中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

介護離職者の経済負担が増している!

2017年12月23日 05時01分05秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」503ページ「コラム2-4-2③図 介護をしている者の就業状態」をみましたが、今日は505ページ「コラム2-4-2⑤図 介護事由による離職時の就業意向と離職後の変化」をみます。

下図から40~59 歳の介護を機とした離職者で、離職前の雇用形態が正社員だった者について、離職時の就業意向や離職前後の変化を見ると、就業の意向については、男女共に半数以上が継続就業を希望しており、また、離職後の変化については、特に経済面について「非常に負担が増した」、「負担が増した」とする回答が 7 割を超えていることが分かります。

次に、前職を介護・看護のために離職した正社員の労働移動について見ると、男女共に、離職による無業期間が長期化するほど、就業希望のある無業者となる割合が高く、女性については、復職する場合、非正規の職員・従業員となる割合が、男性に比べ相対的に高いことが分かります。

これについて白書は、介護離職により経済面において負担が増える傾向があること、多くの介護離職者が継続就業の希望があることから、仕事と介護の両立を可能にする取組が中小企業にも求められるだろう、とあります。

少子高齢化の先進国である日本がこの問題に対してどのように取り組むのかを、我々世代が考えていかないといけないということですね!!

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