おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の332ページ「地域課題解決への取組を行う事業者の連携状況」をみましたが、今日は343ページ「地域課題解決の担い手」をみます。
下図から地域住民の目から見た地域課題解決の担い手について見ると、「わからない」の回答を除くと、地域課題解決の担い手として多くの地域住民が「行政(市町村)」と回答していることが分かる。
しかし、10年前との比較の観点から見てみると、割合自体は小さいものの、「地域住民」、「個別企業」、「NPO法人」といった民間部門の担い手が活躍するようになったという認識を持つ地域住民が増加していることが分かります。
これについて白書は、地域課題が多様化しているのと同時に、地域課題の担い手も多様化しているということを示している、とあります。
次に、市町村の目から見た地域課題を積極的に解決する存在の増減を、10年前との比較で見ると、「大幅に増加したと思う」、「やや
増加したと思う」と回答した市町村が約4割であるのに対し、「大幅に減少したと思う」、「やや減少したと思う」と回答した市町村は1割にも満たないことが分かります。
この結果について白書は、今後、中小企業、NPO法人、地域住民といった多様な担い手による積極的な地域課題の解決に期待するとともに、市町村としても、地域の多様な担い手が地域課題解決への取組を行いやすい環境作り(連携促進など)を推進することが重要である、としています。
私自身も地域課題を解決するNPOのお手伝いをしていますが、10年前とはその存在感が大きく異なっていることを実感しますね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の332ページ「地域課題解決への取組を行う事業者の連携状況」をみましたが、今日は343ページ「地域課題解決の担い手」をみます。
下図から地域住民の目から見た地域課題解決の担い手について見ると、「わからない」の回答を除くと、地域課題解決の担い手として多くの地域住民が「行政(市町村)」と回答していることが分かる。
しかし、10年前との比較の観点から見てみると、割合自体は小さいものの、「地域住民」、「個別企業」、「NPO法人」といった民間部門の担い手が活躍するようになったという認識を持つ地域住民が増加していることが分かります。
これについて白書は、地域課題が多様化しているのと同時に、地域課題の担い手も多様化しているということを示している、とあります。
次に、市町村の目から見た地域課題を積極的に解決する存在の増減を、10年前との比較で見ると、「大幅に増加したと思う」、「やや
増加したと思う」と回答した市町村が約4割であるのに対し、「大幅に減少したと思う」、「やや減少したと思う」と回答した市町村は1割にも満たないことが分かります。
この結果について白書は、今後、中小企業、NPO法人、地域住民といった多様な担い手による積極的な地域課題の解決に期待するとともに、市町村としても、地域の多様な担い手が地域課題解決への取組を行いやすい環境作り(連携促進など)を推進することが重要である、としています。
私自身も地域課題を解決するNPOのお手伝いをしていますが、10年前とはその存在感が大きく異なっていることを実感しますね!