おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の360ページ「行政サービスの民間事業者による一部代行の検討」をみましたが、今日は388ページ「アプローチ先として今後重視していきたい存在」をみます。
下図から金融機関に対して今後重視していきたい存在について見ると、どの業態の金融機関においても「既存取引先」へのアプローチを最も重視していきたいという回答が最も多くなっていることが分かります。

白書はこの結果について、既存取引先はこれまでの取引実績があり、日常のコミュニケーション等から企業の情報(事業内容や決算内容)を把握し易いことから、今後も重要な取引先とし継続的に取引していきたいという認識を持った金融機関が多いということが推察される、とあります。
しかし、地方銀行においては、「新規先」(38.6%)、信用金庫、信用組合においては、「新規先」(信用金庫:22.2%、信用組合:27.6%)を、それぞれ既存取引先に次いでアプローチ先として重視していると回答しており、金融機関の業態により、より重視していきたいアプローチ先には違いが見られます。
では、中核的な中小企業への個別支援実施状況はどうなのでしょうか?明日、みていきます!
昨日は中小企業白書(2015年版)の360ページ「行政サービスの民間事業者による一部代行の検討」をみましたが、今日は388ページ「アプローチ先として今後重視していきたい存在」をみます。
下図から金融機関に対して今後重視していきたい存在について見ると、どの業態の金融機関においても「既存取引先」へのアプローチを最も重視していきたいという回答が最も多くなっていることが分かります。

白書はこの結果について、既存取引先はこれまでの取引実績があり、日常のコミュニケーション等から企業の情報(事業内容や決算内容)を把握し易いことから、今後も重要な取引先とし継続的に取引していきたいという認識を持った金融機関が多いということが推察される、とあります。
しかし、地方銀行においては、「新規先」(38.6%)、信用金庫、信用組合においては、「新規先」(信用金庫:22.2%、信用組合:27.6%)を、それぞれ既存取引先に次いでアプローチ先として重視していると回答しており、金融機関の業態により、より重視していきたいアプローチ先には違いが見られます。
では、中核的な中小企業への個別支援実施状況はどうなのでしょうか?明日、みていきます!