中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

コネクターハブ企業とは??

2014年10月18日 05時10分04秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)518ページ「第4-2-11図 中小企業・小規模事業者施策の情報量」をみましたが、今日は534ページ「第3章 コネクターハブ企業と地域産業構造分析システム 第4-3-1図 コネクターハブ企業とその役割のイメージ図」をみます。

「コネクターハブ企業」とは、地域の中で取引が集中しており(取引関係の中心となっているハブの機能)、地域外とも取引を行っている(他地域と取引をつなげているコネクターの機能)企業をいい、これを図にしたものが下です。

白書はこの図について、複数の企業から仕入れ、自社で付加価値を高め、そして域外へと販売している。

その結果、企業間の取引を通して、地域外から資金を獲得し、地域に資金を配分する中心的な役割を担っている。

このようなコネクターハブ企業が、地域内の企業からより多く仕入れ、域外への販売活動を活性化させることで、資金は取引先である地域内の中小企業・小規模事業者に流れていき、さらには、地域内で仕入れ、販売も地域内で行う「地域型」の中小企業・小規模事業者の経済活動により、地域に資金がますます循環するようになる、と説明しています。

いかにして中小企業・小規模事業者の需要獲得を実現するか、いかにして地域経済を活性化するかが大きな課題となっていますが、この鍵を握るのが、「コレクターハブ企業」ということですね。

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