軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

ウクライナ情勢(8/23~8/29)

2022-08-30 00:00:00 | ウクライナ情勢
8月23日
・ウクライナの教訓 侵略半年1⃣
 サイバー戦 攻防紙一重 露の奇襲 米企業が打破
 巨大IT「防御の実験場」、
 サイバー 日本の弱点
 対露 草の根IT軍 民間ハッカーら 情報戦協力
・対「極超音速」迎撃ミサイル 概算要求 イージス艦搭載へ
・ウクライナ 独立記念日 キーウ厳戒 露攻撃恐れ 集会禁止、官庁は在宅
・機密データ保管 外国企業と協力 ウクライナ・デジタル化担当副大臣 
 イェホール・ドゥビンスキー氏
・露爆殺 遠隔操作か 現地報道 背景巡り憶測 アレクサンドル・ドゥギン氏の娘
・「原発 軍事行動回避を」米欧4首脳
・独政権 支持率急落 ウクライナ・物価高 背景
・米韓演習 連携強化 4年ぶり野外訓練 北反発
・企業に「ガス制限令」検討 経産省 受給逼迫対応 骨子案 

8月24日
・ウクライナの教訓 侵略半年2⃣
 ドローン 戦場変えた
 (中国軍)無人機 自衛隊出遅れ 中国軍の「攻撃」対処困難
 無人機偵察 兵の命守る キーウの産業用ドローン販売企業創業者
  バレリー・ヤコベンコ氏
 中国 軍事AI開発加速 米外交問題評議会研究員 ローレン・カーン氏  
・露侵略半年 ウクライナ軍「消耗戦」強まる
・観艦式に韓国軍招待
・首相、G7と連携指示 関係閣僚会議 露制裁やエネ供給
・ウクライナ侵略半年 米国内事情 支援継続に影
 米、中間選へ「内向き」台頭
 独、露、ガスへの依存度高く
 欧州経済 減速恐れ ガス供給不安
・【社説】露侵略から半年 国際社会の結束を固め直す時
・ウクライナ 徹底抗戦 露侵略から半年 市民「露の下 奴隷と同じ」 露76%「作戦を支持」
・待ちわびた再会 首都キーウ、9月の新学期迎え
・NPT 見えぬ全会一致 最終文書案 ザポリージャ原発「懸念」
・クリミア会議 日英首脳ら オンライン 参加国・機関60に増加
・露 景気低迷長期化か ウクライナ侵略半年 米欧制裁の打撃 鮮明
・ウクライナ情勢「関心」18歳意識調査 日本経済への影響懸念
・インド太平洋政策 独が堅持 戦闘機 豪演習初参加 対中関係 見直し着手 関与 英仏よりも遅れ
・ウクライナ侵略半年 攻防 首都から東部、南部へ 戦禍 生き抜く 
 戦線膠着 増える死傷者 米支援100億ドルに 
 非難665万人 経済も壊滅的
・ウクライナ支援 ピンバッジ販売 佐久商議所
・来日避難1700人「強く生きる」 リモートで仕事・納豆好物に
・ブチャ 悲しみと歩む 侵略半年 弟犠牲「不在慣れず」

8月25日
・ウクライナの教訓 侵略半年3⃣
 大量発射 迎撃できず
 反撃能力は抑止力 相手は簡単に攻撃できなくなる
 露、精密誘導弾「枯渇」も 英軍事アナリスト ニコラス・ドモランド氏
・ウクライナ「最後まで戦う」 侵略半年 露、各地で攻撃継続
・対露制裁 決め手欠く ウクライナ侵略半年 日米欧 物価高に直面
・ザポリージャ 緊張高まる 露占拠の原発「軍事施設化」 
 敷地内に装備40超・占領地死守の「盾」 
 BBC 大規模爆発起きれば 「放射線被害 東欧・露西部にも」
・米、追加軍事支援4000億円発表
・「露は即時・無条件撤退を」 クリミア会議 共同声明
・中韓 軍事・経済で摩擦 国交正常化30年 尹政権、米重視鮮明
・露侵略「長引く可能性」 専門家講演 上田で350人参加
・侵略半年 露に抵抗 亡き友に誓う キーウの男性「きっと良い方向に」
 避難民への支援 模索 

8月26日
・サハリン2 三菱商事も「権益維持」 露に通知へ 三井物産に続き
・露軍、駅攻撃25人死亡 独立記念日に ウクイライナは非難
・サハリン2交渉 長期戦 三菱 権益維持求める通知へ 露の提示条件 見通せず
・露、「併合」へ準備加速 ウクライナ東・南部
 住民投票前に現金・反対派、親露派襲撃
・原発「災害の瀬戸際」 ゼレンスキー氏 安保理で訴え
・侵略作戦報告 国防相頭越し プーチン氏、不信か 露報道
・反戦言動理由か 露の元市長拘束 治安当局
・国際経済 対露制裁 変わるエネルギー供給 原油価格 増す不透明感
 ウクライナ危機後の原油開発・供給の動向

8月27日
・ウクライナの教訓 侵略半年4⃣
 士気旺盛 武器は不足
 日本、戦闘継続に課題 弾薬増・装備品修理 予算回らず、防衛費 主要国では低水準
 露で工場停止続く 日本企業 車・重機輸出も打撃
 長期戦 弾薬供給が重要 米戦略国際問題研究所 上級顧問 マーク・カンシアン氏  
・IAEA 早期の原発調査訴え 送電線一時遮断
・電力逼迫 原発政策一転 新増設・建て替え検討 
 転期間延長も模索 60年超の再延長 焦点 「審査期間を除外」案
 脱炭素が拍車「次世代炉」想定
・【社説】原発の再稼働 電力危機の克服に不可欠だ
・サハリン2からLNG購入契約 JERA(発電会社)
・NPT最終文書案 再修正 26日最終日 採択へ土壇場の交渉
・インド初の国産空母 中国進出を警戒 海軍増強
・米議員ら訪台常態化 今月4回 台湾支持を強調
・露に攻撃停止を バチェレ氏(国連人権高等弁務官)要求 退任前記者会見
・露軍13万7000人増員令 大統領署名 侵略越年視野か
・反戦元市長に通信禁止令 露裁判所

8月28日
・NPT会議 露反対で決裂 最終文書案 ウクライな記述巡り 採択・前回に続き失敗
・露 4時間前「NO」 ウクライナ原発項目 修正要求 議論4週間 合意案砕く
 ザポリージャ原発とブダペスト覚書で合意できず
 中国、「各戦力増強」鮮明に 透明性確保 猛反発
・穀物輸出「100万トン突破」 ゼレンスキー氏 月300万トン意欲 
・【社説】NPT会議決裂 露の専横が核軍縮遠のかせた
・欧州天然ガス 最高値 露の供給停止 長期化警戒
・非核保有国 失望と不満 NPT会議決裂 「気まぐれ」「意思の欠如」
 対話・協力 継続が重要 一橋大教授(国際政治)秋山信将氏
・露天然ガス焼却 余剰分処分か
・爆撃機を改修 「核搭載可能に」 ベラルーシ
・ガス供給握るロシア ロシア産天然ガスへの依存度 EU全体41.1% 日本8.8%
・NPT決裂 憤る被爆者 「核保有国の傲慢だ」

8月29日
・ウクライナの教訓 侵略半年5⃣
 核の脅し 崩れる秩序
 台湾有事 中国の核警戒 強固な日米同盟 抑止に不可欠
 「核放棄で保護」守られず 元ウクライナ国家安全保障・国防会議書記 ウォロディミル・ホルブリン氏
・露退避のウクライナ人支援 プーチン氏 無期限滞在を承認 
・ザポリージャ 原発調査団、近く派遣 米紙報道 IAEAが調整 露軍、職員に「口封じ」か
・ジャベリン 国内初の実弾訓練 米陸軍、熊本の演習場で
・米巡洋艦2隻 台湾海峡通過 ペロシ氏訪台後初
・【社説】有事の認定 カギを握る政府の迅速な判断 
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ジャコウアゲハ(6)1齢幼虫の脱皮

2022-08-26 00:00:00 | 
 最初に孵化した5匹と2匹の1齢幼虫は、バラバラになることなく、おおむね一か所でウマノスズクサの葉を食べ、みるみる成長していった。そして孵化後3日目には早くも脱皮して2齢幼虫になった。

葉上に集まってきた1齢幼虫(2022.8.1 撮影動画からのキャプチャー画像)

脱皮直後の2齢幼虫(2022.8.2 撮影動画からのキャプチャー画像)

脱皮直後の2齢幼虫が脱皮前の1齢幼虫に近づいていく(2022.8.2 撮影動画からのキャプチャー画像)

 この時も、7匹はすべて早朝に脱皮していたので、脱皮する様子の撮影は間に合わなかった。撮影できたのは、1日遅れて孵化していた2匹の方で、あらかじめ脱皮することが予想されていたので、前夜のうちに撮影準備をし脱皮に備えて、無事撮影ができた。

 こうして6月22日に2齢幼虫の飼育から始まったジャコウアゲハの生育状況の撮影は、順序は前後したが、そのすべての段階を撮影することができた。

 脱皮前夜の1齢幼虫の体色は茶色をしているが、次第に変化していって翌朝の脱皮前には黒くなる。

 脱皮後の幼虫の頭部は淡色であるが、1時間ほどじっとしている間に次第に変化して、反転して自身の抜け殻を食べ始めるころにはまっ黒になる。

 
ジャコウアゲハ1齢幼虫の脱皮(2022.8.2, 20:11~8.3, 7:43 30倍タイムラプスを交え撮影後編集)

 2齢幼虫は次第にばらばらになっていく様子が見られたので、ここからは個室に移すことにして、1匹づつ瓶挿ししたウマノスズクサの葉に止まらせて飼育を続けた。

 その後この幼虫は、希望者が現れたので、飼っていただくことにして、今私の手元には孵化した日が異なる2匹づつ、4匹の幼虫が残されている。

 4匹の幼虫はその後8月18日に蛹化が始まったが、やはり2匹が先行した。1日遅く孵化した幼虫は続けて蛹になるのかと思われたが、このところの気温低下のためか、蛹化には時間がかかり、3匹目が蛹になったのは23日、4匹目は8月26日時点ではまだウマノスズクサの葉を食べている。

 これらの蛹は年内に羽化するものか、今年はもう蛹のままで年を越して来年羽化するのか今は判らない。様子を見ていこうと思うが、もし羽化し♀が含まれていれば、ぜひまた採卵してみたいと思っている。
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安倍晋三元首相襲撃事件(8/18~8/24) 

2022-08-25 00:00:00 | 安倍元首相銃撃事件
8月18日
・茂木・安倍派 主要ポスト独占 岸田派 存在感薄く 参院自民
・萩生田・生稲氏 旧統一教会訪問 6月に関連施設

8月19日
・旧統一教会問題 相談強化 来月初旬から 政府連絡会議初会合
・生稲氏との訪問 萩生田氏認める 旧統一教会関連施設
・統一教会 韓国で集会 数千人規模

8月20日
・「旧統一教会」野党攻勢 閉会中審査 政務三役30人超 接点
・安倍氏「後継」悩む自民 衆院山口
・公明2氏も接点 旧統一教会
・旧統一教会巡り 高市氏に脅迫文 「安倍氏の二の舞に」

8月21日
・遊説警護に制服警官 積極配置5都府県 大半「ケース・バイ・ケース」

8月22日
・旧統一教会 高額献金 被害絶えず 「合意書」で返金請求難しく 
 山上容疑者も母と署名

8月23日
・「問題団体と関係持たず」 旧統一教会念頭 自民、統治指針明記へ
・旧統一教会被害 救済充実を指示 首相、法相に

8月24日
・旧統一教会問題 「政権は対応を」 公明代表
・枝野氏ら 旧統一教会と接点 立民 新たに6人 発表

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ウクライナ情勢(8/16~8/22)

2022-08-23 00:00:00 | ウクライナ情勢
8月16日
・小麦価格 据え置きへ 10月以降売り渡し 首相指示、物価対策
・港「中国の軍事利用認めず」スリランカ大統領インタビュー
・中国傾斜見直し 鮮明 スリランカ大統領 米・印・日とバランス 25年の内戦 終結尽力 
・中国海警船4隻 尖閣領域に侵入
・防衛費財源 国債も選択肢 官房副長官 木原誠二氏52
・米議員団 台湾総統と会談 支持強調 中国圧力に対抗
・南部ヘルソン 露司令部 州都から移動か ウクライナ軍、補給路攻撃
・ウクライナ避難学生に聞く 日常取り戻そうとする営み
 嬉しい日は回転ずし/花育て売る家族/同時進行で戦争
・満州 命がけの脱出 ソ連侵攻「悲劇忘れぬ」
・ソ連軍 北海道全島に野心 対日戦後計画 公文書で確認 対馬や朝鮮も 検討示す史料

8月17日
・イージス艦に長射程弾 搭載検討 船体は単胴型
・中国船、スリランカ入港 軍の調査船、米印警戒
・スリランカ 緊張の港 「債務のわな」運営譲渡 
 中国、インド洋に足場 「スパイ船」インド反発
・スリランカ 米中対立と距離 首相「巻き込まれたくない」
・クリミア また爆発 ウクライナ高官 軍関与を示唆 弾薬保管場
・ミサイル警戒で 日米韓豪加訓練 ハワイ沖、北念頭に
・米韓演習 22日から 規模拡大 北の挑発 警戒も
・岸氏装った投稿 ネット上で拡散 ウクライナ非難
・台湾、ペロシ氏「歓迎」53% 世論調査 中国演習「恐れず」78%
・中国、台湾駐米代表ら7人に制裁 「頑迷な独立分子」法的責任 生涯追及
・独、豪演習に戦闘機 インド太平洋 初派遣
・グローバル経済に亀裂 露から撤退・縮小1000社 米欧など表明次々
 米中「陣取り合戦」主戦場は東南アジア、ブロック化戦争招く 1930年代 
・ウクライナ料理 ピロシキを販売 避難民、松本の催しで

8月18日
・サハリン2後継「参画を」 西村経産相、三菱商事に要請
・巡航ミサイル 北が黄海に2発
・【社説】スリランカ 「中国の港」に懸念が膨らむ
・台湾情勢など 日比連携確認
・貿易赤字 7月最大 1兆4368億円 資源高・円安重く
・露の打ち上げ「25年以降」 自前の宇宙ステーション 現地紙報道
・ザポリージャ 原発査察 露がルート指定 「支配地域経由」を要求
・穀物輸出 3者会談へ 履行点検 国連・ウクライナ・トルコ

8月19日
・穀物輸出 課題協議へ ウクライナ・トルコ・国連
・ウクライナ 南部で反攻 新たな主戦場 クリミア爆発関与か、露は占領地併合急ぐ
 東部制圧 露進まず 兵員不足 解消されず
・岐路の資本主義 米露のはざま 綱渡り 
 キプロス 露へ制裁「客が消えた」、グアテマラ「ワクチン 米産に乗り換え」
・中国、露極東演習参加へ
・フランスへ露産供給不安受け ガスパイプ構想 スペインが提案 19年に頓挫

8月20日
・クリミア 爆発続く ウクライナ軍 ドローン攻撃か
・日本EEZ内 韓国船が調査 竹島周辺、政府抗議
・習氏とプーチン氏 G20サミット「来る」
・バルト3国 中露に怒り 抗議デモや資本排除 弾圧の歴史「専制」忌避
・露飛び地に極超音速兵器 NATOけん制
・北、韓国「相手にせず」 与正氏 非核化提案を拒否
・穀物輸出 協力を確認 国連・ウクライナ・トルコ 原発占拠に懸念
・原発重要施設 「破壊に現実味」 職員が声明
・本家そっくり 露「スターズ・コーヒー」
・電力需給見通し 全国で安定水準
・円安137円台 3週間ぶり

8月21日
・長射程ミサイル1000発保有 政府、対中念頭に検討 「反撃能力」地上配備へ 24年度にも
・原発調査 露が「協力」 仏と電話会談 敷地内 軍配備進む
・露ガス供給 3日間停止 「保守点検」 欧州揺さぶる狙いか
・米、無人機など追加支援 ウクライナに、新たに7.7億ドル
・サハリン2新会社 本格稼働
・【社説】シベリア抑留 ウクライナ侵略に通じる悲劇
・公明、安保議論を本格化 3文書改定 「反撃能力」見解 焦点
・ウクライナ孤児 心の傷 露軍襲撃 両親失う 6歳「時々、会いたくなる」
 親失った子供「5000人」 支援団体
・上海協力機構 習氏、首脳会議出席検討 プーチン氏と会談も
・豪空軍合同演習 始まる 中国けん制 日独韓が初参加
・「調整センター」国連総長が視察 ウクライナ穀物輸出

8月22日
・侵略半年 露の残骸 キーウ 士気高める催し
・クリミアに連日の工作 露司令部にドローンか 
・欧州、光熱費高に苦慮 露ガス供給不安で 13か国 対策に大規模予算
・露思想家アレクサンドル・ドゥギン氏の娘 車爆発で死亡 殺人容疑で捜査 
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ジャコウアゲハ(5)産卵・孵化

2022-08-19 00:00:00 | 
 飼育していたジャコウアゲハの幼虫は、すべて順調に蛹になり、チョウになった。♂が8頭、♀が4頭という割合であったが、これらを猫用のケージにネットを貼ってその中に放し、一緒に吸蜜用の花と産卵用のウマノスズクサを入れてておいたところ、自然に交尾・産卵した。


交尾中のジャコウアゲハ、下が♂(2022.7.20 撮影)


産卵中のジャコウアゲハ♀(2022.7.25 撮影)

 卵はウマノスズクサの葉の表と裏両方に産み付けられていて、特にどちら側と決まっているのではないようであった。


 
ウマノスズクサの葉表面に産み付けられたジャコウアゲハの卵(2022.7.26 撮影)



ウマノスズクサの葉裏面に産み付けられたジャコウアゲハの卵(2022.7.26 撮影)

 写真に見るように、ジャコウアゲハの卵は表面に筋があり、色はオレンジ色である。これまでナミアゲハ、キアゲハ、ヒメギフチョウなどのアゲハチョウの仲間の卵を見る機会があったが、これらとはずいぶん異なっている。


産卵直後のジャコウアゲハの卵(2022.7.26 撮影)

 鉢植えや瓶挿しにしたウマノスズクサの葉に産み付けられた卵の総数は40ー50個ほどになったので、自宅での観察・撮影用に9個だけ残して、あとはウマノスズクサをいただいたMさんに、成虫と共に引き取ってもらうことにした。

 自宅用に残した卵は、鉢植えにしたウマノスズクサに産み付けられているので、孵化するまではそのままにしておくことにして、やや面倒であったが撮影は鉢ごと室内に持ち込んで行った。

 卵から孵化してくるタイミングを知ろうと思い、観察をしていたが、やや黒い部分が見えてくるものの、明確なサインは認められなかった。ナミアゲハやキアゲハの場合には、孵化直前になると卵の色は黒く変化し、よく見ていると中で幼虫が動いているすがたも見えるようになってくるのであるが、ジャコウアゲハの卵の場合そうしたようすは見られず、ある朝突然孵化してしまっているのを目撃することになった。

孵化直前のジャコウアゲハの卵(2022.7.30 撮影)

 9個ある卵は、5個、2個、2個とそれぞれ別のウマノスズクサの葉に産み付けられていたが、このうちの5個と2個から一斉に孵化が始まっていた。朝、孵化に気が付いて、かろうじて5個のうちの最後の1個からの孵化の様子を撮影することができた。次のようである。


ジャコウアゲハの卵からの孵化の様子(2022.7.31、7:08AM 撮影動画のキャプチャー画像)

ジャコウアゲハの卵の孵化  
ジャコウアゲハの孵化と1齢幼虫(2022.7.31、 7:08AM~9:23AM 一部30倍タイムラプスで撮影した映像を交え編集)

 孵化したジャコウアゲハの1齢幼虫は、卵の殻を残さず食べてしまった。5個のグループも2個のグループも同様であった。
 
 残る2個は産みつけられた時期が異なっていたようであり、この日は変化がなく、翌日の朝早く孵化していた。
  
 孵化したこの2匹の1齢幼虫は、すぐに卵から離れて移動していき、あとに卵の抜け殻が残されていた。2匹とも同じようであり、前日孵化した7匹の1齢幼虫の場合はそろって卵の殻を食べてしまったのとは対照的なことである。

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