極東戦線異状アリ

気の向くままに書いています。

死して尚、肉体は半永久的に晒されて

2006年11月20日 22時42分05秒 | ニュース・時事?
疑問に思っていた事がありまして、最近こちらのブログを読んで納得致しました。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-182.html


十年前くらいに上野で「人体の不思議展」という人間の標本を展示している催しものを観に行った
事があるのですが、この時は真面目(というのもおかしいのですが)な催し物だと感じました。
人間の標本を残す新しい技術が出来たという事でその技術を活かした展示物でした。
樹脂加工されたものなのです。
夏目漱石の脳のホルマリン漬けや、名前を忘れてしまいましたが大事件の女性犯罪者の
性器の展示などがあった記憶があります。確か、東大の持ち物だっけ。


さて、それから数年経ち今度は有楽町で「人体の不思議展」という上野で開催されたのと
同じ技術を使った人体の展示を観に行きました。
人だったものにこういう事を言ってはいけないかもしれませんが、上野で展示されたものよりも
造りが雑だと感じたのです。
技術が同じ筈なのに何故だろうと。そして、見せ方も悪趣味だなと感じました。
上野が学術的ならば有楽町は見世物的といいましょうか。
上野は無機質で淡々とした感じだったのに、有楽町は生々しくて戻しそうでした。
出口付近にはご丁寧に標本に触れられるコーナーまであり、
来場者が触るから人体の一部なのか、標本の足元に粉みたいな物が落ちていて
「これって倫理的にどうなのよ」と考えてしまいました。


この二つの催し物の違いをずっと疑問に思っていたところに、上記に紹介したブログにちょうど
エントリされていてモヤモヤしていたものが取れました。
詳しい事は上記のブログの方が分かりやすいので、そちらをお読み下さい。


この樹脂加工を造り出した独逸人の方もかなりキテるけど、その技術までも日本の技術を盗んで
勝手に品物を造ってしまうのと同じ感覚で、人体標本も造ってしまうC国人に恐怖を感じました。
本当に金のためなら何でも有りなのですね。
このような人たちと亘り合っていかなきゃならないのに、日本は何て甘ちゃんなのだろうか。
そろそろ、考え方を改めないと危ないと思う。