おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 67ページの「起業家が経営能力を高めるために必要と感じる支援施策」をみましたが、今日は69ページの「成長初期における起業形態別の起業・事業運営上の課題」をみます。
成長初期における課題をみると、「質の高い人材の確保」、「販路開拓・マーケティング」、「製品・商品・サービスの高付加価値化」と回答する割合が上昇しており、「資金調達」と共に、課題の上位を占めていることが分かります。
これについては、白書にもあるとおり、既に売上計上したこの段階では萌芽期と比較して業務量が増大しており人材確保が課題であり、売上高は確保できているものの営業利益が黒字化していないこの段階では売上高を拡大し利益を確保するため販路開拓や高付加価値化が課題となっているということです。
「質の高い人材の確保」、「販路開拓・マーケティング」、「製品・商品・サービスの高付加価値化」の3点はいずれもゴールのない取り組むですが、とりわけ「質の高い人材の確保」を乗り越えると他の2点の解決策がみえるような気がします。
そのためには待遇、処遇はもとより、目標や経営理念の共有化が肝要と言われますが、思惑通りには進まないのも悲しい現実ですね!
昨日は2012年度中小企業白書 67ページの「起業家が経営能力を高めるために必要と感じる支援施策」をみましたが、今日は69ページの「成長初期における起業形態別の起業・事業運営上の課題」をみます。
成長初期における課題をみると、「質の高い人材の確保」、「販路開拓・マーケティング」、「製品・商品・サービスの高付加価値化」と回答する割合が上昇しており、「資金調達」と共に、課題の上位を占めていることが分かります。
これについては、白書にもあるとおり、既に売上計上したこの段階では萌芽期と比較して業務量が増大しており人材確保が課題であり、売上高は確保できているものの営業利益が黒字化していないこの段階では売上高を拡大し利益を確保するため販路開拓や高付加価値化が課題となっているということです。
「質の高い人材の確保」、「販路開拓・マーケティング」、「製品・商品・サービスの高付加価値化」の3点はいずれもゴールのない取り組むですが、とりわけ「質の高い人材の確保」を乗り越えると他の2点の解決策がみえるような気がします。
そのためには待遇、処遇はもとより、目標や経営理念の共有化が肝要と言われますが、思惑通りには進まないのも悲しい現実ですね!