極東戦線異状アリ

気の向くままに書いています。

水無月

2007年11月07日 22時29分05秒 | お出かけ
今更感いっぱいですが、日にちがだいぶ過ぎてしまった出来事を書いていきたいと思います。
(一応、記録を残しとくという事で)


●コクーン歌舞伎 『三人吉三』
チケットが中々手に入らず焦りましたが何とか買えて観に行く事ができました。
思えば数年前にお坊・仁左衛門さん、お嬢・玉三郎さん、和尚・團十郎さんが出演した時も
七之助さんはおとせ役だったなと思いました。
切り合いはもっとやって欲しかったな。(単純に立ち回りが好きなのです)
ラストは凄かったー。一瞬、ドリフかと思いました。
最近、気が付いたのですがドリフターズがやっていた事って歌舞伎だったんだなと思いました。
ドリフって子供から大人まで楽しめたけど、本来の歌舞伎の姿って(江戸時代とかは)現代でいう
ドリフみたいな位置付けだったのではないかと思いました。
気軽に「今日は歌舞伎、観に行こうぜ~。カトケンが髭ダンスすっからサ」というノリだったのでは
ないかと。

皐月

2007年11月01日 23時31分33秒 | お出かけ
今更感いっぱいですが、日にちがだいぶ過ぎてしまった出来事を書いていきたいと思います。
(一応、記録を残しとくという事で)


●『ラ・フォル・ジュルネ~熱狂の日~』
東京国際フォーラムで開催されていたクラッシックコンサートに行って参りました。
何だかんだで3日間通いました。(通った間、同じ人物を3日連続で見た)
タダで聞ける演奏もあって、居るだけでも充分楽しめます。
一番印象に残っているのは生ハムです。屋台で生ハムが売られています。
はっきし言って音楽聴かなくていいからこの生ハムを食ってくれ。そのくらいの価値はある。
美味い。3枚500円也。
来年は屋台でマス寿司とか売るのかね?確か、お題がシューベルトでしょ。関係ないか。





●『犬は鎖に繋ぐべからず』
岸田國士(岸田今日子さんの父親)の作品?をケラさんが演出した舞台です。
岸田國士という人物を初めて知りました。
大正、昭和を思わせる時代背景なのですが昔の言葉は綺麗だなと思いました。
青山円形場に初めて行きましたがあの椅子で3時間の観劇はキツイですな。
会場が狭いから役者さんがすぐ近くなのです。見ているこちらの方が緊張しちゃいます。
名前の通り円形だから舞台を見ている向こう側に客さんがいる状態なんですよね。

初めての黒門亭

2007年10月10日 21時56分50秒 | お出かけ
今日は体育の日(私は今日が体育の日だと思っている)なのに書く内容は8月の事柄です。

8月下旬に清麿さんが出るので行って参りました。
落語素人の私がこの場に居てもいいのかしら?と思ってしまうコアな雰囲気がありました。
小さい会場で噺家さんとの距離が近い場所ですね。

清麿さんの噺は銀座落語でやったものと同じでした。んが、わたしの勘違いでなければ細かい所がパワーアップされていたと思います。
えと、林家きく麿さんのデ○話が面白かったです。可笑しいんだけどデ○の哀愁が漂っていました。男なのにおっぱい揉まれちゃう話とかリヤルです。
入船亭扇辰さんが「藁人形」という噺をしました。この噺はスッキリしないですよね。
復讐するの?幽霊モノなの?どっちなの?と、思わせといてあの終わり方ですよ。
歌舞伎の「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」と同じ感じですわ。え?これで幕!?
みたいな。

2007 大銀座落語祭 其の二

2007年09月07日 00時18分46秒 | お出かけ
7月16日は梯子しました。
この日、お昼からのプログラムは古今亭圓菊一門会&柳家のお家芸にも行きたくて悩みました。


<16日・銀座ブロッサム・12時~>
【第一部】小沢昭一&加藤武名優二人会
小沢昭一さんはエッセイが面白く、加藤武さんは永六輔さんのラジオで面白く、ナマで拝見した
ことが無かったので行ってみようと思い行きました。
多分、もっと文学とか勉強していれば楽しめた内容だったのかなと思いました。
自分の勉強不足を棚に上げて言うと正直、寝てしまいました。
とても期待して出掛けたので(といっても手前勝手に期待しただけですから)ちょっとガッカリ。
でも、小沢さんの打楽器はウケました。仏具?を使うとは。
わたし、小さい時に木魚を叩きまくって坊さんに怒られた記憶があります。
デカイ立派な木魚だったんよ。


【第二部】待ってました!桂米朝〈インタビュアー・小沢昭一〉
人間国宝の方に対して失礼な事を言わせて頂きますと、本当に清潔感のある綺麗なお爺ちゃん
だなと思いました。萌えを感じる程に。私も将来、米朝さんのような綺麗な年寄りになりたいです。
どうしたらあのような良いお顔になれるのかしら?


【第三部】柳家小三治の会
申し訳ないのですがマクラというんですか?冒頭しか覚えておりません。
「茶の湯」をやったときに「根岸」という単語が出てこなくて困ったというお話でした。


この公演が終わったあと、腹ごしらえをして少し遅れて次の会場へ行きました。





<16日・浜離宮朝日ホール・16時30分~>
【第一部】三枝・文珍・鶴瓶〈弟子の会〉
遅れて入場したので幾つかは見ていません。が、印象に残った方の感想を。
・桂三象さん:一瞬、ア○の坂田さんに見えました。話し方が面白かったです。
話の間にウフフとかオホホとか入れるのがおかしかった。


【第二部】防衛らくご会
これ目当てにチケットを買いました。元自衛官による落語ということなので鳥肌○並のライトウィング話を期待して行ったのですが(何かを間違えているな自分)会場がアウェーだったからか、そういう話ではありませんでした。(て、当たり前ですね)

印象に残った方の感想を。
・太田家元九郎さん:東北弁というんですかね、独特の訛った話し方が面白かったです。


・桂才賀さん:函館踊り・・・
話してしまうと面白くないので。他でもやるのかは知りませんが見れた人はラッキー(なのか?)
という事で。私はああいう馬鹿馬鹿しいの嫌いじゃないですけどね。
この時に昨日、聴いた志ん馬さんが出てきてびっくりしました。


・三遊亭歌武蔵さん:個人的にとても綺麗に落ちた話だと思ったのですが、どうでしょうか。
隣に座っていた演芸場に通い慣れた風のおじさん二人組が唸っていたから上手いんだなと思ったのですが。


・三遊亭吉窓さん:申し訳ないのですが話の内容はあまり覚えておりません。
ですが、機会があれば次も聴いてみたいです。品のある方だなと思いました。



以上、感想になっていない感想でした。

2007 大銀座落語祭 其の一

2007年08月23日 14時00分35秒 | お出かけ
今更ながら感想を書いてみたいと思います。
7月15、16日と行って参りました。まずは15日の感想から。


<15日・浜離宮朝日ホール・17時~>
【第一部】この人この噺
どの落語家さんも初めて聴きました。
その中でも特に印象に残った方の感想を書きたいと思います。

古今亭志ん馬さんの「宮戸川」が本当にいい所で時間が来てしまったのです。
幼馴染の男女が同じ布団に寝ていて、そういう雰囲気になってしまうのですが男の手が女の足
から、太ももから、尻・・・へ・・・と、いう所で終わりですよ!
(その後、続きがあるのか、ないのか知らないけど)
旅館の有料チャンネル観てて(観た事ないけどさ)イイ場面で料金切れかよっ!て、小銭ないし!
マジかよ!みたいなー?お預けを喰らった感じでした。
また、志ん馬さんの助平そうな語り方が雰囲気出てて良かったです。

次は桂ひな太郎さんの「化物使い」です。
本当に不気味でした。失礼を承知で書きますがご本人、笑うせぇるすまんに出てきそうな風貌で
お話とマッチしていました。



【第二部】東西新作落語対決
印象に残った方の感想です。

・三遊亭天どんさん:お聴きするのは二度目です。脱力系落語という言葉がしっくりくるのではないかと。やる気が無いというわけではないのですが、いい感じに力が抜けているというか何というか。

・夢月亭清麿さん:清麿さん目当てでチケットを買ったようなものです。
お聴きするのはまだ今回で二度目なのですが、一度聴いた時点ですっかりファンになりました。
落語鑑賞歴?は浅いですが「落語家で誰が一番好き?」と言われたら間違いなく「清麿さん!」と答えます。雰囲気と話し方と声が何だか個人的にツボなんですよね。

・橘家文左衛門さん:出て来た瞬間、そのスジの方なのかと思ってしまいました。
よーくお顔を見ると中々、男前だなと思いました。

弥次喜多ル

2006年10月18日 21時58分57秒 | お出かけ
先日、初めて大阪に行きました。
大阪(難波)は活気のある場所ですね。ゴチャゴチャしていてウワーンて感じだけど。
ごった煮という言葉がピッタリな地だなと思いました。
名物(?)の引ったくりに遭遇しました。
ホテルの部屋にいたら外から「ドロボー!誰か捕まえてー!」と真っ昼間から女性の声が。
怖い場所だと思ったよ。最も、泊まった場所が風俗店街近くでガラが悪かったから仕方ないのかも
しれないけれど。

道頓堀の橋を初めて見た。意外と小さくて驚いた。もっと広いのかと思った。
飛び込み防止にフェンスができていました。
麻生さんが総理になった暁には、私しゃ道頓堀川に飛び込む所存でございます。(ウソだけど)
太郎は太郎でも「くいだおれ太郎」と記念撮影してきましたよ。

あ、住吉大社にも行ったのだけど、お守り売り場の巫女さんがスゲー可愛かった!
大阪なんだけど京風なお顔立ちで話し方も綺麗なのさ。
写真を撮らせて欲しいと思ったくらいよ。


えー、今回の目的は松竹座で演っている『染模様恩愛御書』(そめもようちゅうぎのごしゅいん)を
鑑賞するためでした。
数馬の役は七之助さんで観たいなと思いました。
袖助は橋之助さんで。(個人的にこの叔父・甥コンビが好きなだけなんですけどね)
演出がもっとスッキリしないものかと思いました。
串田、野田、三谷演出を詰め込みちゃいました感があったのではないかと。
お話自体はオイシイのに残念だなぁ。



一日目は歌舞伎鑑賞し、二日目はお伊勢さんへ。
十年ぐらい前に一度、行った事があるので今回は二回目の参拝でございます。
おかげ横丁で食べ過ぎた・・・伊勢うどん美味かった。新米おにぎり美味かった。豆乳ソフト美味かった。みかんジュース美味かった。コロッケ美味かった。あぁ美味かった。美味かった。

今回の旅で心残りなのは折角、大阪に行ったのにタコ焼きとお好み焼き食べてないんだよ。
うどんと串揚げ食ったら腹いっぱいになっちまった。

太郎 in 有楽町&浅草

2006年09月18日 18時31分32秒 | お出かけ
17日に麻生太郎大臣が有楽町マリオン前で単独で演説をするという情報を仕入れたので
雨の中、聴きに行った。
秋葉原の時に握手できなかったし意気込んで行きましたよ。
生の演説を聴いたのは今回で二回目なのですが、本当にこの人は掴みが上手いと思った。
有楽町で会いましょう、フランク永井を使っていました。

麻生さんの明るい日本の話は日下公人さんが前に言っていた事と似ているんだけど、
友達なのか政策に関係しているのかな?と思いました。
アジアで日本の女性が憧れられている話とかね。

演説後、何とか人を掻き分けて握手する事が出来ました。嬉しかった!



翌日の18日、つまり今日も浅草で単独演説をするというので聴きに行って参りました。
数年前の総裁選時に若い子に「アサナマタロウ」と読まれたというエピソードを同行者に話して
いたら今日の麻生さんも、それをネタにしていました。

浅草という場所なので新門辰五郎を掴みに(マクラというの?)使っていました。
麻生さんは親しみを覚えるというような事を言っていましたが、それってヤ○ザじゃん(笑)
まぁ政治家にも共通するものがあると思いますけどね。
基本的にヤ○ザ気質じゃないとできない職業だと思いますし。

演説後、仲見世通りを練り歩いていました。何とか今日も握手できしましたよ。
プラス、麻生さんの義弟・鈴木俊一さんもいらしたので握手して頂きました。

これで、麻生さんの追っ掛けも?終わりです。何だか、寂しいわ。



全く関係ない話なのですが、SPさんて素敵ですよね。結構、イケメンが多いです。
昨日の演説で素敵だと思った方が今日もいて得をした気分になりました。
どなたか、どうやったらSPさんとお知り合いになれるのか教えてくれませんかね。

自民党総裁選立候補・街頭演説

2006年09月10日 00時47分26秒 | お出かけ
今日は秋葉原で行われた街頭演説に行って参りました。
こういうものに初めて出掛けてみました。うーん。それにしてもなんで、秋葉原なんだろ・・・

秋葉原の駅の周りには街○車、警察、SP、何やら素人から見ても玄人な方々がいて緊張感が
ありました。(某さんの批判プラカードを持って立っている方もいましたし)
正に、その雰囲気はお祭りでした。
私は地元の祭りで神輿を担ぐのですが、その時の高揚感と同じものがあるんですね。
だから政治の事を政(まつりごと)っていうのは、あながち間違っていないのではないかと
思いました。
「政」の由来は調べた事がないのでいい加減な事を言ってますが。



演説は安倍さん→谷垣さん→麻生さんの順番でした。

・安倍さんはテレビの時とあまり変わらないです。ブレないという感じかな。


・谷垣さんは特アに媚びるような発言はイカン(今の国民に受け入れられない)と空気を読み始めたのか、媚びているのに変わりはないのだけど少しずつ言い方を変えてきていますね。
それに関してもC国の指示なのかもしれないですけどね。
C国の反日発言が最近、抑え気味になってきていますから。
いつまで経っても空気の読めないK国と違って。


・麻生さんは本当に聴衆の心を掴むのが上手いと思った。
言っている内容はだいたいいつも同じなのだけど、口の切り方が変化するのですよ。
いとし・こいしの漫才のような変化だと思った。
落語好きで幼い時に祖父に連れられて小屋通いをしていたらしいので、
そういう技を自然と身に付けたのかもしれませんね。
難しい話を簡単に話してくれるのが、この方の良いところですね。中々、できない事です。

今日の演説を飽きさせないで聴かせてくれたのは麻生さんがダントツです。



演説終了後、安倍さんに握手してもらいました。
本当は麻生さんに握手してもらいたかったのに通り過ぎていっちゃったんだよ・・・。
もちろん、安倍さんも応援していますが今回の目的は麻生さんの演説だったので残念、無念。
鳴呼。

明治座

2005年10月06日 09時21分12秒 | お出かけ
昨日、祖母に付き添って初めて明治座に行きました。
某組合(変なのじゃないよ)の貸し切り日だったのです。
会場は不便なところにあるなと思いました。

舞台が始まる前に政治家がスピーチをしたのですが、好きな政治家をナマで見られたのが
嬉しかったです。

さて出し物は、明治座十月公演、梅沢武生劇団・梅沢富美男・前川清特別公演。
1.勧進帳
2.歌謡ショー
3.踊り
でした。

1・勧進帳はN○Kでやっている『ふるさと皆様劇場』と同じノリです。歌舞伎の勧進帳は観た事が
ないので観てみたいと思いました。

2・歌謡ショーは前川清さんと梅沢富美男さんが歌いました。
当たり前なのだけれど歌が本当に上手い!生で聴いてつくづく感じました。
歌手のショーに群がるおば様達の気持ちが少し理解できました。

3・舞踊にレビューです。ちょっと空回り感がありました。お客さんがお年寄りばかりだった
からかな。富美男さんは本当に女形になると綺麗です。
本物の女性に見えるくらい肉感的というか、フェロモンが出ています。

以上、それなりに面白かったです。


会場で思った事は年寄りばかりだったので、混沌としていました。
割り込み当たり前、自分の進路の邪魔になる人を手でどける、売店で並ばない、
次の人が買うために待っているのに試食させろと食いついている。

何が怖いって?自分も数十年後にその一員になるのかと思うと、とてもブルーになりました。
年を取ると自分の事だけで精一杯になるから、人の事など気にしなくなるのだと思います。
なので、年を取っていても人に気を使える人は凄いと思います。

まぁ友人曰く、若かろうが、年を取ろうが、結局は本人の性格だろうと言っていましたが。

ロバート・キャパ

2005年06月14日 03時11分00秒 | お出かけ
この間デパートで開催された初のカラー写真展にも行ったのですが、
12日に六本木ヒルズの大展望台に展示されているキャパの写真を見てきました。
写真展なのかと思ていたら違うんですね。展示でした。

前に米国の撮影で、日本の戦時中の動画がカラー映像でテレビで流れた事がありましたが、
不思議な感じがしました。今回のカラー写真もそれと同じ感じがします。
カラーなのが奇妙に見えるんですよね。何でだろ。
しかし、キャパのカラー写真を見ているとまるで映画の中のワンシーンのようなのです。
空軍?の写真があるのですが映画撮影のスナップに見えます。
全然、戦争をしている状態に見えないんです。それが、カメラマンの腕というものなのでしょうか。


写真を見終えてからヒルズを散策しました。
広くて迷いますね。同じところを何度も通りました。
ヒルズに会社がある人や住んでいる人はよく遭難しないなぁ。
火事になったらと考えると怖い場所ですね。