華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

歴女

2010年01月10日 20時17分28秒 | Weblog
今日は両親と兄夫婦と京都・二条城へ行ってきた。

京都へは何度も行ったことがあるけど、二条城は前を通り過ぎるだけで入館したことがなかったので楽しみにしていった。実家から車で一時間強で到着。

二条城とは言わずとしれた、徳川家康によって建立された、京都における徳川家の城。豊臣秀吉亡き後、まだ天下様の立場にあった秀頼を自らの力を見せ付けるため呼びつけたのもここで、徳川家最後の将軍・慶喜が大政奉還を宣言したのもここ。内部を拝観している間、「この廊下をあの大名が歩いたんだろうか」「この部屋で大名たちが会談したのだろうか」といろいろ徳川3百年間への想像が膨らみ、見て回るというより、物思いにふけりながら歩いていた(字面にするとかなりアヤシイ人やなぁ)。

実は私はかなり歴史が好きだ。特に平安時代、戦国時代、幕末。飛鳥も少し。なので京都に来ると自然と血湧き肉躍ってしまう。西本願寺は車窓から見ただけで訪れることはできなかったけど、幕末の頃には新撰組が屯所として使用していたかと思うと、「あの門から土方が出陣したかも」「あの砂利を沖田が踏んだかも」などと鼻息が荒くなる。つい先日、友人から新撰組が描かれている漫画「風光る」(by渡辺多恵子)を、オーストラリアで読めなかった分を借りて読み、歴史熱が高まっていたところ。またNHK大河「龍馬伝」も幕末の話なので見られる間は見るつもり(今日2話目を見たけど、福山人気に頼りすぎてる気がするなぁ…)。ちなみに私の歴史に関するだいたいの情報源は漫画か小説。小説家では司馬遼太郎が好きだ。「竜馬がゆく」は今、再読しようと思っている。また漫画でお勧めしたいのは「天上の虹~持統天皇物語」(by里中満智子)。これはもう何回も読んだ。

ここまで好きだと言いながら、実は史跡めぐりはしたことがない。たとえば龍馬が襲われた寺田屋は行きたいと思いながら行ったことがない。山口にも行って長州藩の名残りも感じたいし、高知の桂浜にもいきたい。
…今日、二条城へ行ったことにより、どうも歴史熱に火がついたよう。ちなみにこの正月休み、漫画「三国志」(by横山光輝)を読み返そうと思っていたけどまだできてない。

それよりまた京都に行きたいなー。

豪州へ戻る前に史跡めぐりしてこようかしら…。

写真は二条城内にて。寒かったワー。
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