おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 17ページの「中小企業の従業員過不足」をみましたが、今日は19ページの「中小企業の想定為替レートの推移」をみます。
日銀短観から中小企業の対ドルに対する想定為替レートをみると、2011年半ば以降、2012年初めまでは、一貫して実際の円ドルレートが想定為替レートを上回って推移していたことが分かります。
しかし、2012年の春先以降は、円高が再び進行する中で中小企業の想定為替レートは80円/ドルをやや下回る水準で推移し、2012年12月には、中小企業の想定為替レートが79.5円/ドルに対し実際の為替レートはこれを下回る水準となっています。
目安としていた100円/ドルを突破したことから、当面は100円/ドルを割り込む円高には戻りにくいという声が多いですが、いずれにしても企業の採算レートは現実の為替レートに遅行して推移する傾向があるということですね。
昨日は2012年度中小企業白書 17ページの「中小企業の従業員過不足」をみましたが、今日は19ページの「中小企業の想定為替レートの推移」をみます。
日銀短観から中小企業の対ドルに対する想定為替レートをみると、2011年半ば以降、2012年初めまでは、一貫して実際の円ドルレートが想定為替レートを上回って推移していたことが分かります。
しかし、2012年の春先以降は、円高が再び進行する中で中小企業の想定為替レートは80円/ドルをやや下回る水準で推移し、2012年12月には、中小企業の想定為替レートが79.5円/ドルに対し実際の為替レートはこれを下回る水準となっています。
目安としていた100円/ドルを突破したことから、当面は100円/ドルを割り込む円高には戻りにくいという声が多いですが、いずれにしても企業の採算レートは現実の為替レートに遅行して推移する傾向があるということですね。