2000's #23

2000年代お気に入り曲、第23位は、
2008年のO.A.R.のヒット曲、"Shattered (Turn the Car Around)"です。（Pop #36）



O.A.R.は、メリーランド州出身の5人組バンドで、
バンド名は、Of a Revolutionを略したもののようですね。

90年代半ばくらいから、インディーレーベルで活動を始め、
2005年リリースのアルバム"Stories of a Stranger"から、
"Love And Memories"という曲が、アダルトロック・チャートでヒットを記録して注目されました。

そして、初のHot100でのTop40ヒットとなったのが、この曲で、
いまのところ、メジャーなヒットは、この曲だけではありますが、
その後も、アルバムを出せば、USチャートでは、
確実に、Top20には入る成績を残しているのですが、
日本での知名度は・・・まあ、さびしい感じ。(^_^;)

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。（49）

今回は、カバ―編です。

まずは、カバーしているほう、
1994年の、Meat Loafのヒット曲"Rock and Roll Dreams Come Through"です。



このころって、あまり、洋楽番組なども見てなかったころだったのか、
この曲がヒットしていたことは知っているのですが、
このビデオは見た記憶がありませんでした。
アンジェリーナ・ジョリーが出ていたんですねぇ。

で、オリジナルは、この曲の作者でプロデューサーでもあった、
Jim Steinmanでありました。



このビデオも初めて見た。スゴいな。(^_^;)

Jim Steinmanという人は、すでに、60年代の終わりから、
音楽キャリアのあった人でしたが、
81年に、この曲を収録した、本人唯一のソロアルバム"Bad For Good"をリリースして、
この曲を、Top40ヒットさせました。

このあと、プロデューサーとして、一世を風靡、
90年代半ばあたりまでは、ホント、大活躍でしたね。

なお、"Bad For Good"には、のちに、
Barbra Streisandがカバーする、"Left In The Dark"のオリジナルバージョンも収録されていましたね。

（新）ベストアルバムを語るわよ！（87）

・Greatest Hits - Stray Cats

まだまだ続くべスト盤、今回は、1992年に出ていたらしい、
Stray Catsの"Greatest Hits"です。

Stray Catsって、Brian Setzerが息の長い活躍をしていますし、
90年代や2000年代に、リユニオンしていたりするので、
ヒットも多く放っているような錯覚に、ちょっと陥ったりするのですが、
実質、華々しくヒット曲を生んでいたのは、80年代の前半のみで、
10曲しか入っていない、この盤でも、まあ、満足できる選曲になっていますね。

ただ彼ら、アメリカ人ながら、最初、拠点としていたイギリスで人気が出たのですが、
アメリカのレーベルから出ているベスト盤ゆえか、
UKチャートでの小ヒットはスルーされているのが、少し残念かな。

曲は、1983年のアルバム"Rant 'N Rave with the Stray Cats"から、
大ヒットした、"(She's ) Sexy + 17"に続く、↓このTop40ヒットを。

【新コーナー】No.41 コレクション（1）

以前、へっぽこサイト時代に、似たようなことをやったのですが、
ビルボードのHot100で、最高位が41位だった曲を、
ビデオクリップや、音源を探してきて、
順番に貼っていって、コレクションを作るっていうのをやってみようかと思います。

果たして、すべて、YouTubeにあるのか？ let's try!

で、最初、70年代からやろうかと考えたのですが、
やっぱり、まったく知らない曲が、ほとんどで、語れることが少ないので、(^_^;)
80年からスタートさせたいと思います。

というわけで、1980年に、最高位が41位だった曲は、
全部で、5曲ありました。

まずは、1月に、2週にわたって、41位を記録していたのが、
アメリカ人ながら、イギリスを拠点にして、
70年代から活躍して、日本でも人気があった、
この方の、この曲です。



Suzi Quatroの"She's in Love with You"。
79年リリースのアルバム"Suzi...and Other Four Letter Words"からの1stカットでした。

曲の作者は、Exileの"Kiss You All Over"やToni Basilの"Mickey"といったNo.1ヒットと同じ、
Mike ChapmanとNicky Chinnで、彼女の唯一のUSチャートでのTop10ヒットである、
"Stumblin' In"と同じでありましたが、Top40まであと一歩というところで、
この曲は、力尽きていたようであります。

ただ、UKチャートでは、11位まで上昇するヒットになっていたようです。

いきなり、ビルボード誌がないので、1980年1月19日付けのCashboxのチャートです。

Cashboxでは、51位までしか上がらなかったみたいですね。

Time Machine ～1999～

今回は、1999年の今ごろチャートインしていた曲、
Eric Benét ft. Faith Evansの"Georgy Porgy"です。（Pop #55 R&B #15）



1999年リリースの2ndアルバム"A Day In The Life"からの1stカットでした。
prod.は、Somethin' For The Peopleで、軽快なテンポが心地よいですね。

曲は、もちろん、1979年のTOTOのヒット曲のカバーですが、
TOTOのオリジナルのほうも、Popチャートでは、Top40入りを逃したものの、
当時、R&Bチャートでは、18位まで上昇していたようで、
ゆえに、Urban系のアーティストたちに、人気があるのかもしれませんね。

なお、べネイさんのほうは、このあとの2ndカットで、
こんどは、Tamiaをft.した曲"Spend My Life with You" が、
R&Bチャートで、初のNo.1を獲得し、PopチャートでもTop40に入り、
本格的に、人気アーティストの仲間入りを果たしました。

1999年4月17日付けのビルボード誌です。

1位は、Newアルバムを準備中と言われる、あのグループの大ヒット曲。

この曲のすぐ上、54位にNew Entryしているのは、
ミレニアム直前に生まれた、あのメガヒット曲です。