まるしん米屋のときどき日記プラス山歩き記

品川区の米屋お米の話。のんきな地元の話題。最近は主に趣味の野草撮影山歩き話。

梅雨入り

2010年06月14日 | 米屋だからお米の話・お店の話

今日から梅雨入り。例年より遅れていますが。
天気予報では、6月は雨量多くはなく、7月は逆に多いそうです。
集中豪雨が怖い感じがします。
梅雨前の先週は夏日が続き、この暑さのまま梅雨・夏を迎えれば
冷夏の予想とはうらはらに暑い夏になり、米も大豊作。
ただでさえ、米あまりの今、豊作ならば米の価格の大暴落となり、
もし一俵一万円となれば、もはや米屋という商売は廃業するしかないかもしれません。
生き延びる米屋さんは不動産で他の報酬があり、趣味で店をやっているところぐらいかも。
消費者も一時的には米の価格の下げはうれしいかもしれないかもしれませんが、
やがって大きな代償を受けるかもしれません。
生産者も価格下げれば、無償の縁故米の流通増え、それが自分のクビをしめるかもしれません。
わけのわからない、生産者の個別保障制度。
事実上の減反の選択制のようなもの。
減反を希望しないところは、当然保障がなく、ますます余った米は
縁故米として多く流れると思います。
保障制度を受け入れた生産者も今まで田んぼ放棄したところを
減反をしたと認知されましたけれど、今回はカウントされません。
そこに、米粉や飼料米用の米がつくられ、それらは減反とみなされます。、
が、事故米が流通したように、ディスカウント米の原料として流れることでしょう。

どうなるのでしょうか。
小惑星イトカワから奇跡的に返ってきた惑星探索「はやぶさ」という
明るいニュースもありましたけれど・・・
国内は盛り上がらないW杯、日本の初戦を前に。