実は萼(ガク)片であると知ったのはもうずいぶん前のことであるが、今回見たヤブデマリの装飾花とアジサイのガクは同じタイプのものであった。

 アジサイはガクアジサイを品種改良して得られたもので、ガクアジサイの装飾花だけが残り、両性花がなくなってしまったものだという。

 ヤブデマリのきれいな赤い実は、内側の小さな両性花のものであった。

 雲場池の周辺を散歩していると、春先からこちら、何種類かの、白い花を咲かせている木を見かけたが、撮影してあった写真を見てみると、春一番に早く咲き始めたのが「コブシ」で、「アオナシ」、「ズミ」が続いた。

 コブシは軽井沢町の木に指定されている種である。

 アオナシはあまり馴染みのない種である。はじめはズミだと思っていたが、おしべの色が違っていることから、このように判断した。

 ズミの方は咲き始めはピンク色をしているが、完全に開花したころには白くなる。


コブシの白い花(2022.4.27 撮影)


アオナシの花(2022.5.7 撮影)

雲場池に咲き始めたズミ(2020.5.18 撮影)


蕾はピンク色をしているズミの花(2022.5.11 撮影)

ズミの花 1/2(2020.5.18 撮影)


ズミの花 2/2(2020.5.18 撮影)

 雲場池の遊歩道に沿って植えられている「ドウダンツツジ」も春に白い花を付け、同じく遊歩道脇のところどころにある「オニヒョウタンボク」も少し遅れて黄色味のある白い花を咲かせる。

ドウダンツツジの花 1/2(2022.5.11 撮影)


ドウダンツツジの花 2/2(2022.5.8 撮影)


オニヒョウタンボクの花 1/2(2022.5.17 撮影)

オニヒョウタンボクの花 2/2(2022.5.18 撮影)

 オニヒョウタンボクの花の方は高い所についているので、池の水鳥の姿を追いながら歩いていると、その存在に気が付かずに通り過ぎてしまうが、咲くとすぐに足元に落ちてくるので、気が付くことが多い。

 ズミが終わり、少し間を置いて咲いた雲場池周辺のミツバウツギの花にはウスバアゲハ(ウスバシロチョウが)吸蜜に訪れていた。


ミツバウツギの花に吸蜜に訪れたウスバアゲハ(2022.6.2 撮影)


ミツバウツギの花で吸蜜するウスバアゲハ 1/2(2022.6.2 撮影)

ミツバウツギの花で吸蜜するウスバアゲハ 2/2(2022.6.2 撮影)

 これらの花が散り、ウスバアゲハの姿も見られなくなった今、今回紹介したヤブデマリとカンボクが咲き始めているのである。

 そのほかにも、ヤマボウシやエゴノキの白い花が目立つようになり、ホオも白い大きな花をつけている。


ヤマボウシの白い花(2022.6.12 撮影)


エゴノキの白い花 1/2(2022.6.14 撮影)

エゴノキの白い花 2/2(2022.6.14 撮影)


ホオノキ(2022.6.12 撮影)

ホオノキの白く大きい花と蕾(2022.6.14 撮影)

 この季節、朝の時間帯では野鳥の姿もめっきり減って、遠くから時折カッコウの声が聞こえ、キビタキも姿は確認できないが美しい鳴き声を聞かせてくれている。

 水鳥は昨年この場所で繁殖したカルガモ親子など数羽と、北に帰りそびれた1羽のマガモ♂だけになり、とても静かである。その分、周囲の木に咲く白い花に目が向くようになった。






 



 

 

 

 



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ウクライナ情勢(6/7~6/13)

2022-06-14 00:00:00 | ウクライナ情勢
6月7日
・大統領 ドンバス視察 露と激戦 前線の士気鼓舞 要衝「状況悪化」
・穀物輸出「護送船団で」 リトアニア外相 日本に協力求める
 官房長官と会談 緊密な連携確認 ウクライナ情勢
・北けん制 米韓8発発射 地対地ミサイル 日米も対処演習
・石垣島沖EEZ 中国が調査継続 政府、3日連続抗議
・中国軍、豪・加軍機を妨害 4~5月、南・東シナ海 異常接近など
・【社説】北ミサイル連射 迎撃だけで対処できるのか
  日本は、自衛のために敵のミサイル発射拠点などを破壊する反撃能力の構築を加速させる必要
 がある
・長期化 プーチン氏意思 松野官房長官
・北連続発射「前例ない」松野官房長官
・ウクライナ輸出停滞 海路の再開 メド立たず 露やトルコ 絡む思惑
・セルビア訪問 露外相が中止 近隣国(ブルガリア、北マケドニア、モンテネグロ)が飛行禁止
・英首相 党首不信任投票 保守党 解任なら首相職辞任へ
・北、軍縮会議議長国に 日米欧など50か国批判 全加盟国(65か国)持ち回り就任  
・カザフ改憲案 8割賛成で承認見通し 国民投票 前大統領の影響力排除 
・ウクライナ あと一歩 サッカーW杯PO 雨中攻め続け「出し切った」
・ウクライナ W杯に届かず 奮闘 母国に勇気  

6月8日
・日中防衛相 対面会談へ 2年半ぶり
・日本とNATO 連携強化で 一致
・ウクライナ 穀物 護送船団で輸出 トルコ・英・国連と協議
・中国外交トップと会談 秋葉安保局長
・「外交で平和を」社民が公約発表
・永首相 薄氷の続投 与党内投票「不信任」4割 求心力喪失、分裂あらわ
・米州首脳会議 米「独裁3か国排除」波紋 反発、メキシコなど「欠席」
・製鉄所 2500人以上拘束か マリウポリ 籠城ウクライナ兵
 露、東部移送し「軍事裁判」
・露メドベージェフ前大統領が「消滅させる」 SNS、対象明示せず
 ウクライナや米欧の可能性
・ウクライナ訪問、記者会見は中止 番組中、侵攻に抗議 露の元TV局職員
・米韓「拡大抑止」を強化 次官級確認 北核実験なら「迅速対応」
・カンボジア 中国、新たな軍事施設か 米紙報道 リアム海軍基地で予定
・円安133円台 20年ぶり 対ユーロ142円台 米欧との金利差背景
・ウクライナ避難民 2人を受け入れ 飯田市
・5月の空自機 緊急発進4.5倍 前年同月比

6月9日
・防衛力抜本強化 5年以内 「新資本主義」「改憲」早期実現 自民参院選公約
・日米韓、安保連携を強化 外務次官が北情勢協議
・スピード感持ち 日韓懸案を協議 韓国外相
・ゼレンスキー氏「侵攻前」回復なら勝利 露 クリミア・本土 鉄道開通
・露が協定停止 制裁反発か 北方領周辺漁業 一方的に
・日韓共同世論調査 中露「脅威」両国で急増
・物価上昇率8.5% OECD見通し
・中露「米に対抗」鮮明 「北制裁に拒否権」説明へ 安保理、核実験でも対応限定か
・ウクライナ 穀物輸出 進展せず 露・トルコ外相会談
・徴収兵投入 露で将校処分 「強制動員」世論に配慮か
・党中央委員会 北が月内開催
・ショルツ氏 割れる評価 独政権半年 安保政策転換・露対応は迷走
・露富豪自家用機 米で押収令状
・ウクライナ情勢分析 報告書別冊刊行 防衛研究所 関心高まる 
 安保・軍事の専門家集団、メディア露出増加・政策実務の経験者も
・海自と米海軍が南シナ海で訓練

6月10日
・露、占領地で穀物輸送 「海上からも可能」 ウクライナ「略奪」
・露、東部で攻勢強化 セベロドネツク 12日の祝日意識か
・「インド太平洋」推進へ計画 首相きょう講演 アジア安保会議で表明
・「反撃能力」公明が理解 「9条の範囲内」強調 
・安保理機能不全 危機感 各国表明 中露が拒否権正当化
・北欧の安保強化一致 露の脅威で 英独など12か国
・米「民主主義の団結」強調 米州首脳会議開幕 中露に対抗 支援策続々
・北が中央委総会 核・対米政策焦点
・プーチン氏「国民対話」見送り 例年6月実施 侵攻批判避ける狙いか
・円安 歯止めかからず 20年4か月ぶり水準 企業・家計の負担増
・ECB インフレ加速警戒 利上げ「予告」 金融正常化へかじ
・OECD理事会 露侵攻など議論 パリで開幕

6月11日
・インド太平洋秩序強化 行動計画 来春までに 首相、アジア安保会議講演
・米中国防相「台湾」応酬 初の対面 意思疎通の維持 確認
・親露派、英国人らに死刑判決 戦闘員3人 露、取引材料か
 捕虜該当なら保護の対象に ジュネーブ条約
・中国抑止へ「幅広い連携」 米・ASEANの橋渡し役に 首相アジア安保講演
・米州会議 8か国欠席 参加首脳 米に冷淡
・中露国境に大橋開通 アムール川 露、対中貿易拡大狙い
・ウクライナに兵器供与継続 仏大統領意向
・NATO 北欧2国 加盟進まず クルド巡りトルコと対立 活動家引き渡し要求 拒否
 エル米中ドアン氏 大統領選へ成果狙う
・フィンランド国境にフェンス
・NATO会議に韓国大統領参加
・国防相会談 米中、意思疎通に主眼 台湾問題で緊張 対話継続が課題
・イラン 核監視カメラ撤去 IAEA 核合意に打撃 懸念
・企業物価 転嫁の動き 5月9.1% 15か月上昇 消費者向け 影響じわり
・露への輸出 67品目禁止 トラックなど 経済制裁を閣議決定

6月12日
・日米韓ミサイル探知訓練再開一致 北発射、連携対処 防水会談 
 「信頼醸成」「台湾海峡」明記 共同声明
・「同盟関係が安定の源泉」 米国防長官 インド太平洋は「中核」
・ウクライナ軍東部で劣勢 戦死1万人超える
・金正恩氏「軍事化前倒し」 党中央委総会 外相に米国通女性
・岸氏「防衛力 抜本強化」 露中の関係深化懸念
・「武器等防護」を米豪軍に実施へ 防衛相会談
・露、日本の漁業権「取り上げ」示唆 北方領土周辺
・日米韓 実務で成果 防衛相会談 米、日韓信頼回復へ仲介
 日本「レーダー照射」不信なお、韓国「歴史」と国内世論の壁 
・【社説】日露漁業協定 一方的な停止は認められない
・米、インフレ再加速 物価40年半ぶり高水準 FRB 利上げ急ぐ
・OECD、露の侵攻非難 閣僚声明 ウクライナと連帯協調
・米への信頼回復 腐心 アジア安保 国防長官演説 中国に共同対処 態勢急ぐ
 対中抑止集中 露との「二正面」回避 ASEAN、実効性期待
・潜水艦計画破棄 豪が仏に和解金 780億円支払い合意
・米の求心力低下露呈 移民協力宣言 署名しない国も 米州会議閉幕
・ピョートル大帝引き合い 露大統領発言 波紋 領土獲得が狙い?
・力による現状変更認めぬ ゼレンスキー氏訴え アジア安全保障会議にオンライン参加
・「地獄だった」東部脱出 キーウ近郊へ 残る家族の無事祈る
・日本への避難民 心癒して 動物園で交流 東武動物公園

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