おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の348ページ「第2-2-110図 後継者決定状況別に見た、事業の譲渡・売却・統合(M&A)の検討状況」をみましたが、今日は349ページ「第2-2-112図 事業の譲渡先に最も希望すること」をみます。
下図から事業の譲渡・売却・統合(M&A)をする相手先を選ぶ上で最も重視する条件について見ると、小規模法人では、「譲渡希望金額」や「業種」よりも「従業員の雇用」を重視しているが、個人事業者では「譲渡希望金額」を最も重視しており、小規模法人と個人事業者でも違いが見られることが分かります。
次に、小規模法人と個人事業者について、事業の譲渡・売却・統合(M&A)に関して「課題と感じる」ものと、「対策・準備を行っている」ものを項目ごとに見ると、中規模法人と同様に、小規模事業者においても、いずれの項目も「課題と感じる」ものの、対策・準備が行えていないことが分かります。
白書は、特に、「事業の譲渡・売却・統合 (M&A)に関する情報や知識の不足」や、「諸手続きに関わる法務、税務、財務等の専門知識の不足」といった知識面での不安が見て取れる、とあります。
譲渡金額をいかに高めることができるのか、こういう知識を得ないと円滑な事業譲渡はできないということですね。読み進んでいきます!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の348ページ「第2-2-110図 後継者決定状況別に見た、事業の譲渡・売却・統合(M&A)の検討状況」をみましたが、今日は349ページ「第2-2-112図 事業の譲渡先に最も希望すること」をみます。
下図から事業の譲渡・売却・統合(M&A)をする相手先を選ぶ上で最も重視する条件について見ると、小規模法人では、「譲渡希望金額」や「業種」よりも「従業員の雇用」を重視しているが、個人事業者では「譲渡希望金額」を最も重視しており、小規模法人と個人事業者でも違いが見られることが分かります。
次に、小規模法人と個人事業者について、事業の譲渡・売却・統合(M&A)に関して「課題と感じる」ものと、「対策・準備を行っている」ものを項目ごとに見ると、中規模法人と同様に、小規模事業者においても、いずれの項目も「課題と感じる」ものの、対策・準備が行えていないことが分かります。
白書は、特に、「事業の譲渡・売却・統合 (M&A)に関する情報や知識の不足」や、「諸手続きに関わる法務、税務、財務等の専門知識の不足」といった知識面での不安が見て取れる、とあります。
譲渡金額をいかに高めることができるのか、こういう知識を得ないと円滑な事業譲渡はできないということですね。読み進んでいきます!!