おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「2014年版ものづくり白書」の 132ページ「図 131-24 利益率が最も高い事業段階」をみましたが、今日は132ページ「図 131-25 日本企業(製造業)が有する業務工程」をみます。
下図により2012年12月に実施した我が国企業へのアンケート調査をみると、我が国の製造業企業が有する業務工程として、上流工程では「研究開発」が94.1%、「マーケティング・ブランド開発」が91.5%、下流工程では「保守・アフターサービス」が80.8%、と相対的に高い水準であるのに対して、中流工程である「部品・半製品の生産」は67.8%、「加工・組立・施工」は71.8%と、相対的に低い水準となっていることが分かります。

この状況について白書は、我が国ものづくり企業において、加工・組立などの中流工程よりもマーケティング、研究開発などの上流工程やアフターサービスなどの下流工程を重視する企業が多くなっていることが示唆される、としています。
先日、エコノミストが円安により生産が国内に回帰するには2年程度の時間が必要と言っていたので、この集計は近いうちに変わっていくと思われますね!
昨日は「2014年版ものづくり白書」の 132ページ「図 131-24 利益率が最も高い事業段階」をみましたが、今日は132ページ「図 131-25 日本企業(製造業)が有する業務工程」をみます。
下図により2012年12月に実施した我が国企業へのアンケート調査をみると、我が国の製造業企業が有する業務工程として、上流工程では「研究開発」が94.1%、「マーケティング・ブランド開発」が91.5%、下流工程では「保守・アフターサービス」が80.8%、と相対的に高い水準であるのに対して、中流工程である「部品・半製品の生産」は67.8%、「加工・組立・施工」は71.8%と、相対的に低い水準となっていることが分かります。

この状況について白書は、我が国ものづくり企業において、加工・組立などの中流工程よりもマーケティング、研究開発などの上流工程やアフターサービスなどの下流工程を重視する企業が多くなっていることが示唆される、としています。
先日、エコノミストが円安により生産が国内に回帰するには2年程度の時間が必要と言っていたので、この集計は近いうちに変わっていくと思われますね!