興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

奥多摩ゆとり旅

2017-11-04 | 散歩、時々旅

奥多摩に行ってきました。

ここはJR青梅線の終点、奥多摩駅から少し歩いたところ。ところどころ紅葉も進んでいます。

 

 

 

   

多摩川上流(日原川の合流点付近)沿いの細い山道を上り下りしていくうちに、こんな景観に出会えました。

ほんとうは奥多摩駅の5駅ほど手前の御嶽駅辺りで降りれば、本格的な山歩き、渓谷歩きが楽しめたのでしょうが、「後で釜飯食って鮎酒でも飲もう」などという、同行の山の神たちとの軽いノリで来た‘無計画散歩旅’ だったので、これで十分とせねばならないでしょう。

 

 

 

   

途中見つけた「もえぎの湯」で、しばし足湯。100円。

 

 

 

   

ここは奥多摩町大丹波にある釜飯の「なかい」。

美味しいと評判の人気店で、いつも行列ができるのだそうです(奥多摩駅からのタクシー運転手さん談)
この日は平日なのに、店の前に十数人が並んでいて、結局わたしたちも小一時間待たされてしまいました。

今月の中・下旬、紅葉ピーク時の休日なら、いったいどうなることか・・・。

 

 

 

   

きのこ釜めし。

盆の右側の釜は鶏肉とたっぷりの野菜が入った水炊き。これに刺身こんにゃくと漬物、大福餅のそれぞれ小皿がついて1550円。とても美味しかった。

 

 



    

イワナの骨酒二合。1500円。濃厚。

昼下がりの西日が庭から入ってきて、それを背負ったわたしは、背中から腰にかけて熱くなってきました。

 

 

   

帰りは「なかい」の近くのバス停、南平から奥多摩駅行きのバスに10分ほど乗って川井駅前で降り、青梅線に乗り換えました。


奥多摩の旅は、できれば車で来るのがいいのでしょう。電車やバスを待たなくていいからです。(今回はあちこちでずいぶん待ちました)

でも、自然に触れることのできるゆったり、のんびり旅をしようと思えば、待つことは避けられないのかもしれません。
アセアセとあちこち無駄なく回ろうとすると、心のゆとりが無くなり、落ち着いて今そこにある景観や土地の味わいに触れることができにくくなるからです。

今回の奥多摩の旅、楽しい旅でした。