おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の336ページ「第3-4-35図 輸出未実施企業の輸出に関する方針」をみましたが、今日は337ページ「第3-4-36図 企業の強み・弱み別の、輸出未実施企業の輸出の方針」をみます。
下図により、どのような企業が輸出に関心を持っているのかを見ると、「新商品・サービスの企画開発力」、「商品・サービスの独自性」では、「強み」と考えている企業の方が輸出に関心がある割合が高くなっており、その一方で、「安定した取引先・商圏」、「資金体力・財務基盤」では、「弱み」と考えている企業の方が輸出に関心がある割合が高いことが分かります。

白書は、これについて、商品・サービスの企画開発力や独自性を武器に海外に進出しようとしている企業
と、国内において安定した取引基盤や資本蓄積がない企業が現状を打開するために海外に進出しようとしている姿が見えてくる。
とりわけ、小規模事業者の方がより輸出に関心を持っている企業が多く、これについて白書は、小規模事業者の方が、国内での需要減少等による事業の将来性への危機感がより強く、海外市場への関心がより高いためであると考えられる、としています。
商品力がある企業であっても、市場の縮小に直面している企業であっても、その挑戦心は尊敬しますが、では、どのような国への進出を希望しているのでしょうか?明日、見ていきます!
昨日は中小企業白書(2014年版)の336ページ「第3-4-35図 輸出未実施企業の輸出に関する方針」をみましたが、今日は337ページ「第3-4-36図 企業の強み・弱み別の、輸出未実施企業の輸出の方針」をみます。
下図により、どのような企業が輸出に関心を持っているのかを見ると、「新商品・サービスの企画開発力」、「商品・サービスの独自性」では、「強み」と考えている企業の方が輸出に関心がある割合が高くなっており、その一方で、「安定した取引先・商圏」、「資金体力・財務基盤」では、「弱み」と考えている企業の方が輸出に関心がある割合が高いことが分かります。

白書は、これについて、商品・サービスの企画開発力や独自性を武器に海外に進出しようとしている企業
と、国内において安定した取引基盤や資本蓄積がない企業が現状を打開するために海外に進出しようとしている姿が見えてくる。
とりわけ、小規模事業者の方がより輸出に関心を持っている企業が多く、これについて白書は、小規模事業者の方が、国内での需要減少等による事業の将来性への危機感がより強く、海外市場への関心がより高いためであると考えられる、としています。
商品力がある企業であっても、市場の縮小に直面している企業であっても、その挑戦心は尊敬しますが、では、どのような国への進出を希望しているのでしょうか?明日、見ていきます!