和英特許翻訳メモ

便利そうな表現、疑問、謎、その他メモ書き。思いつきで書いてます。
拾った用例は必ずしも典型例、模範例ではありません。

the case where/the case in which

2014-01-17 21:43:30 | 英文法

the case where とthe case in whichはググると同一著者の同一のパラグラフ内でも全く同様に使われている場合もあるようで、単なる気分の問題かと思いましたが、このサイトによると前者the case whereは間違いで、正しくは後者the case in which、ないしthe caseまたはthe case thatだ、とあります(一番下の方)。

the case whereは確かに昔ネイティブチェックでin whichに直されたことがあったような気がしますが、定かではありません。ネイティブ同士でも意見が違う場合もあるし。

まあ仮に間違いとしてもマイナーな問題だとは思います。このサイトは受験英文法をやった者には馴染みのある内容も多いですが、参考になります。

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環境変数TEMPの設定

2014-01-15 11:06:42 | パソコン操作

ワード原稿をダウンロードして開こうとすると原稿に何やら欠陥があるとのメッセージ。とりあえず保存して開くと今度は名前を付けて保存も、上書き保存もできない。「作業ファイルを作成できません。環境変数 TEMP の設定を確認してください」というメッセージ。

ググると、IE→ツール→インターネットオプション→閲覧の履歴の設定→フォルダの移動と辿った先の、一時ファイルの保存先が変更されてるとか云々。

こちらの「Office 2007とInternet Explorer 7.0の密接な関係

を読んで、いったん一時ファイルの保存先をUSBメモリに指定して、自動的にログオフした後、メモリを外してパソコンに喝!を入れると直りました。

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スペルチェック

2014-01-05 23:36:22 | パソコン操作

なぜか急にワード2010のスペルチェックができない。

色々調べてみるとなぜかワードの「校閲」→「言語」→「校閲言語の設定」で「スペルチェックと校正を行わない」にチェックマークが入っている。マークを消してもすぐまた勝手に入って、また直してを何度か繰り返した後、正常に戻った。

ワケ分かりません。

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Killing Jesus: A History

2014-01-04 23:27:42 | 読書日記

「神は愛だ」と言われると、杖を持った白髪髭面の爺さんがまず思い浮かんで、そんな近所のちょっと品の良い年寄みたいなのがこの世界を創造した「愛」なのか?と思うと、素直に納得できない。

「愛が神だ」、「愛は神だ」ならすんなり入るんですけど。世界は酷いことも多いが部分的に、時々愛もある。愛は万物の創造主ではないかも知れないが、愛によって生まれたものもある。その貴重で儚い愛の存在を証明するために、イエスは無実にも関わらず、最も苦しく、惨めで、哀れな死に方をしなければならなかった、してくれた、というなら分かる。「愛=神」に道徳や倫理を絡めて人格にするから組織ができて、権威を振り回す輩が生まれて、ややこしくなるんじゃ?

最近キリスト教がマイブームで、アマゾンUSでカスタマレビューが多いこの本を読んでみました。カエサルの話から始まるので、最初の2~3割は塩野七生の「ローマ人の物語」のようです。いかにローマの圧政がユダヤ人にメシアを渇望させたか。ナザレの大工の息子イエスはthe Passover festivalで神殿を汚す両替商のテーブルをひっくり返し、The Sermon on the Mountで救いと愛を語り、人々にメシアの降臨かと思わせるが、結局伝統的なユダヤ教の既得権益者の反感を買い、奇蹟を起こして自分を救うこともできずに無残に36年の生涯を閉じる。

共著者の一人Bill O'Reilly によればこの本は事実に基づくノンフィクションだそうですが、テーブル返し場面など、非常にドラマチックで「見てきた」ような描写が満載で、飽かずに読めました。彼はアメリカでは有名なニュース番組の司会者だそうで、他にもKilling Kennedy, Killing Lincolnなどのベストセラーがあり、そちらも面白そうです。

イエスがユダの裏切りで捕まったあと、他の使徒達は情けないことに逃げ出した。要するに、裏切ったのはユダだけではなかった。しかし、イエスの死と「復活」の後、彼らは世界各地に散らばって布教し、ほとんどがイエス同様の痛ましい最後(beheaded, skinned alive, sawed in half...)を迎え、martyrとなったとは知りませんでした。

これに続いて文庫で遠藤周作の「イエスの生涯」も読みましたが、「イエスはすべての人々の永遠の伴侶となるために死んだ」等、心に響くものがありました。

爺さんの話は放っておいて、イエスだけで十分なんじゃないかという気がします。

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当ブログの例文について

本ブログの「特許英語散策」等題した部分では、英語の例文を管理人の独断と偏見で収集し、適宜訳文・訳語を記載しています。 訳文等は原則として対応日本語公報をそのまま写したものです。私個人のコメント部分は(大抵)”*”を付しています。 訳語は多数の翻訳者の長年の努力の結晶ですが、誤訳、転記ミスもあると思いますのでご注意ください。