極東戦線異状アリ

気の向くままに書いています。

十月読了

2010年12月18日 20時51分21秒 | 
●『羊をめぐる冒険(下)』 村上春樹
正直、よく分からなかったけれど読後にジワーッとくる何かがある作品ですね。鼠の想いが余韻に残る感じ。切ないね。読み違いだったら恥ずかしいんだけど鼠って主人公の事が好きなんだと思う。
分からない人は分からない表現をしちゃうと鼠→主人公(×まではいかないけど一方通行でもないみたいな。主人公は鼠を受け入れる準備はできてそう)って感じなのかな。なに気に萌えるな。


●『死亡フラグが立ちました!』 七尾与史
面白かったです。「フラグが立つ」って一般でも使う言葉だと思っていたのですが、どうやら違うらしいですね。(別にエロゲ愛好者ではない。が、fateはやった事がある。ま、fateがエロゲかどうかは分からんが。ストーリーがよいからさ)先輩の本宮さんの見栄がかっこよくないところがかえってよかったかなと。イケメンだったら先輩×主人公萌へぇ~!だったのだが、そうはならなかったからな。腐女子に付け込まれない為の予防策なのか?と勝手に想像してみました。これ映像化したら面白いんじゃないかと思う。