おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の27ページ「事例 № 40 取引先の撤退と価格競争の激化 」を見ましたが、今日は27ページ「事例 № 41 現地のメーカーとの競争」をみます。
「競争力あり」との前提で、輸出、販売拠点、サービス拠点を設立したが、熾烈な競合メーカーとの競争に陥り、撤退に至るという事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
「競争力あり」「競合はいない」という思い込みは危険です。
販売先については、ターゲットを絞った検討も必要ですが、海外進出においては、最初に進出先の市場と動向を把握するという基本的な調査を行い、SWOT分析などの手段で進出前に自社の競争力について十分分析して、進出にあたっては他社に対抗できる独自の差別化戦略を打ち出すことが重要、としています。
競争力あり、競合がいないと判断するツールもSWOT分析ですが、経営者がSWOT分析を行う際の弱点は客観的にできず、それが思い込みとなることです。
よって、海外市場開拓など経営戦略が求められる場合には、利害関係が全くない第三者を招聘するのが良いと思います!
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の27ページ「事例 № 40 取引先の撤退と価格競争の激化 」を見ましたが、今日は27ページ「事例 № 41 現地のメーカーとの競争」をみます。
「競争力あり」との前提で、輸出、販売拠点、サービス拠点を設立したが、熾烈な競合メーカーとの競争に陥り、撤退に至るという事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
「競争力あり」「競合はいない」という思い込みは危険です。
販売先については、ターゲットを絞った検討も必要ですが、海外進出においては、最初に進出先の市場と動向を把握するという基本的な調査を行い、SWOT分析などの手段で進出前に自社の競争力について十分分析して、進出にあたっては他社に対抗できる独自の差別化戦略を打ち出すことが重要、としています。
競争力あり、競合がいないと判断するツールもSWOT分析ですが、経営者がSWOT分析を行う際の弱点は客観的にできず、それが思い込みとなることです。
よって、海外市場開拓など経営戦略が求められる場合には、利害関係が全くない第三者を招聘するのが良いと思います!