中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

工程を最適化し、高付加価値化を実現する!

2015年03月25日 05時13分46秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「2014年版ものづくり白書」の 133ページ「図 131-27 ビジネスモデルの分類事例」をみましたが、今日は133ページ「設計・開発プロセスの改革を通じた市場ニーズや技術シーズの取り込み」をみます。

白書は製品自体を高付加価値化し、バリューチェーンの上流で稼ぐビジネスモデルとして、まず、「設計・開発プロセスの改革を通じた市場ニーズや技術シーズの取り込み」を挙げています。

これは自社内(部門間)もしくはサプライチェーン内の他社と、製品の設計段階からすり合わせを行うことによって、製造の上工程から下工程までを最適化し、最終的には製品の高付加価値化を実現することです。

例えば、部品メーカーや治具・工具メーカーが、顧客である完成品メーカーの製品企画・設計の段階から「どのような機能を持った製品を作りたいのか」「どのような製造方法にすれば製品を作りやすく、コストが抑えられるのか」「どのような形状にすると作りやすく、メンテナンスしやすいのか」など、市場ニーズや技術シーズを取り込みながら、製品のライフサイクル全般にわたる最適化を行うことです。

これにより設計・開発プロセスの改革を通じて、製品の品質・コスト・納期を向上させ、製品の高付加価値化を実現することができます。

これはよくあることですが、他にはどのようなことがあるのでしょうか。明日、みていきます!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


最新の画像もっと見る