錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

日本最古の井戸、玉の井

2016年10月15日 | 放浪雑記
この日本最古の井戸と云われる「玉の井」の話を語ると、ちょいとばかり前置きが長くなるんだけど、時が許せば暫しの間だけでもお付き合いを・・・
むかーし、昔、その昔、塩椎神(しおつちのかみ)という老人がおったそうな。
※日本書紀では塩土老翁という。
時には「潮つ霊」とか「潮つ路」と書いてシオツチと呼んだりするらしいんだけど、読んで字の如くで、手っ取り早く言えば汐や潮流を司る神様らしい。
でも、この爺ちゃんは、ふと現れて予言みたいな情報を提供するという神出鬼没的な神様。
だけど、美味しいところをガッツリ持って行くジイちゃんなのだ。(笑
火遠理命(山幸彦)が兄ちゃんである海幸彦の釣針を失くし、いろんな手を尽くして許しを請うが、結局のところ許してもらえずに困っていると、そこに、ヒョイと現れたのが塩土のジイちゃん。
あーして、こーして・・・ と、火遠理命(山幸彦)に細かい指示をして、行ってらっしゃ~い!
と送り出す。
要するに、今の世で言えばナンパの手ほどきだな。(笑
で、そのナンパに見事に乗っかっちゃったのが乙姫様である豊玉比売(とよたまひめ)ですよ。
そして、その場所というのが、この「玉の井」と呼ばれる井戸ってわけ。
とは言え、この縁を取り持ったのは乙姫の妹にあたる玉依比売(たまよりのひめ)なんたけど、この話については何かの機会にでも・・・

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一日の〆は・・・

2016年10月15日 | 放浪雑記
やっぱ、一日の〆は・・・
はい!温泉ですよ。
しかーし、今回は、ちょいと浮気して・・・・
指宿市山川伏目地区にあるヘルシーランドの「たまて箱温泉」へと行ってきました。
そして、当日は太平洋と開聞岳が一望できる和風露天風呂でしたが残念な事に曇り空。
これが晴れていれば綺麗な夕日を見ることが出来たのでしょうけど、こればっかりは自然が成す事ですから人の力ではどうにもなりませんよね。
って事で・・・
温泉に浸かって太平洋に沈む夕日を見るのは次の宿題に取っておきましょう。

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目的の無い旅だから・・・・

2016年10月15日 | 石ころ
いやぁ・・・
今回は何の目的も無い旅でしたから、普段は絶対に行かないような場所も訪ねてみることにしました。
それが、ここ『山川製塩工場跡』。

この伏目海岸の一帯が噴気帯ということもあって、伏目温泉の高熱を利用して昭和19年から昭和39年の20年に渡って製塩工場が稼働していたそうです。
そして、その工場跡にある塩田の中には塩か大きな結晶を作っているのが見られました。
しっかし、こんだけ塩の結晶が大きいと硫酸バリウム(BaSO4)や硫酸カルシウム(CaSO4)で出来た「砂漠のバラ」に見えてくるのが不思議です。
って言うか・・・・
自分自身でも、ここまできたら「病気かなぁ?」なんて思えて仕方がない。

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このところは全く噴きませんねぇ・・・

2016年10月15日 | 風景
今、ホテルのテラスから桜島を眺めてますけど、木花咲耶の姫さんは沈黙を保ったまま、全く噴いてまれません。
もうそろそろ、ズドーーーン!と、噴いてもイイんじゃないんすかねぇ?
あの激しかった頃の桜島が懐かしい。
いつの日か・・・
また、あの頃と同じ桜島を全身で感じたい。

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