KONASUKEの部屋

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生物のこと、笠間のこと、時々政治

アカボシゴマダラ白化個体

2017年05月23日 | チョウ目
アカボシゴマダラ白化個体。
笠間市土師で、本日午後(2017/05/23・12:45頃)撮影。
5/3の笠間市石井での幼虫の発見に続いて、成虫が確認できました。
やはり、定着している可能性が濃厚ですね。

アカボシゴマダラは、「生態系被害防止外来種」(旧・要注意外来生物)に指定されています。
在来種であるゴマダラチョウが減るなど、生態系への影響が出ています。
→我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト

冒頭の写真は、白化した個体の写真。
春に羽化する個体は、白化することが多いそうです。
白化は、中国産亜種の特徴。
日本で現在、北上を続けているアカボシゴマダラが、中国産亜種であり、人為的に持ち込まれた証拠でもあります。

良ければ過去の記事をどうぞ。
→ついに笠間で繁殖を確認・アカボシゴマダラ
→アカボシゴマダラ9/11
→やっと証拠が撮れた~笠間に侵入・アカボシゴマダラ~
→ゴマダラチョウとアカボシゴマダラについて
→要注意外来生物アカボシゴマダラ

分類:チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ亜科
前翅の長さ:40~53mm
分布:本州(関東地方)、奄美大島、徳之島、中国大陸、朝鮮半島、台湾
成虫の見られる時期:3~10月
エサ:成虫・・・花の蜜、腐った果実、樹液
   幼虫・・・エノキ、クワ、クワノハエノキ
参考:虫ナビ

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