アナログづくし

日曜くらいに急に涼しくなって、クーラーが丸一日お休みできる
程だったのもつかの間、また暑く、と言うか蒸し暑くなって元の木阿弥。

話は変わり、この前白昼の花火大会をやった旨を書いたが、花火の
パッケージと言うか構成は、どうしてスーパーのチラシのように目がチカチカ
するほどの色と情報の滅多打ち状態なのであろうか。
思えば昔からそんな感じであったが、蛍光ピンクが昔より増えてより
けばけばしさが増している。子供向けに目を引くためか、夜でも視認性を
確保するためか、使い終わってゴミになった時に分かりやすくするためか、
それら全部をひっくるめて、ついでにまだまだ目的あっての事なのか、良くは
分からないがとにかく目に来る煙と、火薬のにおいに花火を実感する。
目に焼き付く光、油断していると驚くほどの音と合わせて、とかくマイルド
もしくはデジタル尽くしの世の中に、実に良いスパイスであると改めて思い知る。

この過剰な光と心臓に悪い音、鼻をつく匂い、目に染みる煙、どれもアナログで
しか為し得ない。それを汗だくになりながら時に蚊に絡まれつつ行うのである。
考えてみると、この令和の時代に相応しからざるアナログさ。
だが、きっとそれが良かったのであろう。

来るものがある

休日に友人に誘われて、屋外での焼肉とか白昼の花火とかスイカ割りとか、
思えば10年以上やってなかったようなことをやった。
友人の子供たちの相手をしたりもあってヘトヘトになったが、久しく味わった
ことのない清々しさのようなものがあり、ついこの間まで忘れそうになっていた
夏の感覚を取り戻したような心地になる。
と言うか、スイカを食べることでここまで夏の感覚が湧いてきたのは我ながら
予想外で、思い返すと少年時代には何かと夏にスイカを食べる習慣があり、
随分を時を隔てても、身に付いたものは容易には無くならないものだと実感する。

そしてまだ気持ち疲れが抜けきっていないので、欲を言えばもう一日休みが
欲しい気分。なんか腰も痛い。

慣れると厳しい

あれからも首の痛みは続き、至った結論は枕が合わなくなったという
所に落ち着く。少し前に枕を替えて、初めのうちは嵩も十分だったのが
時を経てこなれてきて、潰れてきた事で体に合わなくなってきたのであろう。
靴や服のように、ある程度使いこむことで体に馴染んで快適度が上がる
ものが多い中、馴染んだ結果体に合わなくなるものもあるというのは少々
珍しく、見識が深まったものの、さりとてこの枕をどうするかは考えていない。

枕のオプション的なものに、調整用の詰め物があり、それで何とかする
のも良いが、結局いずれ沈むのでもう少し抜本的な手を講じねばならぬ。

あと、『ガオロード』を置いている店が思いの外少なくて少し焦り気味。
さすがに転売屋に狙われている訳ではなかろうから、単純に出荷数が少ない
と思われるが、それはそれで増産の見込みも薄いということで、見つけたならば
積極的に買っていこう。

今居るはずなのに遠い

朝風呂から上がってしばらくすると汗が滝のように出てきて、風呂に
入った気が薄れるので、水で流すようにしていたせいか、肩から
首にかけて痛み出すようになった。しばらく同じポーズで固定した後、
別の方向へ動かそうとすると結構痛いという感じで、朝の通勤電車で
一寝入りする至福の時間も旨味が半減して悲しい限り。
こんな時にテレワークがいつもの調子で恋しくなるが以下略。

さておき、そんなこんなしている内に八月も終わりに差し掛かり、
心なしか夜の帳が下りるのも早まってきたと感じる今日この頃、とは言え、
生活において夏休みとか夏らしさとか、そういったものに触れる機会など
殆ど無く、暑いか寒いかという身の周りの気温の差だけの問題でしかない。

そんな中であるから、休日に階下から母親が子供を強烈に叱責するような
声が聞こえてきても、夏休みの宿題やら何やらをサボった子供に雷を
落としたのかと、夕立の雨音を昼寝の子守歌にする如く、却って風流な心地で
もう一寝入りするような状態であった。
夏って何だ。思い出か概念か。

充電切れ

何か確たる目的がないと、どうにも外出すら億劫になる今日この頃。
この度購入したタブレットの充電がswitchからのUSBでは力不足のようで、
全く捗らなかったため、ちゃんとしたものを探す目的で重い腰がようやく上がる。
とは言え、家のドアを開けた瞬間押し寄せる夏の熱気に、早速心が溶けそうに
なったり、怪しくなりつつある空模様に洗濯物の事が気が気では無くなったりで、
微妙に外出を堪能できなかった。と言うか、休日になると途端にぐったりして、
5～6時間の行動毎に寝ているという、何とも締まらない状態。

もしかしたら、先週の連休で色々体調がおかしくなった反動なのかも知れぬ。
実際先週の木曜は何とも言えない金曜日感があって、実際の金曜日の虚無感の
ようなものが深刻なものになっていた。
その点来週は大丈夫であろうが、何かもう色々疲れ気味なので、またまとまった
休みが早速欲しくてやまない。筋トレの量をもう少し増やした方が良いのか、
何かしらの元気が出る系の薬を常飲した方が良いのか。

分かりやすい味ゆえの

スーパーに売っていたカニカマに『生食用』の札が貼ってあったが、
逆に加熱専用のカニカマがあるということなのだろうか。単に群雄割拠の
カニカマ界隈において他と水をあけるための方便、ないしは箔付けとして
戦国武将で言う所の官位のようなものだとしたら少々残念であるが、正直
安定して旨いが革命的に美味いカニカマにはまだお目にかかったことが無いので、
かかる戦国における風雲児の誕生を願ってやまない。

カニカマつながりで、特にお値段高めの大ぶりなサイズのものにおいて顕著に
感じることであるが、カニカマには特有の臭みのようなものがあり、それが
たらふく食べることにおける障害になっている。
それはある意味『コク』と言えるものなのかも知れず、年齢のためにそれが
しんどいと感じるせいなのかも知れないが、肉にスパイスやハーブを加えたり、
魚料理のように臭み消しが料理の手順の中で確立されているものもあるので、
決して食の甘えと言いきれるものではあるまい。
ただ、だったら何をもってその臭みが消せるのかという話について、まだ
回答が出せていない。
狙いどころとしては、魚料理の定番の臭み消しである生姜やワサビがまず一つ。
寿司や刺身において、カニにワサビや生姜を付けるという話は聞かないが、
本物のカニではなく基本的には蒲鉾であるため、ワサビという選択肢は候補に
入れても良かろうと思う。
もう一つは紫蘇。これは古来よりカニに中った時に紫蘇が効くという言い伝えがある
らしく、そこからもしかしたら合うのではなかろうかと思った次第。
あと、酢が合うという話から梅紫蘇でもいいかも。

そのような訳で、今度特売で見つけたら買ってみたいと思う。

新たな安心

ようやく『ガオロード』の新弾が出る。箱買いの予約を入れていたつもりが
忘れていた可能性が高く、これまで過去の弾が店でワゴンの常連と化していた
経緯もあってか置いている店が少なく、結構な先行き不安に見舞われている。
とりあえず近場のスーパーには入荷していたので数個買ってみたが、
横使いのレイアウトも慣れてきた感じで、相変わらず名前をほぼほぼ覆い隠すと
いう定番の芸風に安心感を覚えつつ、左右反転やちょっとしたパーツ追加、
表情差分での水増し、もとい筆休めも残念さを感じないラインで上手く調整して
来ており、最近のバンダイのおまけ付き菓子部門の学習能力の向上には
恐れ入るばかりである。
裏を返せば王座たる今の地位でふんぞり返ってばかりではいられないという、
のっぴきならない現状があるからとも言えるが、こちらとしては質の良いおまけが
手に入れば良いのであるから、この調子でもっと研鑽を続けていって欲しいと願って
やまない。

とりあえず、ガオロードが大流行りしないまでも神羅万象並みに長く続いていくことを
願いつつ、まとめ買いの手段を早々に講じることにする。

新アイテム

新しいタブレットが届く。毎度の事ではあるが、設定やら入れるべきアプリ
をすっかり忘れているのでセットアップに手間取る。設定移行用のアプリも
あったものの、元のタブレットが古過ぎたせいか対応しておらず、googleに
紐付いた設定程度を移行して終了と相成った。
とは言え、これでも随分と楽になったもので、ついでに結構どころではない
個人情報を多数抱えているgoogleという存在が、ほぼ世界征服完了している
のではなかろうかという予感が背筋を寒くさせた。
昨今、ネットやらスマホのような情報サービスは重要インフラの一つと言って
差し支えなく、そんなサービスの恩恵に与ろうとしたならば、関わらない訳には
行かないのが件の存在。個人情報という情報社会にとって急所とも言えるものを
握らせる代わりに恩恵を受けるという、ある意味現代における悪魔との契約と
言っても良いのかも知れない。

さておき新しいタブレットは随分と良好で、前のタブレットでは重すぎたアプリも
余裕で動作し、androidでは弱いと言われていたスタイラスの性能も昔日とは比べる
べくもない程に進歩していた。これはペン入力の快適さを売りにしている機種だから
こそなのかも知れないが、ともあれタブレットで絵を描くという、あまり当てに
していなかったことが叶うやも知れぬ。あとはアプリやら何やらの機能を覚えるのみ。

清水の舞台から

色々とウダウダしていても仕方が無いので、新しいタブレットを購入。
とは言えお盆休みに近い関係か、届くまでに少しかかりそう。

結局悩んだ末に中の上クラスのものを購入。安物を買っても良くないのと、
ここ最近の倹約の成果をここで発揮するという目的からであるが、上の上に
手を出せず日和ってしまったのは、もはや身にかまぼこ板の如く付いた生来からの
貧乏性であろう。
今年発売されたもので、かつ中の上クラスであるから、最新のタブレットが
如何ほどのものか体感するにもちょうど良かろう。

貧乏性も特段悪くはないが、ある程度上質なものに触れていないと価値観が
腐ってきてしまいそうな心地になる。ここ最近はあまり表に出る機会も多く
なかったので、尚更である。実際手にするのはおそらくこの休みの終わりころに
なると思われるが、どんな感じなのか今から楽しみである。

浸かるならば頭まで

世にフェチを冠するものは星の数ほどあれど、その一つ一つが惑星の如く
大きく広いものであるから、かかる世界に足を踏み入れようとするならば、
生半可ではならず、ミイラ取りがファラオになる心構えで臨まねばならぬ。

そして我が家の端末が気が付けばバッテリーが上がっているような状態で、
もはや余命いくばくもない感じなので、いい加減に次代の購入を急がねば
ならなさそうである。考えてみればここ数年、ろくに旅行も飲み会もやってないので
例年以上にお金が溜まっているはずであるから、多少奮発しても罰は当たるまい。
もちろん目の前の休みも特に外出も飲みに行く予定もない。