中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

販路開拓に成功し、高く成長するには!

2017年08月18日 05時00分51秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」214ページ「第2-1-65図 高成長型企業と高成長型になれなかった企業別に見た、各成長段階で融資を受ける際に利用した担保・保証等の条件」をみましたが、今日は215ページ「第2-1-66図 高成長型企業と高成長型になれなかった企業別に見た、成長段階ごとの人材確保の取組」をみます。

下図から成長段階ごとの人材確保の取組について、高成長型企業と高成長型になれなかった企業の違いを見ると、高成長型企業は高成長型になれなかった企業に比べて、特に成長初期と安定・拡大期において、「ハローワークその他の公的支援機関」、「インターネットや求人誌」、「公的補助金・助成金や雇用促進税制」を利用し人材確保を行っている割合が高くなっていることが分かります。

次に、成長段階ごとの販路開拓の取組について、高成長型企業と高成長型になれなかった企業の違いについて見ると、高成長型企業は高成長型になれなかった企業に比べて、成長初期、安定・拡大期においてインターネット、新聞、テレビ等のメディアによる周知・広報を行っている割合が高いこと分かります。

この結果について白書は、チラシのポスティングやダイレクトメールによる周知・広報、ソーシャル・ネットワーキング・サービスによる周知・広報、業界紙やフリーペーパー等による周 知・広報のいずれについても、高成長型企業の方が創業期から安定・拡大期にわたって利用している割合が一貫して高いことが分かる、とあります。

人材確保に関する助成金が数多くあることは承知しており、これを活用している中小企業が多いという認識もあります。

気になるのは、SNSを活用ですね。このハードルが高いのが中小企業の実情なのでしょうね!

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