【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

武士は食わねど高楊枝は昔の話!

2008年11月04日 13時10分33秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 民主党の苦しい台所事情を毎日新聞がていねいにまとめています。

 ちなみに記事中に出てくる事務所には、現職参院議員の公設秘書が入っていて、マンスリーマンションに住んでいるという現状があります。民主党内でも政権交代に必死な人とそうでない人がいます。政権交代に命がけな人が報われる体制にしないといけません。

 ひとつの考えとしては、今春までに公認内定が出た総支部長のうち、第1次・第2次公認をとれなかった総支部長の半分程度の財政支援を打ち切る。このお金を1次・2次公認者、伸びている公認内定者に回すという考えです。

 これまでも公示後にこういった選別をしていたのですが、第45回総選挙では前倒す。ダーウィンも「わずかな違いが存亡を決する」と言っています。政権交代の脚を引っ張りかねない“不良”総支部長を切るのも、政権交代には必要な判断で、私は支持します。

 TVCMの予算を半分にするのもいいのではないでしょうか。民主党は一部の党職員や広告代理店の政党ではありません。民主党は国民の政党です。

 私は麻生首相を脂ぎった筋肉質の黒ゴリラのようだと思っていましたが、どうやら大した戦略家のようです。本人うんぬんより、周りの力を引き出す能力があるんでしょう。ちょうど10年前の小渕恵三首相に似ていて、手強い敵です。

 平成のサムライを国民が支えましょう。
 
 余裕のある方は国民改革協議会(民主党の寄付金の受け皿)に個人寄付、企業献金、団体寄付をしてやってください。 

 なんとかしましょう。なんとかしなきゃ。
 国民主権なんですから。サムライ主権じゃないんですから。
 武士は食わねど高楊枝は昔の話です。

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麻生解散引き延ばし戦術には国民カンパ約束大作戦で徹底抗戦しよう!

<選挙>衆院選先送り 民主候補、悲鳴 歳費なく党活動費も止まり「年越せぬ」
11月4日9時15分配信 毎日新聞

 ◇新人・元職148人、悲鳴

 次期衆院選の先送りで、民主党の新人・元職の立候補予定者たちから「年を越せない」との悲鳴が相次いでいる。「11月30日投開票」を前提に態勢を構築した候補がほとんどで、12月以降の活動費用に不安を抱えているためだ。党から公認料を受け取った後、資金の手当てがない立候補予定者もおり、先送りが「兵糧攻め」の状態になっている。民主党はそもそも自民党に比べ新人・元職が多く、対応に苦慮している。【田中成之、渡辺創】

 民主党の公認223人、公認内定34人のうち、国から歳費を支給される現職議員は109人にとどまる。歳費がない残りの新人・元職148人には党が活動費を渡している。公認内定段階で毎月70万円を支給。選挙直前に公認に格上げし、1000万円の公認料を支払う。今回は、公認段階で500万円、解散後に残りを支給する予定だった。

 この公認組(114人)が選挙先送りで最も影響を受けた。今後、活動費がない状態が続くためで、「500万円を使い切ったらどうなるのか。年明けまでに党に何とかしてもらわないと態勢を保てなくなる」(中部地方の新人)との不安が漏れる。

 活動費を受け取る内定候補も苦しく「活動増加で月に80万~90万円必要。長期戦に耐えるつもりが、実際には吐き出してしまった。来月はどうしようか」(中国地方の候補)とのぼやきが聞かれる。

 小沢一郎代表は10月下旬から今月初めにかけ、愛知、岐阜、長野3県の新人候補の事務所約10カ所を抜き打ち訪問した。

 1日に訪れた長野の新人候補の事務所では、居合わせた県議に「麻生太郎首相は(解散から)いつまでも逃げおおせられない。油断してはいけない」と年内解散の可能性を指摘。県議から「何といってもふところが苦しい」と直訴されると、「どこに行ってもその話が出る」と打ち明けた。

 鳩山由紀夫幹事長は10月31日の記者会見で「基本は自助努力だ」と述べており、苦境は当面続きそうだ。 

最終更新:11月4日9時15分

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