中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外国人労働者が増加している理由

2012年08月27日 05時52分18秒 | 2012ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「ものづくりにおける外国人労働者」をみましたが、今日は脱線して、BRICSの一角である中国やブラジルから、成長率が低く職も少ない日本に来る外国人労働者が増加している理由をみます。

厚労省の発表をみると、日本に来る外国人労働者は平成20年には49万人、平成21年は56万人、平成22年は65万人、平成23年は69万人と増加しています。

この理由について中部経済産業局が2007年に「東海地域の製造業に働く外国人労働者の実態と共生に向けた取組事例に関する調査」の中に理由があります。

同様に、全日本金属産業労働組合協議会の報告書にも理由がありました。

どちらも納得なのですが、後者には以下の理由が記載されていました。

 1.日本人より低賃金であったとしても日本で働くことに経済的な魅力がある。

 2.航空運賃の低下とも相まって日本入国のコストが下がっている。

 3.南米など日系人の母国において必ずしも経済が順調とはいえない。

 4.中小・零細企業、3K職場での賃金水準が低位にあり人手が集まらない。

特に2はLCCの存在が大きく、路線の拡大にとも内今後ますます外国人労働者は増加するかもしれませんね。

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