おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の231ページ「第 2-4-12 図 企業規模別に見たサプライチェーンにおける位置付け」をみましたが、今日は232ページ「第 2-4-13 図 代替調達についての検討状況」をみます。
下図から、現在の仕入先からの調達が不可能になった場合の代替調達の検討状況について製造業と非製造業で比較すると、製造業全体では「現在の仕入先以外の会社で、全て代替できる」、「現在の仕入先以外の会社で、部分的に代替できる」の回答が77.7%となっており製造業では非製造業より代替調達についての対策が進んでいることが分かります。
また白書は、製造業の中で、サプライチェーンの中での位置付け別に比較して見てみると、三次下請以降では「検討したが、代替調達でまかなえない」が6.5%、「検討したことがないため、わからない」が29.9%と高くなっており代替調達についての検討が進んでいない。
製造業の中で、企業規模別に比較すると、中小企業では「検討したことがないため、わからない」の回答が15.0%と大企業の約2倍、「検討したが、代替調達でまかなえない」の回答も7.8%と大企業より高くなっており、中小企業はサプライチェーンの維持についての意識が低く、対策が遅れていることが明らかとなった、とあります。
末端まで行くとヒトとヒトが繋がるので、代替調達という選択肢が難しくなるのでしょうが、万が一を検討しておくこと企業も多いということを知っておくことも重要ですね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の231ページ「第 2-4-12 図 企業規模別に見たサプライチェーンにおける位置付け」をみましたが、今日は232ページ「第 2-4-13 図 代替調達についての検討状況」をみます。
下図から、現在の仕入先からの調達が不可能になった場合の代替調達の検討状況について製造業と非製造業で比較すると、製造業全体では「現在の仕入先以外の会社で、全て代替できる」、「現在の仕入先以外の会社で、部分的に代替できる」の回答が77.7%となっており製造業では非製造業より代替調達についての対策が進んでいることが分かります。
また白書は、製造業の中で、サプライチェーンの中での位置付け別に比較して見てみると、三次下請以降では「検討したが、代替調達でまかなえない」が6.5%、「検討したことがないため、わからない」が29.9%と高くなっており代替調達についての検討が進んでいない。
製造業の中で、企業規模別に比較すると、中小企業では「検討したことがないため、わからない」の回答が15.0%と大企業の約2倍、「検討したが、代替調達でまかなえない」の回答も7.8%と大企業より高くなっており、中小企業はサプライチェーンの維持についての意識が低く、対策が遅れていることが明らかとなった、とあります。
末端まで行くとヒトとヒトが繋がるので、代替調達という選択肢が難しくなるのでしょうが、万が一を検討しておくこと企業も多いということを知っておくことも重要ですね!