猪子寿之は、99%の人の思考は二次元だと言う(http://diamond.jp/articles/-/72814)。だが、三次元で考えることは極めて重要だと説く。確かにそうだろう。
マズローの5段階欲求説で言うと、欲求段階次元が違えば話が通じないという経験を何度もしてきた。感情次元でものを言う人には、論理次元の話が通じない。事実次元と主観次元でも同じだ。思い込んでいる人には、他の次元があることが分からないようだ。
考えるためには、一旦は事実次元で物事を把握する手順を踏み、次に抽象次元でまとめる必要がある。しかし、具体事実次元に下ろさないで、抽象次元のまま結論を導き、それを主張する者の話のほとんどは思い込みの場合が多い。
佐藤優は、論理的な思考は、仕事に不可欠だと言う(http://toyokeizai.net/articles/-/14298)。
元日本創造学会会長高橋誠は、「問題解決手法の知識」日本経済新聞社、1984.9.18,P24-25で、「問題の解決手順は、「問題把握」と「問題解決」を明確に分けること、扱うデータが、前者は事実、後者はアイデアと異なるから」だとしている。「客観と主観」、「論理と想像」とも言えよう。
先日、「○○だったから△△された」との主張を聞いた。そして「だらか、あなたはこうすべきだ」と、指示された。しかし、○○は事実なのだが、△△は言う者の意見であり、事実に裏づけされたものとは、とても言えない代物であった。これでは指示どおりに動くわけにはいかない。△△が事実かどうか、もし、事実把握が難しければ、蓋然性があるだろうというところまで、できうる限りの事実を積み上げ、論理で突き詰めておく必要がある。しかし、先の主張をしている者には、事実と主張の区別がついておらず感情的な主張ばかりしており、こちらがいくら論理的に説明しても理解されなかった。感情が先走った思い込みの前には、論理が通じないのである。これへの対応としては、主張する者の論理性を高めておく必要があるのだろう。時間のかかる課題なのだが取り組んでいくしかない。このまま放置すれば、いつまでたっても問題が解決しないのだから。佐藤の言うように、論理の限界も見極めながら・・・
マズローの5段階欲求説で言うと、欲求段階次元が違えば話が通じないという経験を何度もしてきた。感情次元でものを言う人には、論理次元の話が通じない。事実次元と主観次元でも同じだ。思い込んでいる人には、他の次元があることが分からないようだ。
考えるためには、一旦は事実次元で物事を把握する手順を踏み、次に抽象次元でまとめる必要がある。しかし、具体事実次元に下ろさないで、抽象次元のまま結論を導き、それを主張する者の話のほとんどは思い込みの場合が多い。
佐藤優は、論理的な思考は、仕事に不可欠だと言う(http://toyokeizai.net/articles/-/14298)。
元日本創造学会会長高橋誠は、「問題解決手法の知識」日本経済新聞社、1984.9.18,P24-25で、「問題の解決手順は、「問題把握」と「問題解決」を明確に分けること、扱うデータが、前者は事実、後者はアイデアと異なるから」だとしている。「客観と主観」、「論理と想像」とも言えよう。
先日、「○○だったから△△された」との主張を聞いた。そして「だらか、あなたはこうすべきだ」と、指示された。しかし、○○は事実なのだが、△△は言う者の意見であり、事実に裏づけされたものとは、とても言えない代物であった。これでは指示どおりに動くわけにはいかない。△△が事実かどうか、もし、事実把握が難しければ、蓋然性があるだろうというところまで、できうる限りの事実を積み上げ、論理で突き詰めておく必要がある。しかし、先の主張をしている者には、事実と主張の区別がついておらず感情的な主張ばかりしており、こちらがいくら論理的に説明しても理解されなかった。感情が先走った思い込みの前には、論理が通じないのである。これへの対応としては、主張する者の論理性を高めておく必要があるのだろう。時間のかかる課題なのだが取り組んでいくしかない。このまま放置すれば、いつまでたっても問題が解決しないのだから。佐藤の言うように、論理の限界も見極めながら・・・