えつこさん
ワルツ…今日やった中間部の前半は、右手の2拍目から始まるアウフタクトですが、
両手で弾き直しをすると、左手の1拍目に合わせて右手の8分音符が出てしまうので、
1拍目のバスをしっかり弾いてから、2拍目に合わせて弾くようにして下さい
装飾音符の部分はその弾き方で結構ですから、装飾音符と和音の上の音の
音程が離れないように、2度の関係を常に保つようにしましょう
プレリュード…この曲もアウフタクトですが、4分音符がかなり短くなっていて
半拍しかないので、1拍しっかり伸ばすように気をつけましょう
2小節ずつのフレーズですが、3段目の音程が開く和音以外は
どのフレーズも2小節目の2分音符の和音に向かってディミヌエンド
していくようにしましょう
そのさん
ツェルニーは、この曲のテンポを=144と解釈しています。
あまり気にしなくてもいいですが、ご参考までに…
シンコペーションのテーマはレガートに充分歌って、それと対比する
32分音符のモチーフは軽快に、淀むことなく流れに乗ってリズミカルに
弾くと、三部形式の音楽的なストーリーが、より際立ってくると思います
次回、しあげにしましょう
りのちゃん
ツェルニー…いいテンポで、快調にしあがりましたね
次の曲は、なかなかに情熱的でドラマティックな曲です
左手も音型は2声になっているので、バスをしっかり出すように意識しましょう
右手はフレーズ感を充分表現して、複付点のリズムをはっきり出すようにしてね
フーガ…よくまとまってきました
もう少しテンポ上げてもいいなぁ~
音量をもう少し下げて、全体的に軽く、特に出だしの2,3,5,6拍目の16分音符を
もっと弱で弾くと、軽やかになると思います
23,24小節目のバスをよく聴いてね
プレリュードから通して、次回しあげにしましょう
ソナタ…テンポが上って、形が見えてきたね
全体的に何というか、ちょっと表に出過ぎてるので、もう少し「陰」を
意識してみて
20小節目から、表に出るのはしばらくはスフォルツァンドの音だけね
64からは、逆にもう少し力を抜いて楽に弾いてみて
98から、スフォルツァンドの音をもっと目立たせて
弱拍についているスフォルツァンド、特徴的なリズムを表現するために大切だよ
142からのシンコペーションの部分も、基本的にピアノで、右手のスフォルツァンドの
音だけでいいからね