おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の62ページ「中小企業における収益向上に向けた課題」をみましたが、今日は63ページ「今後の賃金に関する考え方」をみていきます。
下図から、高収益企業、低収益企業の今後の賃金に関する考え方を見ると、高収益企業、低収益企業ともに「職能給的な賃金体系を志向」と答えた企業の割合が最も多い一方、高収益企業では「優秀な人材確保のため、積極的に高めていきたい」と答えた企業の割合が低収益企業を顕著に上回る結果となっていることが分かります。
成長志向の強い高収益企業では、優秀な人材の確保のため、賃金を積極的に高めていく意向を持っていることが分かります。
私は駆け出しの頃、働かない先輩方の報酬が高いことに不満を感じていましたが、細く長く経営を行うのであれば、短期的な成果を報酬に反映させるのではなく、年齢給と職能給を上手く組み合わせるのが良い気がしますね。
昨日は中小企業白書(2015年版)の62ページ「中小企業における収益向上に向けた課題」をみましたが、今日は63ページ「今後の賃金に関する考え方」をみていきます。
下図から、高収益企業、低収益企業の今後の賃金に関する考え方を見ると、高収益企業、低収益企業ともに「職能給的な賃金体系を志向」と答えた企業の割合が最も多い一方、高収益企業では「優秀な人材確保のため、積極的に高めていきたい」と答えた企業の割合が低収益企業を顕著に上回る結果となっていることが分かります。
成長志向の強い高収益企業では、優秀な人材の確保のため、賃金を積極的に高めていく意向を持っていることが分かります。
私は駆け出しの頃、働かない先輩方の報酬が高いことに不満を感じていましたが、細く長く経営を行うのであれば、短期的な成果を報酬に反映させるのではなく、年齢給と職能給を上手く組み合わせるのが良い気がしますね。