ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

甘い言葉には気をつけよう

2022年03月31日 23時54分15秒 | Weblog
やっぱり朝の通勤時に見かける人の数が増えている。
色々なものが解除されたとか、春休みだからとか、そういったものが
重なってという事か、特に家族連れが増えた印象。
そして世の人々の動きに気が付かない程に毎月が繁忙期で、それも
概ね一年くらい続いてきている。働き方改革とは何だったのか。

とは言っても十数年前の、休日も祝日も盆も正月もなく仕事をして、
気を抜くと終電を逃すとか気にするのもアレなので、金曜は次の
始発まで仕事して、帰って少し寝たら昼過ぎにまた出勤するとかいう、
今考えると完全におかしい状況から比べると全然マシに思える社畜の鑑。

かかる地獄と言うか、どうしようもないものを決して後世には伝えまいと
することが、割と今でも仕事のモチベーションの一部になっていたりもするが、
やれることが尻拭いだったり、あえてババを引いたり泥をかぶることだったり
で、結局あまり変わっていない気がしないでもない。
働き方改革とは何だったのか(二回目)。
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正しさは慣れ合わない

2022年03月29日 23時53分06秒 | Weblog
別に個人が複数持っていても、さして問題ないはずのものなのに、妙に
排他性の高い概念があって、そういったものが往々にして諍いや争いの種に
なっているのではないかとふと思った。
複数持ち得て、しかし排他性が高いというのは少々矛盾したもの言いであるが、
もう少し突っ込んで言うならば、自ずから純度を高めていく傾向があるもので、
それが高まるにつれてその他のものを駆逐していくというような、そんな感じ。

混然としているよりは純度が高い方が良く、ばらばらとしているよりは統一
されている方が良いと感じるのは人の常で、ただそれが上手く纏まったとしても
結局それはその個人の中だけの話であって、その纏まったもの同士を複数人で
持ち合ったらたちまち排他性が発揮され、ぶつかり合いが起きる。

パッと見た感じ、柔軟で多くの人が共有出来そうで、その実共有も許容もできない。
結局個々人で純度を高めた結果、一般で言われているものとは全くの別物に
なっているのである。しかしそんな事態になっても一般からの呼ばれ方は相変わらず
そのままという不思議。
世にある『正しい』という言葉こそが世の不確かさを最も端的に表した語であるという
皮肉。要するに正義って怖いものだという、そんな話。
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助走を終えて

2022年03月27日 23時43分41秒 | Weblog
朝起きたら首が痛い。これを書いている今も、朝に比べれば幾分
和らいだもののまだ痛い。痺れとかはないので、寝違えたか、眼精疲労が
首に来たか、自宅のディスプレイ配置が上下方式で、いつも上側で動画再生
しているので、その関係で度々上を向くせいかだと思うが、いずれにしても
肉体の衰えを感じてやまない。

しかし首は痛むが、外は天気も良く暖かいので、散歩に繰り出す。
気を抜くと職場と家の往復ばかりに日常を徒に費やすばかりで、こんな機会に
外出しておかないと次が何か月先になるか分からない。
外を行けば、ここ最近の陽気もあってか、ちらほら桜が咲きつつある。
心なしか去年の今頃よりも沈鬱な感じは薄れてきたように思える。
暦の上では一月が一年の始まりであるが、実際社会で生活していると四月から
色々と動き出す感がある。今年の向かう所は四月に決まるという訳で、
来週から世間がどう動くのか、なかなかに目が離せない。
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文はさっぱり絵はねっとり

2022年03月24日 23時44分24秒 | Weblog
新型コロナの関係で外出が億劫になって久しく、いきおい漫画専門店に
行く機会もめっきり減った。漫画専門店に行く目的の大半はエロ漫画単行本を
特典目当てで購入することにあり、お陰で最近全然増えていない。
無論デジタル版は特典が無いという理由で購入せず。結局そうこうしているうちに
特典は消えてなくなるので、全く何をやっているのだろうと思えなくもないが、
ともかく今回はそんなエロ漫画の話。

エロ漫画を読んでいて、他の漫画には割とよくあるナレーションが極端に
少ないことに気付く。ナレーションとは『シグルイ』や『花の慶次』によく見られる
四角枠で囲われた、妙に事情通なテキスト群であるが、エロ漫画は視覚情報への依存度が
他の漫画よりも非常に高いため、文字による状況や裏面の説明が蛇足になる、
という事であろうか。
確かに、エロ漫画の中で『シグルイ』のようなナレーションが入ったら、正直邪魔に
感じるであろうし、よしんば目に入ったとして、あの迫真の状況説明は一周回って
笑えてきてしまうだろう。以前にも書いたが、笑いという要素は殊の外強く、僅かに
入っているだけでも全体の雰囲気を大きく変えてしまうもので、それはエロであっても
勝てないものである。

ならば官能小説ばりの、絵では描けないような、むせ返る程のねっとりとした状況描写では
どうだろうか、と考える。割と有りな気がしないでもないが、あの手のナレーションの
入る作品において、読み手は神の視点に居ることが多く、読み手を作中のキャラと
オーバーラップさせたいエロ漫画とではその点で既に相性が悪いようにも思えてくる。
例えばやたらと男性の存在感の主張が強いエロ動画を観ているような、そんな感じか。

さりとて、作中のキャラの台詞としてあれやこれや言わせればよいのかというと、
それにも限度があって、好みはあるだろうが、アレやらコレやら思う所をわざわざ口に
出すようなエロ漫画作品も、読んでいて冷める。
思いの外台詞の分量や省略具合にセンスが問われるのがエロ漫画の世界であり、
大変に奥深いものだと改めて感じ入った次第である。
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春先の蛞蝓の如く

2022年03月22日 23時44分00秒 | Weblog
連休で散々眠ったはずなのに、どうにも眠気と疲労感が抜けない今日この頃。
季節の変わり目で暑かったり寒かったりという環境のためなのか、体にガタが
来ているからなのか、とにかく今週は普段よりも一日短いので、それを心の
支えに生きていく。月曜が休みの場合の連休は、その後の平日が4日しかない
というのが、何ともささやかな特典と感じられてならない。
後味と言うか、余韻と言うか、こんなことを有難がっている状況は置いておいて、
まだ土日がまともに休めるだけでも有難い。

あと、食欲もまともに残っていることも有難いと思うべきであろう。
美味いものを食べれば、その分体力回復するような、そんなゲームみたいな
世の中であったならばどんなに良かったかと思うが、そんな事はないので、
せめて毒にならないものを毒にならない程度に飲み食いして、慎ましやかに
生きていくのみ。

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蝋燭は継ぎ足せない

2022年03月20日 23時39分56秒 | Weblog
ここ最近の休日は、日が暮れた辺りに眠気を催してそのまま寝てしまい、
深夜に目を覚ますというようなことが多い。それ以外の寝る時間や起きる時間は
平日よりも少々遅い程度であるが、とにかくこれでもかという程には良く寝ている。
気温や湿度の乱高下や、色々な精神的な波が、かかる荒れた睡眠環境をもたらしている
という可能性は十分にあるが、すぐに解消のめどなど立たないので、これは仕方の
無いものとして身を委ねるのが最良と心得る。

きっとかかる事態を想定しての祝日なのであろう。世間でもこれくらいから春休みが
始まる訳であるし、季節の切り替わりの体を休める時期というものはきっと本来あって
然るべきなのであろう。世の人はあれやこれやと何かと理由をこしらえては、労働に
費やす時間を少しでも多くもぎ取ろうとしてくるが、そんな考え方は前時代的であり、
長い目で見れば非生産的ですらある。

若さや、今の時までに蓄えた知識などをひたすら放出するだけの完全燃焼型の労働も
世の中には当然存在するが、そういった職種は報酬が非常に良いのが常。
インプットの機会もツテも時間も用意されず、せめて体を休めるためにと設けた時間も
怠惰と扱われるのであるならば、これは上記の完全燃焼型なのではなかろうか、と
思いつつも給与明細は明らかにそれを否定する。これは全く良くない。
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素朴がおいしい

2022年03月17日 23時40分50秒 | Weblog
近所のスーパーの特売コーナーにカニ缶があったので気まぐれに購入。
以前にも書いたが、缶詰が貧乏飯という認識は偽りで、実際はかなりの高級品。
贈答品に用いられるのも納得の品で、特売になってなおそれなりのお値段だが、
こんな機会が無ければまず買わないであろうから、少し楽しみでもある。
そして興味本位であるため、何に使うのかは特にまだ考えていない。
普通に手を加えず酒のアテにするか、適当な冷凍炒飯に混ぜてカニ炒飯にするか、
賞味期限まではまだもう少しあるので、じっくり考えることにする。

そして、夜の水分補給と糖分過多な食生活の改善も兼ねて、麦茶も常備することに。
やはり案の定と言うか、意外な伏兵だったと言うか、夜に飲む麦茶の美味いこと。
特にここ最近は急に暖かくなって、喉が渇くことも増えているから、余計にそう感じる。
ただ、気が付くと結構な量を飲んでいたりするので、過剰摂取には気を付けねば
なるまい。
麦茶はそれ以外にも、気温が上がって唸りを上げる冷蔵庫をその重量で
落ち着かせる目的も果たしているので、もうしばらくは欠かすことが出来なさそうである。
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力で何とかする

2022年03月15日 23時48分31秒 | Weblog
最近、朝の出勤時に駅で見かける人の数が増えた気がする。
年度の境目という事で出勤せねばならない状況なのか、色々と終息気味なのか
分からないが、とにかくテレワークの夢は有耶無耶のままにどこかへ消えた
ことは凡そ疑いあるまい。

何やら職場もどんどん非効率化が進んでいるような気がしてならず、
貧すれば鈍するよろしく、力技や根性論が席巻し始めているという、怪しげな状態。
とにかく、個人的にろくでもないと感じていた昔日を、あの時は良かったと
懐かしむような状態にだけはなりたくないので、足掻けるだけは足掻こうと思う。
足掻くことが力技になっているとは言うまいぞ。
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入れ替わり

2022年03月13日 23時28分40秒 | Weblog
すっかり春を感じさせる陽気に、体の方も春の到来を予感してか、
何やら妙に腹が減るのが早く、また事ある毎に眠気を感じるようになった。
休日に平日分の睡眠時間的なしわ寄せがきているのは今に始まったことでは
無いが、感じる眠気が春モードになったという、自分の中でしか分からない
感覚をもって、とにかく春の到来を感じるに至る。

話は変わり、洗剤などの詰め替えパックでお徳用と称して1.5倍くらいの
量が入っているものがあるが、どうやらそれが苦手なようで、大体いつも
容器に溢れるほどに注いでしまい、まあまあな量を無駄にする。
生来の貧乏性かどんぶり勘定が災いしてなのか、注ぎ切ってやろうという
気持ちが先立ち過ぎて、今日も今日とて洗濯用洗剤を結構溢れさせ、
後片付けに結構な時間を持って行かれた。
こんな痛い目を見ておきながら、次に詰め替えをやる時には忘れていそうなのが
何とも恐ろしい。

あとは、世間的に卒業式っぽい雰囲気を漂わせた面々や、卒業を控えて
どこか浮かれた感じを醸している面々を見るにつけ、そこはかとなく感傷的に
なるのはもはや毎年恒例。とりあえず、今年もどこか旅行したい。
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大体なんでも合う

2022年03月10日 23時46分38秒 | Weblog
夜中に『パイの実と煮干で作ったスターゲイジーパイ』を見て、不覚にも
ツボにはまって大笑いしてしまう。しかもそんな適当極まる存在がクックパッドに
載っているというのがさらにツボ。
スターゲイジーパイというのは、実に大層な名であるが、魚の頭がサヨナラを
言いたげにコンニチワしているという、イギリスのとある地方の名物料理であり、
多分画像を見ればアレの事かと得心して頂けること請け合いの品である。
(適当に訳すと"仰天パイ"とかになるのだろうか)

なお本物にチョコは使われないので、パイの実を使うのはミニチュア版とも言えない
偽物、もしくはお菓子バージョンと言えよう。
しかしここで思ったのは、パイの実の中身をホワイトソースとかトマトソース味に
した、甘くなくて、レンジで温めて頂くことを推奨したような存在があっても
良いのではないかという点。
ちょっとした小腹満たしに使うも良し、酒のアテに用いるも良し、煮干をぶっ刺して
真のミニチュア版スターゲイジーパイを完成させるも良しとくれば、あながち
非現実的な話でもあるまい。

個人的には、どシンプルに羊羹(あんこ)が入ったパイの実が食べてみたい。
やはりパイ生地には仄かな塩味が良く合う、と言うかそれがないと何か一味
足りない気分になる。いずれにせよパイの実に無限の可能性を見た今日この頃。
この歳になると、太るので滅多に食べられないが。
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