おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の505ページ「コラム2-4-2⑤図 介護事由による離職時の就業意向と離職後の変化」をみましたが、今日は507ページ「コラム2-4-2⑦図 就業者から見た、介護をしながら仕事を継続する上で必要だと考える企業の取組」をみます。
下図から勤務時間や勤務日数に関する企業の取組について、家族に要介護者がいる者といない者の別に必要だと考える企業の取組を集計した図を見ると、家族に要介護者がいる者では、「半日や 1 時間単位の年次有給休暇」や「突発的な事由による遅刻・早退・欠勤の許可等の労働時間・労働日数の弾力的運用」について、相対的に重視する傾向があったことが分かります。
この結果について白書は、介護・看護に当たっては、予期せぬ突発的な事象が発生することも想定されるため、このようなフレキシブルな対応を企業に求めていることが考えられる、とあります。
次に、従業員規模別に勤務時間や勤務日数に関する制度や取組の状況を確認すると、制度面での対応については、規模が大きくなるほど整備が進んでいることが分かります。
白書は、他方で、「突発的な事由による遅刻・早退・欠勤の許可等の労働時間・労働日数の弾力的運用」については規模間の差は縮小しており、6~20 人規模の企業について最も取り組まれ
ている割合が高かった。
なお、従業員規模にかかわらず、就業者が重視している「フレックスタイム制を含む変形労働時間制」については、取り組まれている割合は 2 割以下となっている、とあります。
私自身も大企業での勤務時代は気軽に「フレックスタイム」をとっていましたし、クリスマス明けは「大型連休」をいただいていた記憶があります。中小企業に行くと、このようなキーワードを聞くことは皆無に等しいので、こういうところが働きづらさになっているということでしょうね!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の505ページ「コラム2-4-2⑤図 介護事由による離職時の就業意向と離職後の変化」をみましたが、今日は507ページ「コラム2-4-2⑦図 就業者から見た、介護をしながら仕事を継続する上で必要だと考える企業の取組」をみます。
下図から勤務時間や勤務日数に関する企業の取組について、家族に要介護者がいる者といない者の別に必要だと考える企業の取組を集計した図を見ると、家族に要介護者がいる者では、「半日や 1 時間単位の年次有給休暇」や「突発的な事由による遅刻・早退・欠勤の許可等の労働時間・労働日数の弾力的運用」について、相対的に重視する傾向があったことが分かります。
この結果について白書は、介護・看護に当たっては、予期せぬ突発的な事象が発生することも想定されるため、このようなフレキシブルな対応を企業に求めていることが考えられる、とあります。
次に、従業員規模別に勤務時間や勤務日数に関する制度や取組の状況を確認すると、制度面での対応については、規模が大きくなるほど整備が進んでいることが分かります。
白書は、他方で、「突発的な事由による遅刻・早退・欠勤の許可等の労働時間・労働日数の弾力的運用」については規模間の差は縮小しており、6~20 人規模の企業について最も取り組まれ
ている割合が高かった。
なお、従業員規模にかかわらず、就業者が重視している「フレックスタイム制を含む変形労働時間制」については、取り組まれている割合は 2 割以下となっている、とあります。
私自身も大企業での勤務時代は気軽に「フレックスタイム」をとっていましたし、クリスマス明けは「大型連休」をいただいていた記憶があります。中小企業に行くと、このようなキーワードを聞くことは皆無に等しいので、こういうところが働きづらさになっているということでしょうね!!