ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

モリモリでサクサク

2017年09月17日 23時42分29秒 | Weblog
折角の連休も台風で潰れそうな今日この頃であるが、さりとて家に籠って
ばかりというのも気分が良くないので、雨が降り出さないうちに買い物に出かける。
街は日曜日の割には人が少なめで、台風の影響が伺えたが、結局買い物を済ませて
帰宅するまで雨は降らずに済んだ。Amazonで買った方が電車賃分安い、などとは
考えないようにする。

あと、そのような中でも店に行列が出来ていて、何事かと見てみればスーファミの
小さくした版を買うべく並んでいる人達であった。個人的にはレトロフリークでも
買えば諸々解決だろうに、と思うのだが、単純に見た目や存在的にファンの心を
くすぐるものがあるのかも知れない。並んでいたのもオールドファン、といった顔ぶれ
だった。


話は変わり、ここのところ暇さえあれば粘土をちまちまとこねる日々であるが、
盛っては削るを繰り返している関係で、削り屑がそこかしこに散っているような状態に
陥りかけている。紙とかを敷いて対策はしているが、興が乗ると顔に近づけて
切削作業を行うので、落下までの距離が空き、結果として結構散らばってしまう。
プロの人たちは作業場みたいな、ある程度汚れても問題ない環境を用意するのだろうが、
他の人たちはどうしているというのか。

ちなみに学生の時分から色々なもので造形してきたが、最近使っている石粉粘土が一番
しっくりくる感じである。エポキシパテは準備が面倒な上に一発で形を作るのが苦手な
ために今一つ。ついでにヘラなどを舐めながら作業する癖があるので色々アウト。
ポリパテは柔らか過ぎで、切削の感じは小気味良いが少しサクサクし過ぎで、あと臭い。
スカルピーはやはり一発造形が苦手というのがネックで、切削感や後からの盛り付けが
あまり良くないのも痛い。ついでに冬場にやたら硬くなるのがつらい。
樹脂粘土(デコスイーツの果物とか作る用のやつ)は質感はすごく好みであるが、複雑な
形が作りづらく、切削性も悪い。おそらく型が必要と思われる。
木材は切削感が個人的に最高で、黄楊とかは非常に好みであるが、失敗するとやり直しが
出来ない上に、手を入れる順序をしっかりやらないと割れたりする。いきおいフィギュアの
ような複雑なものは(技量的に)作れず、着彩も基本しないものであるので、今回の
目的からは除外。
象牙も小さいものは削ったことがあるが、手のひらサイズの人形を作れる程のものは
当然扱ったことはない。ちなみに削った時に独特のにおいがする。リューターだと特に。
100均の石粉粘土は安いがボソボソしていて、すぐ毛羽立つので同じ石粉粘土でも、
ファンドのようなきめが細かくて仕上がりがカッチリするのが良い。

造形素材の性質はどれも一長一短で、今のところしっくり来ている石粉粘土も何だかんだで
不満点はある。そうなるといずれはデジタルに移行する可能性もある。デジタルの問題点は
現状初期投資のコストの高さと、出力に関してのハードルの高さであるが、いずれも徐々に
緩和されると予想される。

とは言え、完全に趣味の領域なので苦労もまた味なり、という域に達することもあるかも知れない。
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