極東戦線異状アリ

気の向くままに書いています。

六月の鑑賞

2009年07月12日 22時07分25秒 | 鑑賞
コクーン劇場の桜姫(現代版)を見てきました。
正直、難解でした。(私が理解できる脳がなかっただけかもしれないけれど)元の話が歌舞伎だというのがなくて、なんの知識もなく見たとしらもっと分からなくなっていたと思いました。
歌舞伎はファンタジーなのだと思いました。

出演していた井之上さんの声を聞くと吉井さ~ん!と思ってしまう。数年前にやっていた『TEXHNOLYZE(テクノライズ)』という深夜アニメで声優さんやってましたよね。このアニメ好きだったんでね。DVD購入するほど。ついでにナイーブのCMにも出てましたよね。その時も吉井さ~ん!と思って見ていました。

六月読了

2009年07月04日 23時04分20秒 | 
●『四畳半神話大系』 森見登美彦
粗筋が殆ど同じで少しずつ内容が違う話が四つ入っております。人生(歴史だっけか?)にifは無いというけれど、そういうものかなぁと。現状に納得がいかなくてあの時こうしていればと後悔し、あの時こうしたとしても、結局は現状な状態に辿り着いているのではないかなって思った。慰めかもしれないけれどそう思った方が精神的に楽になるなと思いました。
あのさ、小津って萌えるね。


●『太陽の塔』 森見登美彦
元彼女に新しい彼氏が出来るまでの壮大な失恋話というか、ふんぎりを付ける話ですね。最後、淋しいなと思った。前向きな淋しさだけど。
ええじゃないか騒動の場面を外で読んでいたので笑いを堪えるのに大変でした。

森見さんの書く主人公のカップルに対する鬱屈とした気持ちが自分と重なって怖いわ。
多分、中二病が抜けてないんだわ。やっぱ、思春期ってやるべき時期にちゃんと煩っておかないと駄目なのだと思った。